展覧会/らふと

ひかりひかる Anima uni 金工展

ひかりひかる
Anima uni 金工展
2016.4 / 1 (金)・2 (土)・3 (日)・9 (土)・10(日)
11:00-18:00
さくらさくらさくらふとにて

hikarihikaru

そこふかく降りてゆくと
しずかな光景がひらけている

こぷこぷと涌きいずる

つぷつぷ弾ける

ふうわり舞い降りる
はな
ひかりの輪踊

流れだす
ゆるやかに水脈となりて
とうめいなままひたひたと
海原へかえってゆく

Anima uni

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Anima uni って、どういう意味?
と尋ねてみた
旅先の夢に出てきた印象的な言葉
後になって、たましいひとつ
というラテン語だと知りました、と

2012年の工房からの風で出会ってから、
トコトコ電車に揺られ、
何度この庭を訪ねてくれたことでしょう
かがみこんで木の実や小枝を探す姿
ベンチに座り込んでスケッチブックを開く姿
木漏れ日に紛れて深呼吸をする姿

ちいさきもの きえゆくもの
ささやかなもののなかに
ああ、このひとは何かをみている

そんな瞬間を重ねた庭の中
さくらひかる季節に
ギャラリーの扉を開きます

sanae inagaki

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○ 全日作者在廊いたします
○ 大野八生さんとのコラボレーション「unini」ブローチも出品されます
○ 4/4(月)~8(金)は休廊となります

工房からの風
工房からの風 MECENAT2017大賞