director's voice

渡辺真由美さん

スタイリッシュな中にどこかほっこりとした味わいのあるガラス。
「ütutu」というスタジオを持って制作する
渡辺真由美さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
渡辺さんは工房からの風にどのような作品を出品しますか

A1
日々過ごす日常のなかのひとつひとつが、
気持ちよさやうれしさに繋がることを大事に思っています。

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ただ水を飲む、そんないつもの事も気持ちよく感じられるような、
毎日のなかに繋がり、ストン!と入り込めるものを。
わたしらしく提案できるかたちで。
グラスや器、フラワーベースなどを中心に出品致します。

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若い作者ですから、まだまだうんと伸びしろがあると思うのですが、
すでにスタイルが立ち上がってきていますね。
シンプルなかたちと厳選した色。
作品群を示すことで、世界観を伝えることができる作家だと感じています。
土の器もすっきり気持ちよいですね。

Q2
工房からの風への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
4月から活動の本格始動を始めるための準備を整えている段階で
「工房からの風」からの出展通知を頂きました。

驚きとうれしさで、ニヤつきがしばらくは止まりませんでしたが、
同時にまた、このタイミングで「工房からの風」に
出展できる機会を頂けた事への感謝の気持ちと責任。
そして「つくる」ということを更に深めることのできる、
今のわたしにとって、とても意味のある機会になると
そんな風に思い心臓がピリッとしました。

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今回もこの場が大きく世に出る初めての機会の方が多いのです。
企画側への伝え方はそれぞれですが、渡辺さんはまっすぐ明るく、
気持ちのよい伝え方をいつもしてくださっていました。
作品にもその明るさ、前向きな姿勢がよく表れていますね。

Q3
渡辺さんの工房のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
制作時は、くっきりとした山の輪郭や緑、
きれいな空気と木々に触れることのできるアトリエにて制作をしています。

この辺りは地域の人が手をかけて、
街の木や花を管理してくれていたり、
日常の環境を大事にしている雰囲気を感じることができます。

少し高台の位置にあるため、
近くの山に霧がかかることもあり、
本当にきれいな景色を見せてくれます。
そんな場所でわたしもまたくっきりとした輪郭をもつ、
毎日のなかのものを制作していきたいと思っています。

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写真もとってもきれい!
北関東の山の端を仰ぐ工房では、
お父様が金属によるインテリア制作をされているそうです。
今回も、什器としてすてきなものが登場しそうですね。

渡辺真由美さんの出展場所は、コルトン広場、スペイン階段前。
本八幡方面からきて、一番初めのところになります。

ホームページはこちらになります。
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