director's voice

森友見子さんより

再生紙での造形を続ける森友見子さん。
「工房からの風」では、未来の作り手たち、
こどもたちに向けての「素材の学校」をずっと続けてくださっています。

Q1
森さんの図録掲載作品のタイトルと作品についてお教えくださいますか。

A1
器(だ円大、舟形器大中小、円ボウル、トレー長方形)
モビール(ブレーメンの音楽隊)
レリーフ(キャンドル)

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白い物をメインにお届けします。
気持ちを吸収してくれるようなやわらかな紙の質感は心を健やかにさせてくれます。

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気持ちを吸収してくれるようなやわらかな・・・
森さんの作品の素材感をまさにいい得た素晴らしい表現ですね!

Q2
図録冊子がお手元に届いたときの感想をお聞かせください。

A2
落ち着いて読みたい!と、なかなかページをめくれずにいました。
どのページも見開きの組み合わせが自然で美しいと思いました。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
森さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
「海からの贈物」リンドバーグ夫人、
「センスオブワンダー」レイチェルカーソン、
どちらも女性として、子供を持つ親として生きていくことと
作品を作ることのバランスを取るために必要な本です。

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この二冊は、「工房からの風」女性作家のベストセラーともいえるものですね。
ものづくり、いきていくこと、のベースに流れる潮を、
しずかに、けれど力強く導くような書物なのかもしれません。

森友見子さんのホームページはこちらです。
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