director's voice

さこうゆうこさん・ガラス・岐阜

今回ご紹介するのは、透明なガラスで制作をするさこうゆうこさん。
暮らしに瑞々しさを与えてくれる作品づくりが人気の作家です。
ろうそくの鈴木有紀子さんとコラボされたガラス作家さんです。

Q
さこうさんは『工房からの風』に、どのような作品を出展されますか?

A
以前参加させていただいた時にも出展させていただいたのですが、
ヒヤシンス、ムスカリを水栽培で育てるポットを沢山作っています。
今年は、水仙を水栽培するポットも新たに加えました。
他に小さな花瓶。
器も色々。
それから、ろうそくを灯すための入れ物。
これは、今回出展されるろうそくの鈴木有紀子さんから
お話をいただいて作らせていただきました。

春を待つ水栽培のガラスポットは、さこうさんの代表作のひとつ。
たくさんの方たちの窓辺で、春の訪れの喜びを奏でてきました。
そして、鈴木有紀子さんとのやり取りから生まれた器。
きっとすっきり優しく美しい作品となったことと思います。

 
  
Q
『工房からの風』は、あなたにとってどんな風ですか?
そして、どんな風にしたいでしょうか?

A
運ぶ風。
便りだったり、思いだったり、人との繋がりだったり、
自信だったり、不安だったり、緊張だったり、安心だったり。
いろんなモノをフンワリ、時にはビューッと運んでくる気がします。
運ばれてきたモノと風をちゃんと受け止められるように、
しっかり帆を張って、積み込んで私も何かを運びたいと思います。 

初めての出展のときは、かなり緊張されていたさこうさんでしたけれど、
当日のお客様との充実のやりとりから、笑顔がどんどん生まれて、
その後も活動の場を広げられていきましたね。
2回目となる今回は、きっといっそうぴかぴかの笑顔で会場に立っていらっしゃることでしょう。

さこうゆうこさんのホームページはこちら → 
出展場所は、『ニッケ 鎮守の杜』に入って右側、『手仕事の庭』の手前です。
大桃沙織さん大谷哲也さんメロウグラスさん、小澤基晴さんが近くで展示しています。