2012年8月の記事一覧

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らふとに明かり 灯るころ

ヨルガオの花ひらく夕べとなりました。

庭当番の終わりかけ、らふとに明かりが灯るころ、
まるで一日のご褒美の様に、大きな白い花びらを開き、甘い香りを漂わせます。

トロロアオイの蕾も庭人さんのお土産に。
もともと和紙づくりに使う植物として育て始めましたが、
この頃はこの蕾の美味しさがひそかな人気。さっと湯がいて三杯酢でいただきます。
ほろ苦く、オクラのような粘りがあります。
それもそのはず、トロロアオイはハナオクラとも呼ばれ、
オクラと同じアオイ科で、花も実もそっくりなのです。
和紙作りに使うのは「根」だけなので、
(根を砕いて水につけたネバネバをネリと呼び、紙素と水のつなぎに用います)
蕾をとった方が「根」も大きく育つと言われています。
種をとる分の花を咲かせます。
こちらは大きな黄色い一日花を朝から夕方まで咲かせます。

まるでトロロアオイからヨルガオへ、バトンを渡しているような夏の終わりの夕暮れです。

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8月18日の庭

 

ワタの花が咲いています。
朝開いて夕方にはしぼむ一日花で、
しぼみかけるにつれ、うっすらと赤みがさすその花弁もきれいです。
実が初秋に弾け始めます。
摘心もよいタイミングでできたので、実がたくさんつきそうです。

クリーム色のヒマワリが爽やかに。

ほうききびも穂が出てきました。
実は今まで種が黒くなってから刈り取っていましたが、
しなやかで色のきれいなほうきを作るのには、
実の青いうちがよいそうですので、そろそろ第1弾を収穫しましょう。

さて、レモンの実はただ今、長い辺が3.5cmほどに育っています。
真夏の太陽浴びて、すくすくと。

夜顔のつるもかわいらしい葉っぱを涼しげに揺らしています。