director's voice

若林奈央子さん 陶芸 長野

Q1
若林奈央子さんは、工房からの風にどのような作品を出品なさいますか?

マグカップ、飯碗、鉢など普段使いのうつわをメインに出品します。
しのぎを施したシンプルな作品ですが、ずっと作り続けているもの、作りたかたもの、
自分が作るのが好きなもの色々おりまぜた構成にできればいいなと思っています。

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Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。そして、その説明をお願いします。

一日で一番長く居る場所、一番の仕事道具。
(普段のままの写真なので泥など目立たないようモノクロ写真にしました)

電動ろくろは独立するときに、退職祝いとしてほぼ未経験から5年近く働いた窯元の先生から頂いた大切な道具です。

まだまだ5年ですが、これから10年、20年を一緒に仕事をする相棒のような道具になればいいです。

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Q3
若林さんにとって、ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、大切な人や物との出会いについて教えてください。

A3
「ものづくり」という言葉に憧れは昔から持っていましたが、そのものづくりのなかで一番身近(?)だったのが陶芸でした。
陶芸教室が近所にあったこと、その教室の先生が同性で年も近くこの仕事の大変さや厳しさ・楽しさを沢山話したこと、
それから半年もしないで陶芸の職場で働き始めました。

仕事としてやってみたいとここまで勢いよく行動できたのは、
その陶芸教室の先生をはじめ会社員の時に出会った本当に様々な人の影響です。
考えるときっかけは、とても曖昧というか様々な要因が同時期にあったことだと思います。

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イット窯と名付けた陶芸工房で制作をする若林さん。
日々の食卓に活躍する器をもりもり!作ります。
今の暮らしに心地よい陶器。
楽しそうに並べられた姿を想像してしまいます。

若林さんは、以前工房からの風に来場者としてこられた時に、
素敵に展開されていた陶芸作家のブースが心に残っているとのこと。
今回は、ご希望を叶えてその場所で展開いただきます。

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若林さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、トキニワカフェの近く。
お隣は片田学さん。

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