director's voice

坪井俊憲さん

Q1
岐阜県土岐市で作陶に励む坪井俊憲さん、
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
粉引や刷毛目、伊羅保などの暮らしに寄り添う器を出品予定です。
一つ一つの質感や、大きさや形に合わせて手取りの異なる器を手に取って覧いただけたら嬉しく思います。

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わぁ、焼き物ってやっぱりいいな、好きだなぁーと
しみじみ思えるような手触り豊かな陶器。
といっても、重厚なわけではなくて、日々の器として頃合いもよいので、
ぜひお手に取ってみてみてください。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、坪井さんはどのようなことを思いましたか?

A2
陶芸の学校を卒業した時に、
まずは10年続けられるように頑張ってくださいとの言葉がけをもらいました。

卒業して約10年となる今、「工房からの風」への出展が決まったときは、
ひたむきに取り組んできたことへのご褒美のような気持ちがしました。
今回の出展を通じてより成長していかれたらなと思っています。

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今年の初出展者の方々、意気込みすごいですねー。
ありがとうございます。
10年の節目、次の時間へのバネになるような機会になりますように!!

Q3
坪井さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢出来ること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
僕の住む岐阜県土岐市は、古くから美濃焼の中心地として栄えてきました。
やきものに関わる人、もの、情報が集まり、周囲の方々の理解もあるので、
作家活動をするには最適の土地です。
遠くに恵那山の見える土岐川の風景も穏やかで、
そういったことがこの町を好きな理由です。

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豊かな自然と人の輪の恵み。
坪井さんの陶器にしみわたっているような。

坪井俊憲さんの出展場所はコルトン広場、スペイン階段前。
モニュメントに向けて開けたブースで、たっぷりの陶器をご覧ください。