director's voice

個別ミーティング始まりました。

ニッケ鎮守の杜では、八重桜「関山」の収穫時期になりました。
6,7年になるでしょうか。
八重桜の若木を植えて、その数年後から花を収穫して、塩漬けを作るようになりました。

さくらの季節には、ギャラリーのお客様に桜茶をお出ししたり、
茶菓部でお菓子を作ってもらったり。

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5月発売の雑誌で、お庭の取材をいただいたので、
ちょうど収穫も撮影となりました。
丁寧にじっくり取材いただきましたので、どうぞお楽しみに!
「工房からの風」の会場、
庭人さん、大野さんたちとこんな風に日々手を入れています、
という様子が伝わるでしょうか。
発売されましたら、こちらからもお知らせいたします。

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今年の出展作家との個別ミーティングも始まりました。
当日の展示に向けて、お一人お一人のお仕事を立ち上げていくようなお手伝いをしています。
今年は、例年以上に熱心な作家の方が多くて、アポイントもすでにたくさんいただき、
うれしくも圧倒されております!
秋の実りに向けて、本気度益々高まる今年の風ですね。

おととい、きのう、そして今日と、ここのところ毎日行っているミーティング。
お互いほぼ初めまして!なので、作家の方は少し緊張気味ですが、
お話しを終える頃は、霧が晴れたようにさっぱり、
きらきらっとした表情になられる方が多いように感じます。

別にヘンに鼓舞したり、ヒトタラシなことをしているわけではなくて
(それが一番キケンと思うので)
「聞く」ことを大切に、心がけています。
まず要素をいろいろ伺って、客観的に整理してみる。
そのうえで、私の経験則から引き出せるものがあったら、お伝えする。
この繰り返しで得たものも、「工房からの風」の実り、財産のひとつですね。
実りは、惜しみなく今年の出展者に還元していきましょう。
こうして構成された、おひとりおひとりのブースが、
10月15日16日の土日に、皆様の心によき風となって届くように。
その日の輝きを願って、出会いの時間を重ねています。