director's voice

田井将博さん

今回も器などを制作する素晴らしい作家が集まりました。
陶器、ガラス器、木の器・・・。
ガラスの田井将博さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
田井さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
去年の後半からちょっと真面目に制作に打ち込もうと少し作風を変えたので
今一番力を入れて作っている輪花のシリーズの器を中心に持っていく予定です。

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器の縁に琥珀色のガラスを巻いたちょっとレトロで懐かしい感じの、
年中使ってもらえるような日常に取り入れやすい器です。
(と自負してるだけですが)

その他の物は会場でのお楽しみです。

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私たちのサイトにある「#工房からの風」を括るところで、
新作を発見! → click
うっとり・・・。
すてきですねー。

Q2
田井さんは「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
届いた封筒を開けてみたとき一番に思ったのは、
千葉まで車か!マジか〜ちょっと遠いぞ運転していけるのか・・・です(笑)。

決まったときに思ったのは、
どんな作家さんたちと出会えるのだろうかという、わくわくドキドキです。

それと僕の器をどんな方が気に入って使ってくれるのだろうか、
もう既に使っていただいている方にも会場で
初めましてとお会いすることもあるかもしれませんし
これは楽しみで仕方ありません。

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田井さんはすでに関東での展覧会で作品発表もされていますので、
使い手の方々との出会いも楽しみですね。

Q3
田井さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
僕は今工房のある場所がとても好きです。
そんなに田舎ではないのですが、表も裏も田んぼに囲まれています。
春になれば、土筆が生え5月頃には田植えも始まり家の近くでは蛍も観れます。
夏の終わりにはヒグラシが鳴き始め秋の夜には鈴虫の鳴き声が聞こえます。
香川県は暖かなとこなので雪はあまり降りませんが・・・。

工房の隣が中学校で朝夕は登下校の子供達が通り賑やかです。
4月は初々しい新入生が真新しい学生鞄を持って歩いてたりしてなんだかほのぼのとします。

自然からも人からも五感で季節を感じながら生活できるこの環境がここちよく大切なものです。

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『工房のある場所がとても好きです』
このシンプルなフレーズがとても好きです!
いいですね、そのような環境の中で生み出される作品。

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『これは頂き物のブロッコリー。旬のものもいただけますし。』
というキャプション付きで、この画像もくださいましたので、
共有しますね。

田井将博さんの出展場所は、手仕事の庭の花壇のほとり。
草花と光と美しいガラスが、今年ならではの光景を生み出すことでしょう。

ホームページはこちらです。
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