「凪ぐ浜の宝物」
嵐の去った後の浜辺にきらりと光る宝物のような想い、言葉。
稲垣宛に届いたメールの一部を、10作家ほどご許可をいただいて皆様と共有していきます。
長野県戸隠村で、根曲がり竹で籠を編む「戸隠かごや 朗々 -rou rou-」の西濱芳子さん。
ニッケ鎮守の杜、おりひめ神社の奥で展示をしてくださいました。
西濱芳子さんからのメールの一部をご紹介しましょう。

この度は、約1年に渡る長い間、寄り添いながらサポートいただき、本当にありがとうございました。
事務局の皆様、風人の皆様、そして関わってくださった方々に支えられて無事に終えることができました。
また、多大なる機会をいただき映像、風人テントへの寄稿させていただけたことで、私たちの日常にある、繋いでいきたい景色を沢山の方々に共有できたことが何より嬉しく思っています。
沢山の方にかごを手にとっていただけたこと。
そして、購入いただいた際にお客様が「ありがとう」と笑顔で言ってくださったこと。
出展者の方々が「かごを持ったお客様が、購入した作品をかごに入れていきますと言う方が何人もいらした」とテントに報告に来てくれたこと。
風人の方々が「よかったね」と一緒に喜んでくれたこと。
出展した方々のテントを回って作品を沢山拝見できたこと。
沢山の仲間に出逢えたこと。
全てが、この場に立てたからこそ得られた貴重な宝物です。
制作の時間が確保できない期間が続き、当日を迎えられないのではないかと思うことが度々ありました。
それでも、諦めたくないと踏ん張って本当によかった。
もう、これ以上走れないくらい走り切って本当によかった。
今は、そんな気持ちでいっぱいです。
もっともっと力強く駆け抜けられるようになった時、また工房のからの風に挑戦させて頂けたら嬉しいです。
拙いボールを大きく受け止めていただき、本当にありがとうございました。
戸隠かごや朗々-rou rou-
西濱 芳子

一次選考で通過されて、さっそく1月のMTGに参加くださった西濱さん。
そこでの出会いから、西濱さんの現在の想い、これからの展望や願いを伺い、それに添った企画をご提案していくことができました。
一次募集に通過されて、早々にお話しできた方が、こうしてみるとよい結果につながっているように思います。
次回の応募を検討されている方、ぜひ12月に行う一次募集へ!
西濱芳子さんの出展前のメッセージはこちらです。
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