director's voice

JUNIOさん(陶芸)

3人(組)目の北海道からの出展者のご紹介は、陶芸のJUNIOさん。
二回目の出展となります。
え?でも、陶芸??
ガラスではなかったのでしたっけ???

はい、ご存知の方も多いかと思いますが、
ガラス作家として活躍していたJUNIOさんは、
東日本大震災での工房の破損を機に、北海道に移住して、
新たに陶芸作家としてのお仕事を始められたのでした。

この周辺のことについては、拙著
『工房からの風-作る・働く・暮らす・生きる-20の工房を訪ねて』
に記させていただいていますので、ぜひ、ご一読くださいね。
(当日、本部テント3の「kaze books」でも販売します)

昨年の夏、やっと工房を整えられて、試作を重ねていらした最中に、
取材をさせていただきました。
それから1年。
JUNIOさんが、すっかり充実のお仕事ぶりで帰ってきてくれました。
水面下で整え、準備されていた時間は長かったことでしょうけれど、
こうして始められると、よくもこの短期間でこのような充実のお仕事を!
と驚いてしまいます。

前置きはさておき、さっそくメッセージをご紹介いたしましょう。

Q
JUNIOさんは、「工房からの風」に、どのような作品を出品されますか?

A
私たちはさまざまな土の質感に魅せられました。
土と釉薬とのコントラストが楽しめるような作品づくりを目指しています。
今回出品するのはそんな作品の他、七宝焼のような質感を思わせる
新作のフルーツボウルなども出品します。

北海道の余市へ移住してから、海・山・川(暗号っぽいですね。笑)に囲まれ、
緑に触れる生活をすごしていると、自然と創ることへそれが影響してきます。

余市は美味しい特産物も多く、気候もよいので、
趣味で果樹園をされているご夫婦がいらっしゃって、
今年の夏はそちらの方が不在時管理人をまかされました。
(管理人といってももいで食べるだけですが)
そんな夏の思い出を絵日記的に作品に落とし込み、

フルーツをモチーフにしたボウルを制作しました。

ありそうでなかった焼き物、陶の器。
異ジャンルから入られたからでしょうか、ほんとうに新鮮な器の数々です。
けれど、ちゃんと陶芸ならではの味わい、豊かさも抱いた作品であるところが、
JUNIOさんの力量ですね。
そして、新作のフルーツモチーフの器。
み、魅力的ですー。うっとり。

Q
JUNIOさんにとって、「工房からの風」は、どんな風ですか?

A
私たちが元気な風の子ならば、工房からの風はいつも私たちを成長させてくれる母風です

風の子!
どこかやんちゃな泰明さんに、ぴったりな言葉!
JUNIOさんには、ふんわり優美な雰囲気の(でも、なんだか楽しい)いすゞさんとおふたりで、
作家としての出展時以外にも、企画側のサポートも数年担っていただきました。
おふたりの「伸びていこう!」「進化していこう!」とするアグレッシブな気持ちそのものが、
この風を母とさせているのでしょうね。
ありがとうございます!

Q
JUNIOさんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?

A
泰明  → 植木屋さん
いすゞ → 和菓子屋さん

わ、泰明さんのいなせな植木職人姿、すぐ想像つきますねー(笑)。
そして、和菓子やさんのお嬢さんだったいすゞさんは、
今、陶芸のお仕事で、その希いを叶えているのかもしれませんね。

陶芸作家となったJUNIOさんのホームページはこちら → 
出展場所は、コルトン広場モニュメント周り。
今から見ごたえたっぷりな展開が想像できて、とっても楽しみです。