director's voice

クロヌマタカトシさん・木彫・神奈川

木彫のオブジェを作るクロヌマタカトシさんからのメッセージです。

Q
クロヌマさん、『工房からの風』には、どのような作品を出展されますか?

A
木彫のオブジェを作っています。
鎮守の杜に溶け込むような
静かで穏やかな空気を出展したいと思っています。

今回最年少出展者のクロヌマさん。
動物や鳥など生き物の姿を中心に木彫をされています。
工房で制作された作品が、展示の場の空気をどのようにまとうのでしょうか。

Q
『工房からの風』は、クロヌマさんにとって、どんな風なのでしょうか?

A
未だにぼやっとしか見えていません。
けれども、幽かに何かが動き出しています。
夜から朝へ空の色が変わり始める頃の
靄がかった凛とした空気。
緊張感と期待感の入り交じった光景。
そんなものを想像しています。

『工房からの風』は、人によっては、大風となって、
舞い上がったり、吹き流されたりもあるかもしれません。
若いクロヌマさんには、今後のお仕事にとって、じっくり醸すための風、
遠いはるかな行くべき地に向かうための風になるといいですね。

クロヌマタカトシさんのホームページはこちら → 
出展場所は、おりひめ神社の奥、鍛冶屋!の新田麻紀さんの隣です。