director's voice

硝子屋 PRATO PINOさん・ガラス・千葉

千葉は九十九里海岸にもほど近い地にガラス工房を構える松野栄治さん。
硝子屋 PRATO PINOとして、制作、発表をされています。

Q
硝子屋 PRATO PINOさんは、『工房からの風』に、
どのような作品を出展されますか?

A
吹きガラスを生業にすると決めてガラスの世界に飛び込み、
自分達のブランドを持ち、その後ガラス炉を持ちもうすぐ7年になります。

限られた資源、温暖化と言われるこのご時世で、
常に火を灯したガラス炉を持つ責任感を常に意識しながら、
自分が作る物は何かと制作してきました。

また、高温のガラス炉の前での制作は結構過酷で、
自分の中の信念がないと続けられないと思います
そんな中で自分が辿り着いた答えは、
「自分自身が気に入り、他の方にもお勧めしたい品をひとつひとつ大切につくる」でした。
私共の 使いやすくお勧めしたい食器や花器などをぜひお手に取って見て頂きたいと思います。

シンプルなガラスが映える食や花のうつわ。
ひとつひとつの微妙な違いから、お気に入りの一点、見つけてくださいね。

Q
『工房からの風』は、硝子屋 PRATO PINOさんにとってどんな風ですか?

A
「工房からの風」はスタッフの皆さんの暖かくて心強い風(思いやり、応援)をすごく感じます。
その想いを胸に、今一度初心に戻り、自分を振り返えれる機会に出来たらなと思います。

そして、器を通じて仕事や想い・・・我が工房からの風を感じて頂けたらと思います。

初心に戻る。
出展をそのようにとらえて制作をブラッシュアップされる硝子屋 PRATO PINOさん。
お忙しい日々と思うのですが、その想いが、作品を新鮮にしていきますね。

硝子屋 PRATO PINOさんのホームページはこちら → 
出展場所は、コルトン広場『スペイン階段前』。
本八幡方面から来られると、真っ先に目に入るのが、松野さんのガラスです。

そうそう、今回、オブザーバーでお手伝いくださる
木工作家の遠藤マサヒロさんとのコラボもあるのです。
こちらも、どうぞお楽しみに!