director's voice

大中和典さん・陶芸・山口

大中和典さんは、遠く山口県からの参加。
日本中(世界中)が均一方向に向いているとはいっても、
萩焼など陶芸の文化が根付く地で作陶される大中さんには、
関東近辺の作家とは別の何かがあるように感じています。
二回目の参加となる大中さんからのメッセージをご紹介します。

Q
大中さんは、『工房からの風』に向けて、どのような作品を作られたのでしょうか?

A
今回は、土もので泥彩を施したうつわの作品が主になります。
あとスパイスにオブジェが少し。。。
全体の色調は暗め。
雰囲気は明るめ。
そんな展示になります。

焼き物ならではの静かな躍動感みなぎる作品。
格調ある姿に、どこか朗らかさもひそんでいて。
あれ、それって、大中さんご自身の雰囲気みたいです!

Q
大中さんにとって『工房からの風』はどのような風でしょうか?

A
僕にとっては、工房を吹き抜けていく風です。
どっちに行こうかな、、と迷っているとき、そのタイミングで吹いてきます。
風が通り過ぎた後は、工房の景色も作品も、きっと今までとは違ったものに見えるはず、、、
それを期待しています。

遠方からの参加は大変なことと思いますし、すでにお仕事が満ちている中、
こうして 、この風に吹かれようとやってきてくださること。
うれしく思います。

大中和典さんのホームページはこちら → 
出展場所は、コルトン広場、モニュメント周りです。