南埜次郎・style craftの仕事
2006年3月4日(土)~12(日)
南埜次郎

仕事の始まりの質問を受けると、
素材に出会えたから、とお話してきました。
思い返してみると本当に『出会えた』のだろうか?
なぜこれらの素材に惹かれ、
なぜネパールなのか?

思うにまかせ、その時々の気持ちで、
製作や活動を行ってきましたが、
今思い返すと、全てが何かに繋がるように、
そこに強い必然を感じずにはいられないのです。
何を求め何を選ぶか。
人との出会いや、その時々の
もの作りに向かう気持ちも。

初めての個展をらふとで行って4年半が経ちます。
その間に出来た偶然の必然。
会場でご覧いただけたらと思います。

jiro nanno

素材・手の技
工芸という仕事を支えるもの

その素晴らしさをもって、
うまれてくるかたち

南埜さんのバッグでは、
手仕事という言葉も
かろやかで、スマートな姿となって

一点ずつを、
そして仕事の全体像を
スタイリッシュに丹精できるひと

まっさらな春の始まりにふさわしい
バッグやシャツ
らふとの空間にそよぎます

sanae inagaki