井藤昌志木の仕事...小さな家の静かな家具
2007年5月12日(土)~20日(日)
石原稔久 作品

小さな社、土壁の小屋、そこに集う人々
初めての出会いは、秋の雨とぬれた土
二度目は空と木々の緑

工房に持ち帰ったそれらのカケラは、
日々の暮らしと混ざり合い、
いつしか土が形を帯びはじめた

三度訪れる事になった初夏の庭へ

toshihisa ishihara


秋の日、おりひめ神社のほとりに、
不思議な光景が広がっていました

木漏れ日を浴びて、ポンポンと置かれた
ゆのみや注ぐ器
足元には、埴輪のような人形が楽隊を作って

オブジェ
と呼ばれる陶器に感じた、初めての親しみ
積み木や小箱、そして小仏たちの表情

登り窯でしっかり焼かれた土と、
奥行き深く、心躍る色合い
そこには、石原さんに積もったものたちと、
これからの余白がない混ざっている

らふとで初めて、
オブジェ展をしたくなりました

sanae inagaki