director's voice

大桃沙織さん・金属・新潟

大桃沙織さんも二回目の出展となる方です。
前回は、平井沙織さんでしたけれど、大桃さんとなって今回あらためて!

そう!ビッグニュースは、大桃さん、今年大きな賞を受けられました。
工芸都市高岡クラフトコンペティションの
コンテンポラリークラフト部門のグランプリ!
おめでとうございます!!
今、波に乗っている大桃さんです。

Q
大桃さん、今回の「『工房からの風』には、
どのような作品を出展されますか?

A
模様をひとつひとつ打ち出した小さな箱、
植物や海の生物をモチーフとした針刺し、
種や実からイメージしたアクセサリー、蛾のブローチも並びます。

わ、佇まいがリアルですね~
好きな人にはたまらない感じ。
そう、みんなに好かれるばっかりじゃなくっていいんですよね。
誰かがとっても好き!なものであったら、
作り手冥利に尽きるのではないかと思います。

Q
大桃さんにとって、『工房からの風』ってどんな風なのでしょうか?
そして、今年、どんな風にしたいですか?

A
3年前出展が終わったとき感じたことは、
自分の進む方向を指し示してくれるような、
強くたくましい、まるで光のような風だったということ。

その風はそれからもずっと吹き続け、
私の心と手を動かし、たくさんの自信を与えてくれました。
今年も、その風をさえぎらないよう、留まることなく、
当日まで精一杯進んでいきたいです。

初めての出展のとき、大桃さんにとっては、
きっと今までで、一番たくさんの方に作品を見ていただく機会だったのかもしれません。
どんな風に感じてもらえるのだろう?
そんな期待と不安がない混ざって初日を迎えられたことでしょう。
けれど、その日の沙織さんの表情のなんとも平和で晴れやかだったこと。
今でも目に浮かびます。
来場者の方々の反応が、それからの大桃さんの追い風になったのですね、きっと。
(何より大桃さんご自身が、そのようにこの時の風を迎え入れた、ということなのですね)

大桃沙織さんのホームページはこちら → 
そして、出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入ってすぐ、レンガ道のほとりです。