director's voice

松尾剛さん(陶芸)

Q
地元市川市出身で現在は岐阜で作陶される松尾剛さん。
「工房からの風」にはどのような作品を出品くださいますか?

A
黒釉の茶器と、粉引、織部などの食器です。
日々の生活を支える器作りに、やりがいを感じます。

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Q
松尾さんとって「工房からの風」はどんな風でしょうか?

A
20年以上を過ごした市川市と私を繋ぐ、止まない風です。
今は美濃焼の産地、岐阜県瑞浪市で制作をしていますが、
いずれは千葉に帰り陶芸の楽しさを広めていきたいと考えています。

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Q
松尾さんの初めての「ものづくり」は、なんでしょう?
印象的なもの教えてくださいますか?

A
記憶が曖昧なほど幼い頃なのですが、
空きカンをガムテープで貼り合わせて作った象です。
祖母が褒めてくれたことだけはとても良く憶えています。

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日々の生活を支える器作りに、やりがいを感じます。
という松尾さんからのメッセージ、
清々しいですね。

産地に学ばれて、伝統的な技術を習得してきた松尾さん。
日本画を描かれることと作陶は、絵付けをしても、しなくても、
その作品の美意識にはつながっていることと思います。
これから伸びてゆくお仕事、
今展のために制作されたたくさんの器が種となって、
どんな出会いを生んでゆかれるでしょか。

松尾さんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
HPはこちらになります。
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