出展作家アンケートから 2007年出展作家からのメッセージ
出展が決まってから当日終了するまで温かいご配慮とピリッとした緊張感を感じながら、 とても充実した時間を過ごすことが出来ました。 自分自身何が出来て、何をしたいのかを整理する良い機会になりました。 当日は、地元と思われる方々が大変楽しみにされている感じを受け、 日ごろから地域に根ざした活動をされているのだなあと、出展してみて感じました。 この経験を大切に、これからの製作に励みたいと思います。
ほんとうに何から何までいい経験になりました。 作り手同士の交流、とても刺激になりました。 そして頭で考えるよりも手を動かし「つくる」ということ、何よりも答えをくれたと実感しています。 快晴の中、皆で作り上げた「工房からの風」とても心地よい風、、吹いてましたね。
‥井上枝利奈（ガラス）
まるで夢を見ていたかのような、私にとって特別な日になりました。 夢中になるエネルギーをこの「工房からの風」からたくさん頂きました。 スタッフのみなさん、オブザーバーのみなさん、出展者のみなさん、 そして多くのお客様、 庭の木々、まぶしい陽、そこへ流れる風。 たくさんの後押しを受けて、私は幸せ者だなぁと感じました。 私にとって、「工房からの風」によってできたあの風景は、一生忘れる事のない私の原風景となりました。
‥内山朋子（陶）
新しい物を作るきっかけと発表できる場、そして、使っていただける方の声が聞くことができ、とても充実できました。 器好きな方がほんとうにたくさんいらしていただいたことに、驚きました。
‥加藤仁志（陶磁）
工芸の仕事に興味を持っている方が多く、遠方からもたくさんの方が集まっているのが印象的でした。 作家が作品をつくるのを同じように、企画者が展覧会を丁寧に創り上げているエネルギーを感じました。 やりっぱなしの展示ではなく、最初から最後まで「良い物を作りたい」という企画者の思いが、 展示が終わってみてしみじみと伝わってきました。
会場全体をくまなく丁寧に見て下さっている方が多かったように感じました。 何度も足を運んで下さる方や、芳名帳に記帳してくださる方も多かったです。 当日、本当にたくさんの方々に支えられていることを感じました。 人と人とのつながりの温かさを感じながら出展できました。
この企画に参加した一番の収穫は、作家の皆さん、スタッフの皆さんとの出会いでした。 また、いくつかのギャラリーやショップからオファーをいただき、大変手応えを感じました。 他出展者の作品のクオリティが高く、しっかりとしたビジョンを持った方たちばかりで、刺激を受けました。
私のブースは手仕事の庭の真前だったので、元気一杯に育っている植物が、いつも視界に入っていました。 それはまるで、良い土壌、場所が「工房からの風」で、いきいき成長している植物が参加された皆さんのようだな〜とぼんやり考えていたのでした。 あれだけ沢山のお客様に見ていただいて、もし、何かを感じて「あの時見たあの。。。」と、心に残るものを持っていただいた方が少しでもいたら、それはとても素晴らしい機会を与えてもらったのだなぁとしみじみ思います。 まさしく「工房からの風が見た方の心にそよぐ」そんなことを実感できる場であることを深く感じ入りました。
出展が決まって以降、ずっと楽しみに当日をむかえることができました。 とにかく、たくさんのつながりを作っていただいたことに感謝です。 コラボレーションした作家さんとは、これからもよいつながりを持てそうで、 自分にはない技術やセンスを尊敬できることがとてもうれしく、 普段の孤独なものづくりに対して、テンションをあげてくれるいい存在となりそうです。
とてもよいお客様を感じました。「工房からの風」という空間で安心しているような。 一体感があり、安心感があり、心地よい緊張感の中で出展できました。
フリーな市とは違い、企画者の熱い思いのようなものを感じ、 それがさまざまなことを考えたり、やってみたりする結果につながり、 いつもと違う自分のようなものが、ほんの少しだけ見ることが出来たので、感謝しています。
