工房からの風 Archives
  2006年のようす

出展作家アンケートから 2006年出展作家からのメッセージ
(会期終了後のアンケートから抜粋しました。)

お客様の中には新聞を見て来たという方がいたり、遠方で行けないけど雑誌で見たよ、などと伝えてくれた人が多く、雑誌や新聞などの広告は大変影響力が強いと思いました。
そのような声を聞けば聞くほど、期待を裏切ってはいけないと身がひきしまる思いでした。
これからも私たちのような小さな点である小さな工房の作り手たちを広げていって下さい。身の引き締まる思いでより良いものが出来上がり、多くの作り手達が救われる気がします。

‥厚川文子(陶)
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お客様に作家は育てられる面があります。
それと同様に企画者や作り手がお客様を育てることの大切さも感じます。
ものをじっくり見る力、考える力。

‥石原稔久(陶)

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いままでに経験したことがない程、気持ちよく安心してのぞめました。
非常に細やかで臨機応変な人間味のある運営だったように思います。

‥井藤昌志(木工)

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他のクラフトフェアと違い、特徴のあるやり方で、これから回を重ねるごとに、充実されていくのではないでしょうか。全体の統一感を大切にした「工房からの風」を育てていっていただきたいと思っています。

‥浦田由美子(フェルト)

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会期中、緊張のなか声をかけてくださったスタッフの方のおかげで心和みました。
参加決定後、細かい情報提供してくださったので半年想像していたイメージと大差なかったです。
自分への不安はいっぱいありましたが、信頼させていただけたので安心して当日のぞめました。

‥川口敦子(ジュエリー)
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「プロもしくは明確にプロを目指す人」という応募規定に「プロ」とはなんだろう?とずっと考えてきました。
当日、見てくださる方が作品を求めるときの真剣なまなざしが忘れられません。
使うものとしてではなく、ながめ接していたいと求めて下さる方、また、使うアイテムとして耐久性や使いやすさなどを真剣に検討なさる人。価格なども重要な事柄。
求めてくださる人の真剣なまなざしに応えることのできるものを、自分の作品として作ることが出来る人が「プロ」なのか、と、今、思っています。

‥国府田喜代恵(染色布)
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一緒に出展する人や、主催者の皆さんを思いながら、2月から10月まで、その年の季節の移り変わりの中で「工房からの風」を頭に置いて過ごしました。こういうことは普段一人で制作する身としてはとても刺激的でした。折々のミーティングやそこで出会った方の展示会場、オンライン上での交流は今までにない緊張感を与えてくれたと思います。

‥田口司緒里(鍛金)
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なにしろ来場者数が多い、と思いました。
笑顔だけど、真剣、といった様子の人もまた多く、
ここに来てほしい人がちゃんと来ている、といった感じがしました。

‥日馬史恵(陶磁器)
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年齢層が幅広いと感じました。
野外になって4回目ということでお話を伺っているとリピーターの方が多く、
このイベントが定着してきていることを感じました。

‥藤原みどり(手紡ぎ・手織り織布)
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以前に出展された方々からお話は聞いていましたが、想像していた以上に素敵な展覧会でした!
コンセプトを知ってもらう、見てもらう、触ってもらう、などを分類して展示したのですが、こうすればよかったなーなど課題も残ることも多々ありますが、お客様とお話をしたり、着てくださったり、二日間、予期していない嬉しい展開がたくさんありました。
モノの売り買いだけでない、様々な交流。そこには、こころがある。
主催者の皆さまの細かい気配りや、ニッケ鎮守の杜のお庭をこころをこめて育てるきもちがすべてにつながっているなぁと思いました。
この二日間で受け取ったたくさんのこころを、これから、ゆっくりじっくり繋いで、育てていきたいと思います。

‥Wrap Around R.(きもの再構築)
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