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2014年10月の記事一覧
「皆様へのお知らせ/工房からの風」New
director's voice
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ELLE ONLINE で取材を掲載いただきました。
「工房からの風」二日目、ELLE ONLINEさんが取材くださいました。
「器の新定番を探して」
ライター衣奈彩子さんの連載です。
掲載されましたのは、
当日の空気感も伝わる素敵な作品写真と共に、ぜひご覧ください!
http://www.elle.co.jp/decor/pick/utsu-wa14_1027
:::
初日に取材いただいた雑誌もあります。
こちらも発行次第、ブログでもご案内させていただきますね。
director's voice
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叶谷真一郎さんより
おりひめ神社のまうしろで、使い心地のよさそうな器が
さりげなく風景に溶け込んでいましたね。
叶谷真一郎さん。
神戸から来られた陶芸作家の方からもお便りをいただきました。
こんにちは、叶谷です。
無事帰りました!
疲れと余韻とが重なり、まだぼ~っとしております。
今年初めから、この日の為に考え、
目標にしてきたと言っても過言ではありませんでした。
頭の中に常に”工房からの風”の文字がありましたから・・・。
前日の準備の段階から終わるのが怖かったくらいです。
本当にあの場所は良かったです。
木漏れ日が器と花を照らしてくれて・・・
日々の器を作っている僕にとって、
皆さんがじ~っと器を見て、
食卓に思いを馳せていらっしゃる姿を拝見していると、とても嬉しくなりました。
季節を感じながら、器を選ぶこと、素敵だなとしみじみ感じた時間でした。
個人的には、今までと違った器も展示してみようと試みました。
改善点等、考える余地も生まれ、今後の指針となりました。
今回の展示で、結果が伴った人
(どういうことを結果が出たというのかは人それぞれだとは思いますが)、
思ったような展示にはならなかった人。
思いはさまざまだっただろうなと思いました。
売れたか売れなかったかとか、次の仕事が来たとか。
そういうことではなくて、こぼれ種が自分の中で芽生え、
それがどこへ向かうかだと思っています。
この2日間だけではないと思うのです。
そこからいつかどこかで何かに繋がっていく。
だから、この出展者の誰もが、これからの活動の糧になるはずだと。
若い人が多いこの工房からの風の中で、
おそらく年長者の方ではないかと思われる僕の経験を踏まえた実感でした。
同じ作り手の仲間と出会えたこと、有意義な1年間でした。
自分だけでなく、この仲間達の種が風に乗って、どこかでまた会えるように・・・
そう思ってやみません。
このような場を作って下さった、スタッフの皆様、
そして何より「工房からの風」にお越し下さるお客様に、感謝の一言です。
ありがとうございました。
また、ご一緒できるのを、楽しみにしております!
叶谷真一郎
叶谷さんとの会話やメールには、必ずなおこ夫人が登場して、
その恐妻ぶり!がおふたりの仲の良さを表しているのだと
今回お二人にお会いして気づきました。
でも、今回は妻話!(掲載はできませんが(笑))の他にも
しっとりとした文章を寄せてくださったのでした。
目まぐるしく進む時間軸の中で、数か月をかけて取り組んだ展覧会。
そこでの結果は これからの時間の中に。
ほんとうにそうですね。
出展年次も超えて、この風に吹かれた作家同士、
これからさまざまな地で、よき交流が生まれることを願っています。
director's voice
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堀内亜理子さんより
スペイン階段前のテントで、ひときわ人の山ができていたブースがありました。
堀内亜理子さん。
北海道は旭川から来られた、漆の作家です。
戻ってくると、山は真っ白、紅葉は葉を落とし、街行く人は冬装備。
会場で送った自分の荷物が少しずつ戻ってきました。
いよいよ旅も終わりです。
この度は本当にお世話になりました、ありがとうございました。
「工房からの風」は「愛」なんだなあと思いました。
そこには作家への見返りや押し付けはなく、
ひたすらに希望や光を与える「愛」そのものです。
産み出すのはいつも「女性」なのですね。
だから続くのかなあと思いました。
12回…干支をひとつ巡ったのですね。
毎日「工房からの風」という言葉を頭にのせながら向き合った半年でした。
今年の大きな目標が終わりました。
こんなに創ったのも、人の手に渡ったのも初めてでした。
自分が生きている感じがしました。
終わったら、始まりです。
充実したし、楽しかったけれど、個人的には大きな課題を抱えています。
これからがっちり向き合わないと…。
私の工房に新しい言葉が増えました
稲垣さんのブログにあった
「取り組むことにケチにならない、出会いにケチにならない」
これ、名言ですね!!真理です!!
ケチらなかったらちゃんと得られるモノなのですね。
この切り捨ての時代にアーティストを惜しみなく支援して下さるニッケの方々、
スタッフの風人さん、庭人さん、サポート戴いた皆さんに…
心から、心から感謝を込めて。
堀内亜理子
北海道はいきなり冬支度の季節なのですね。
「自分が生きている気がしました」
という、ありこさんの言葉は、決して軽口ではないのだと思います。
産地ではない地方で、黙々と制作をしながら、
横のつながりもまだ豊かではない若い作家は、
作ってもそれに応えてくれる人と出会える機会があまりになくて、
きっと心を細くしていたのだと思います。
今回、思い切って出展されたことで、大きな反応を得たこと、
そのこと自体が、ありこさんの宝ものになり、
生きている実感につながったのですね。
懇親会で、笑い話のようにしてくださったこと。
大きな大きなお重箱をぜひみてほしくて作ったけれど、
きっと売れることはないだろうな、
と思ったというありこさん。
そのお重が売れたときにいれる大きな紙袋を買おうか買うまいか、
かなり悩んだそうなのです。
(作家の方々、きっと共感していますよねー)
けれど、やっぱり買おう!
と北海道から携えてきました。
そのお重、お選びいただけたのですね!
その瞬間、こみあげてきてしまい、涙がこぼれてしまったというありこさん。
心優しいお客様は
「いろいろ買い物はしたけれど、もの買って泣かれたのは初めてだよ」
と、励ますように言ってくださったとのこと。
「取り組むことにケチにならない、出会いにケチにならない」
は、紙袋を買うか買わぬかで迷ったありこさんの実感!だったのでしょうね。
ちょっと、おかしみをもって書きましたけれど、
実は私も最初その話を聞いた時には、目頭熱くなってしまったのでした。
「工房からの風」は、ハレの日であって、また日常、ケの日々となるのですが、
手ごたえという宝ものが心にあれば、きっと 日々の制作も心潤うはず。
ありこさん、時々は関東にもいらして、
今回の出会いの糸を豊かにつなげてくださいね。
director's voice
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OLD TO NEWさんより
第十二回「工房からの風」から、早くも1週間が経ちましたね。
なんだか、すでにずーーと前のことのよう、、
出展作家の方々から届くお便り、メールにも、夢の中の出来事だったのでは??
という言葉がなぜか共通に書かれていました。
:::
「凪ぐ浜の宝もの」
いつも「工房からの風」が終わった後に、
作家から届くお便りを一部ご紹介しています。
大波の去った後に、静かな浜辺に転がる美しい貝殻やガラスのかけらのように、
作家の心の浜辺に宿った輝く言葉を綴らせていただいています。
どれも、稲垣宛の私信ですので、作家に確認して、一部を掲載しています。
今年は、あまりにディープなものが多くて、なかなかすぐに掲載ができませんでした!
穏やかな秋晴れのもと、心豊かな時間を得た今年度の「工房からの風」
でしたけれど、その日に向けた作家たちの熱い思いは、そのまま転載するには、
ためらいもありました。
けれど、ご許可をいただき、これから数日、ご案内していきますね。
思いを共有したり、共感したり、ハテナ?と思ってみたり。
また、これから出展を検討される方にも、参考になれば、
と思います。
:::
まずは、まっさきに届いた(日曜日の夜!)OLD TO NEWさん。
おりひめ神社の脇で、金属の装身具を出品していた女性です。
:::
1月からお世話になりました!
準備期間を振り返ってもあっという間、
当日の二日間はもっとあっという間に過ぎました。
何からお伝えしたらいいのかわからないほどの経験をさせていただいたこと、
本当にありがとうございました。
出産などで少しスローペースだったわたしの制作の中に、
迷いや不安が沢山ありました。
それは当日を迎える日々の中でどんどん小さくなって行き、
出展を終えた今日は作っていていいんだと思える大きな大きな転機となりました。
それは度々の折衝だったり、
他の作家さんとのお話や作品に直接触れられることだったり、
風人さんのお話だったりの眩しいことや
お客様とのやり取りだったりの奇跡のような出会いの積み重ねからです。
もちろん自分に足りないこともまた明確に分かり、
それもまた大きな収穫でした。
うまく言えませんが本当に色んな風が色んなことや感動を運んでくれました。
改めて、この仕事が出来て幸せだと思います。
他の展示会ではここまで思えることはなかったと、
「工房からの風」に今年参加出来た幸運にとても感謝しています。
終わってしまったことでぽっかり寂しい気持ちになりましたが、
ぜひこれからもずっと「工房からの風」の皆様と
繋がって行きたいと心から願っています。
その為にもどんどん力をつけて良い作品を作り続けて行きたいです。
言いたいことの半分も言えていないような気がしますが、
どうか今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました!
:::
京都の彫金工房でしっかりと働いていた史さん。
結婚、出産を経て独立後の不安の中での応募だったのですね。
けれど私にはそんなそぶりはちっとも見せずに、
いつもニコニコ前向きに訪ねてきてくださいました。
きっとご家族の協力や、ご自身のやりくりなど大変だったと思いますが、
秋の日の実りに向けて取り組んだ時間は、見事に生りましたね。
そして、ぽっかりの穴は、作りたい意欲!で満たされているようです。
これからのOLD TO NEWさんの作品、とても楽しみですね。
director's voice
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ご来場ありがとうございました。
第十二回「工房からの風」、穏やかな秋晴れの中、終了させていただきました。
たくさんのご来場をありがとうございました。
10時から16時半まで、会場のすみずみまで、笑顔が行き交う空間を作っていただきました。
秋の光の中で、絵のような作品。
この日に向けて制作に精一杯取り組んできた作家たちの豊かな表情。
ワークショップや、デモンストレーションもいつも賑わいでいっぱいでした。
おりひめ神社を囲むこの空間が、年に一度、手の仕事に打ち込むひとたちと、
それに心で触れるひとたちとの出会いの場となって、12回が重なりました。
さまざまな世代の方たちが集うこの空間で、
さまざまな種が蒔かれたように思います。
四方に飛びたった種が、それぞれの地で芽吹き、
また、縁あって、この場に集う日があることを希っています。
心からの感謝をこめて。
ありがとうございました。
そして、来秋、また、お会いいたしましょう。
director's voice
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チャリティー企画 素材の果実‐ぶどう編
今年のメインビジュアルは「ぶどう」。
今年も大野八生さんにお描きいただきました。
そのぶどうの一粒ひとつぶを、今展ゆかりの作家の方々が持ち寄ってくださいました。
名付けて、「素材の果実‐ぶどう編」
こちら、ニッケ鎮守の杜の庭の恵みドリンクスタンドの奥にどーーんと展示いたします。
写真スポットになったらいいなぁ、という想いと、
脇には、休憩所もありますので、ドリンクを召し上がっていただきながら、
ひとときブレイクに。
そして、この展示、惜しみなくも!19日(日)14時~60個にカット!分割します。
これを、60個の袋に個別包装して、くじ引きを作るんです。
これをご購入いただきます。
そして、60分の1で、どれかの袋に当たります。
さあ、どれが手元にやってくるのかしら???
こちらの売上金は、全額、GBFund
(ジービーファンド、G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド)に寄付させていただきます。
2011年より続けてきた、芸術文化復興への支援ファンドへの寄付。
今年も、作家の方々のご協賛で実施できる運びとなりました。
ワンコインで、素材の果実、ぶどう編(片?)を、ぜひお持ち帰りくださいませ。
で、でも、ちょっと心配事も・・・。
日曜日の14時以降からなので、皆さんにお選びいただけるのかしら??と。
ぜひ、全粒!完売して、全額寄付をさせていただきたいので、皆様、ご協力のほどお願い申し上げます。
展示してみました!
箒の吉田さんが監修!
でも、たくさんの人たちのちからの結集です。
協賛作家をご紹介します。(順不同 敬称略)
岡田 晶子
垣野勝司
叶谷 真一郎
鯨井 円美
長野大輔
平野日奈子
松本 美弥子
山田 睦美
大山 隆
相馬 佳織
tubu
花岡 央
AIDANA
加藤 キナ
鴫原 利夫
イラズムス千尋
角舘徳子
KAWAHARA YUKIKO
cross ito
戸塚 みき
LCF
OLD TO NEW
calumma
川崎千明
佐々木 ひとみ
加治佐郁代子
小塚 晋哉
宮内 知子
村上 和香奈
アトリエ倭
大野 八生
Ohama
nomama
Anima uni
TETOTE
森 友見子
吉田 慎司
菅原 博之
羽生 直記
松塚 裕子
この方たちの作った一粒、どれかが、あなたの元に!
チャリティー企画、ぜひご協力をお願いいたします。
director's voice
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お楽しみ、エトセトラ
出展者テント、ワークショップ・デモンストレーションテントのほかのテントについて
ご紹介させていただきます。
まずはコルトン広場
モニュメント周り
寺田本家さん(日本酒)(18日(土)のみ)
原亜樹子さん(19日(日)のみ)
(「アメリカ菓子の販売」&「出展作家さんの器で和菓子を楽しむお茶席」)
10:00~オリジナルアメリカ菓子の販売
「アニスと糖蜜のポップコーン」
「ローズマリーと糖蜜のポップコーン」
「黒こしょうとローズマリーのグラノーラ」
「カカオニブとカルダモンのグラノーラ」
※販売数は各25~35袋程度と少量のため、
売切れの際はご容赦ください。
13:00~
15:00~ (各回30分程度)
「出展作家さんの器で和菓子を楽しむお茶席」
(各回12席。お1人様750円。
ご予約は当日11:30よりブースにて承ります。)
老舗2店の和菓子(切り口の美しい棹菓子と野菜菓子)をお茶と共にお楽しみ頂く予定です。
カフェ・ポステンさん (コーヒー・菓子販売)
栗ケーキ ビスコッティ‐
秋のジャム(ぶどう!いちじく りんご 梨)
風セレクション
ワークショップ参加の方々の作品を展示販売するセレクトショップ
ご案内するのは
■アトリエ倭 (木)、■Ohama (革)、■勢司 恵美 (竹)
■nomama (織) ■Anima uni (金属) ■TETOTE
■森 友見子 (再生紙) ■吉田 慎司 (箒)■菅原 博之 (木)
■羽生 直記 (金属)■松塚 裕子 (陶)
以上の方々の代表的な作品。
ほか、関連書籍などを展示販売しています。
ニッケ鎮守の杜の中には、庭の恵みをいかした展開を。
庭のドリンクスタンド
庭の恵みを活かしたハーブティーやジュースなどをお召し上がりください。
・ 温かい紅茶 らふとハーブブレンド (レモングラス、ローズマリー、レモンタイム)
・ 温かいほうじ茶 らふとハーブブレンド (月桂樹、レモンンタイム、マートル)
・ らふとの赤しそスカッシュ (赤しそジュース、炭酸水、ロック氷) 数量限定
・ らふとの梅スカッシュ (梅シロップ、炭酸水、ロック氷) 数量限定
・ 冷たいほうじ茶 らふとのレモングラス添え (加賀棒茶、フレッシュレモングラス)
庭の駅
お庭の恵みの品々を販売いたします。
・寄せ植え盆栽
・ブーケ
・染色材料‐乾燥小鮒草
・2014オリジナル手拭い
・2014オリジナルトートバッグ
・2014オリジナルTシャツ
ほかにも、まだご紹介しきれていないのですが、ひとまずここまで!!
director's voice
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calummaさん 鍛金 埼玉
とうとう出展作家のご紹介も最後となりました。
最後二人が金属女子!となりましたね。
小さなものと大きなもの。
締めは大きなもの、ガテン系の鍛金、
ブラックスミスのお仕事でもあるcalummaさんです。
:::
Q
calummaさんは「工房からの風」に、どのような作品を出品くださいますか?
A
日々の風景に溶け込むものづくり を大切に制作しています。
暮らしの中で使うもの、鏡やアクセサリースタンド、フックなど出品します。
冬支度~温かい風景を思い浮かべながら燭台や花器も制作しています。
制作した家具も展示の中に登場しますので、
ブース全体を楽しんでいただけたらうれしいです。
「職人」として、がっつり働いてきたcalummaさん。
どっしりとした鍛鉄の作品も自在に制作なさいます。
ご本人はまったく自覚なさっていないよう?ですが、
とっても女子力豊かな方でしたので!
ぜひご自身が使いたいものなどを制作なさってみては。。。
と投げかけてみました。
その成果が、「工房からの風」で皆様に見ていただけそうですね。
:::
Q
出展が決まってから、calummaさんご自身やお仕事などに変化はありましたでしょうか?
A
ありました。
というのはしっくりこないのですが、
現在進行形で、変化に向かっていることを実感しています。
展示が終わってから、自分の中の変化と向き合うのが楽しみです。
ものを作る仕事は、急にがらりと変われるものではないと思うのです。
心の変化を手に映し出し、それを形にしていくのには、時間が必要ですね。
企画者の投げかけを、いつも真剣に受け止めてくださって、
でも、それをすぐに形にできないことをすまなそうにおっしゃるのですが、
そんなことはちっともすまなくないんですね。
じっくり、calummaさんのかたちを生み出していってほしいと願っています。
:::
Q
好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
calummaさんの大切にしている言葉を教えてください。
A
茨城のり子さんの言葉、秋野不矩さんの言葉・・・好きな言葉はたくさんありますが
この質問をいただいた時、浮かんだ言葉は
金子みすずさんの「みんなちがって、みんないい」でした。
「工房からの風」への出展が決まり、作家さんに会い、
作品に触れ、そこには気持ちの良い空気があり、
不安よりワクワクが大きくなり、シンプルなこの言葉とリンクしました。
「みんなちがって、みんないい」
会場で過ごす2日間がとても楽しみです。
わあ、そうですねー。ほんとうに。
それぞれが十全にあって、それぞれが美しいものが集まって、
さあ、今年はどんなオーケストラに、雑木山に、百花園になるのでしょうか。
calummaさんからのメッセージ、締めにふさわしかったです!!
calummaさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、花壇の奥。
艶やかにたくましい作家と作品に、ぜひ出会ってください。
ホームページはこちらになります → ☆
director's voice
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佐々木ひとみさん 金属装身具 東京
LCFさんに続いては、同じく二回目の出展となる佐々木ひとみさんです。
Q
今回、ひとみさんは 「工房からの風」に、どのような作品を出品くださいますか?
A
いろんな国で集めた変わった宝石と彫金の動植物を組み合わせたアクセサリー。
あとは 動植物や昆虫の模様が彫られたスプーンやフォーク、
いろんな風景に見立てた小皿やブローチなど自由に遊んだ一点ものも持って行きます。
ベルギー アントワープ王立芸術アカデミー ジュエリー科に在籍中には、
HRD Awards 2007 (アントワープダイヤモンド 国際コンペ)で
ファイナリスト受賞もされた佐々木さん。
そのイマジネーション、表現力、技術力を、
日本に帰国されてから、こつこつとかたちにされています。
:::
Q
再び出展が決まってから、佐々木さんご自身やお仕事などに変化はありましたでしょうか?
A
2011年に初めて出展して以来の2回目だったので
『その時と違う何か、成長した何かを、、、』
と構えていたのですが、『自分の好きなワールド全開で!』という言葉をかけてもらって
作ることや描くことがもっと楽しくなりました。
ええ、ほんとうに!
佐々木ひとみさんの世界観、ワールドは、圧倒的に佐々木ひとみさんなのです。
無難にしないで、もっと、もっとそのワールドを
思いっきり描き出してほしいと心から希っているのです。
:::
Q
好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
ひとみさんが大切にしている言葉を教えてください。
A
『わたしのワンピース』
『飛ぶ鳥とめる 絵にしてとめる』
『蝶のように舞い 蜂のように刺す』(誰かを倒したい訳ではありません!)
わぁ~
なんとも不思議ちゃんオーラが醸し出されておりますが、
どれも、佐々木ひとみさんとお会いすると、ぴったり!な感じです。
『飛ぶ鳥とめる 絵にしてとめる』
なんて、表現者としては、ぐっと来ますねー。
佐々木ひとみさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜の手仕事の庭、花壇のほとり。
お隣は、藍の戸塚みきさんです。
青空のもと、ひとみさんワールド全開で、皆さんを心地よく刺激して!くださいねー。
director's voice
コメントする
LCFさん 金属装身具 東京
複数回出展6名のうちのおひとり。
LCFさんです。
:::
Q
LCFさんは、「工房からの風」に、どのような作品を出品くださいますか?
A
シンプルで身に着けやすいシーグラスを使った作品や、
天然石の原石、ちょっと変わった研磨をした鉱石を使った装身具を出品します。
大胆なフォルムも、彫金技術を丁寧に用いて作られているために、
品のある逸品に仕上がっているのがLCFさんのジュエリー。
石の魅力を金属の技術が支えているのですね。
:::
Q
出展が決まってから、ご自身やお仕事などに変化はありましたでしょうか?
A
2011年に初めて「工房からの風」に出展させていただきとてもよい刺激を受けました。
あの出展が終わってから今年まで、日々僕は準備していたように思います。
2回目の「工房からの風」。
お客様に僕の変化を感じていただけたらと思います。
LCFさんは、8月のプレ展覧会の日本橋三越展にも参加いただき、
さまざまなお客様にもとても認められていらっしゃいました。
今展を通して制作を高めてくださることが、とてもうれしく思います。
それにしても
「あの出展が終わってから今年まで、日々僕は準備していたように思います」
なんて、なかなか書けないですねー!
:::
Q
好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
LCFさんの大切にしている言葉を教えてください。
「身に着ける人にとってなくてはならない宝物になるようなジュエリー」
をコンセプトに日々作品を制作しております。
量産ものには絶対に出せない1点物ならではのよさを追求して、
皆様に作品を楽しんでいただけたらと思います。
そうですね。
ところで、LCFさん、今回まじめーに回答くださっていますけれど、
本当はもっとユニークな文章力のある方なのです。
次回は?ぜひ、そのあたりもご紹介できたらと思います。
LCFさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜の花壇の近く。
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