2023年10月の記事一覧

「ワークショップ/工房からの風」New

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風の光 アトリエ倭ワークショップ

毎年恒例のアトリエ倭、香田進さん、佳人さんの木工ワークショップ。
今年は、どんな素敵タイトルで、何を作るのでしょうか?

風の光

今年は小さな万華鏡を作るワークショップをします。
長く続いたコロナ渦を抜け、光を取り戻した世界を、そして秋の美しいお庭を楽しむ為のアイテムです。

2本の木で構成された万華鏡の中には、三角柱のミラーと透明のビー玉が入っています。
お好きな木を2樹種選んでボンドで組み立て、あとはひたすら好きな形にヤスリで削り、ラインなどもお好みで入れていただけます。
最後にオイルを塗って磨いて完成です。

基本の形は四角形のものと八角形のものからお選びいただけます。
是非ご自分で作った万華鏡で、美しい光の世界と、秋のお庭を楽しんでいただけたらと思います。

風の光 – 小さな万華鏡を作る
両日 10時~16時 随時
定員 両日各40名様 
   お子さんから大人の方まで、どなたもご参加いただけます。 
参加費 \1,800
(最終受付15時15分・定員に達し次第終了) 

今年は例年よりもじっくり型のワークショップ。
その分、定員もいつもよりは少なくなっています。
お手製の万華鏡。
しかも、木工作家のもとで作る一生ものの(ちよっとオオゲサかなあ)手と心の友になる道具つくりです。

アトリエ倭さんのインスタグラムにも情報書いていただいます。
→ click

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ハレの日へ

あと16日。

今年の「工房からの風」の開幕が迫ってきました。

第21回となる今展の特徴。
それは、ひとりひとりの作家のブースが、輝いて立ち上がっていること。

コロナ禍で3年間できなかった事前ミーティングを行ったことで、各作家が自身の仕事について深く考えて、それに基づいて準備に進めてきました。

その実りは、当日の各テントで豊かに花開いていることと確信しています。

そう確信している理由の一つが、明日からこの場でご紹介していく作家からのメッセージ。
例年以上に自身の仕事について、とても丁寧に伝わる文章や写真が届いています。
まとめている私が、読みながらほんとうにワクワクしてくるのです。

ただなんとなく作品を持ってきて並べる。
そんな作家は「工房からの風」には、ひとりもいません。

作品の豊かさ、その展示の仕方、自身の仕事のプレゼンテーション。
個展が50ブース集まったような第21回「工房からの風」。
10月 28日 29日の土日。
ぜひ、カレンダーにチェックしてくださいね。
そして、ものづくりとそれを心に響かせてくださる方々が集うことで生まれる、清々しくも優しい人の笑顔が満ちた「工房からの風」に、ぜひご来場ください。
出展作家、風人作家、主催者一同、皆様のご来場をお待ち申し上げております。

:::

出展作家50ブースと共に、今展では風人(かぜびと)と呼ばれる、企画に加わってくださる16人の作家の方々の展開も輝きがひとしおです。

出展作家からのメッセージを前に、今日はこちらをさくっと(個々にはあらためて)ご紹介いたしましょう。

制作光景動画放映/デモンストレーション/トークセッション
1 「南京鉋で削る木の道具」 杉田創作 (木工)
2 「手箒と小箒」 吉田慎司 (箒)
3 「タタラ作りで陶のうつわを作る」大野七実 (陶)
4 「木のボウルを彫る、削る」 片田学 (木工)
5 「家具を作る」 hyakka (木工)
6 「上映会&トークイベント」-風の実りと風人-
岡林厚志(hyakka 風人)× 吉田慎司(中津箒 風人)× 稲垣早苗(工房からの風ディレクター)

鎮守の杜の色暦
ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭で約20年にわたって続けてきた草木染めの営み。
製本家の本間あずささんによって、「Book」にまとめ、
RIRI TEXTILEの和泉綾子さんによって、布に織りあげ、当日は草木染めのデモンストレーション(制作公開)を。

素材の学校
こどもが工藝に触れる喜び。
ものが作られていく過程を見聞、体験。
大人の(工藝作家の)本気!を感じてもらう「素材の学校」という企画を10年以上続けてきました。
いつの日にか、このワークショップを体験した子どもが、出展作家として参加することも夢見て!

金属の時間「刻印キーホルダーを作ろう」川崎千明
金属の時間「たたいて作る錫(すず)の腕輪」川崎千明
紙の時間「かお、顔、どんなかお?再生紙で作る壁飾り」森友見子
綿の時間「綿の糸を指で織る」磯敦子
木の時間「いろんな木でお魚を作ろう!」鈴木友子(もくのすけ)
竹の時間「竹のオーナメント」勢司恵美
フェルトの時間「お水でゴシゴシ、羊毛フェルト」西澤泉(IZOOMI)
綿と紙の時間「綿と紙で作るスイーツ」森友見子×磯敦子
キッズ庭めぐりツアー 風人
(詳細は、別記事でご案内しますね)

風の光 – 小さな万華鏡を作る
アトリエ倭による恒例となった木工ワークショップ。
今年は、万華鏡づくりです。
子どもから大人まで、どなたもご参加いただけます。 

ほかにも、特別編集の制作光景動画の公開など、ここから2週間、webやSNSを通じて、「工房からの風」のプレゼンテーションを行っていきます。
ハレの日、二日間をより心から楽しんでいただけますように、ぜひ、このサイトやインスタグラム→clickをご覧ください。

さあ、明日から、出展作家からのメッセージをお届けします。
定番の
Q1
「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?
の他に、今年は以下のような質問にお答えいただきました。
Q2
工房で大切な、あるいは象徴的な、あるいはストーリーのある「道具」について1点教えてください。
Q3
お手持ちの「工藝品」で愛用、または大切にされているものついて1点教えてください。

Q2とQ3は、どちらか、あるいは両方をお答えいただいています。

ではでは、どうぞお楽しみに~

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ワークショップ・デモンストレーション・トークイベント

2022WDT_B

2022WDT_A

企画段階では、コロナ禍の状況は読めませんでしたので、今年は大人向けのワークショップは、アトリエ倭さんの『風のかけら』のみといたしました。
場所 → コルトン広場、工房からの風会場の本八幡側

お子様向けの素材の学校は、3年ぶりに開校いたします。
詳しくは画像をご覧ください。
場所 → コルトン広場、モニュメント周り

風人からの風
風人さんによる制作公開ライブ、工房での制作光景映像放映。
20回展を記念して、年表などの展示。
日曜日14:30~は、婦人之友編集者山下謙介さんと工房からの風稲垣早苗によるトークイベント。
場所 → ニッケ鎮守の杜、花壇奥

竹細工・勢司恵美さんの制作公開ライブ
場所 → ニッケ鎮守の杜、galleryらふとデッキ

ひとまず、お知らせいたします。
ぜひ、こちらもお立ち寄りくださいませ。

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会場マップ

map2022

会場のマップを公開します。
ぜひ、ごゆっくり巡っていただけたらと存じます。
54作家ブース+ワークショップ、素材の学校、風人からの風テント。
何往復、何循環・・・とお楽しみくださいませ。

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note版 風の音

第17回の「工房からの風「」では、noteを活用して「風の音」を編んでみました。

寄稿者は以下の方々

長野麻紀子さん   Hacia el Sur ‐ いつもそこに、はじまりの旅 ‐

haciaelsur2019

松塚裕子さん    月とコロッケ

kazenote写真yoko

片岡陽子さん   風土を映すもの

foto.1.1.kouboukaranokazec

佐藤かれんさん   譲り受ける

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片田学さん     光

工房からの風 no.3

土居祥子さん    gentle

coltempo2

フクシマアズサさん 庭とほうき~手仕事の庭にホウキモロコシを植えて見えたこと~

ホウキモロコシイメージ

森友見子さん    素材の学校

+++

「工房からの風」というタイトルでnote登録しており、
上記の記事のほか、以前に稲垣がブログなどで書いた文章を一部掲載しています。

川上
たとえば、あんぱん
次のことを考える
マルテの手記

アドレスはこちら
→ click

ぜひ、フォローをお願いいたします!

「工房からの風」noteの中に、マガジンという機能を使って
「風の音」を編集しています。
ページの右側に
風の音 第17回工房からの風号
というアイコンがでています。

アドレスはこちらです。
→ click

記事も増やしていきますし、ブラッシュアップもしていきますので、ぜひご覧ください。
そして、寄稿者喜び、励みになりますので、スキ!やコメントもぜひお寄せください。
お待ちしています。

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ワークショップ

2019WDTomote2_ [更新済み]

2019WDTura2ol_ [更新済み]

 

参加ご希望の方は、会場についたら、本部テントで上記の印刷物をゲットしてください!

大人向けのワークショップと、子ども向けのワークショップをそれぞれ開きます。
予約を承っておりません。

どのワークショップも、開催場所(テント)で、開始30分前より受付をいたします。
ご希望のワークショップがござましたら、30分よりも前に該当テントに行ってみてくださいね。講師の作家の方やスタッフから、当日の様子をお聞きいただけたらと思います。

また、以下に記事を追記するかもしれませんが、まずは第一報のお知らせまで♬

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勢司恵美さん(風人)

竹細工の勢司恵美さんにお尋ねいたします。

Q1
勢司さんは、今年の「工房からの風」では、何を担当くださいますか?

A1
出展者さんのサポートをしつつ、、、
実演、ワークショップをします。

IMG_6735 (1280x853)

勢司恵美さんの竹細工の制作公開、ここ数年の恒例になりました。
毎年やっていただいていても、初めて!ご覧になる方も毎年いらしゃいます。
竹細工を身近に見る機会は貴重ですし、このような場を通して
竹細工に親しんでいただけることをうれしく思っています。
そして恵美さんのお話しが、とっても楽しく、面白くって、
皆さん引き込まれてしまうんです。

ワークショップについては、詳細を詰めているところ。
まもなく、決定してこちらにもお書きしますね。

Q2
勢司さんは、何年に出展しましたか。
その時の印象に残る体験(感想)をひとつ教えてください。

A2
2013年。
5年前とは、、、早い。

初めての出展。
次から次へといらっしゃってくださるお客様とのお話が止まらず、
目まぐるしく、周りは全く見えていませんでした。

2日目の朝、まだお客様が来る前、
でも私はまだドキドキで自分のテント内をウロウロしていたところ、
周りを、稲垣さんが水を撒いていてくれました。
水がすっごくキラキラしているように思え、
浮き足立った心を抑えてくれているようにも思えました。
あの時のほんの数秒、音は無く、砂と水と光と籠との光景がなぜか印象に残っています。

緊張と興奮の出展時、このような一瞬が心に残っていくのですね。
ちなみに、私は水撒きしながら、自分の心を冷ましていたのかもしれません。

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Q3
勢司さん、木を素材として作られたもので、
心に残るもの、または、大切にしているものを教えてください。

A3
作業場と部屋をぐるりと見渡しても思い入れのある木のものはありませんでした。
この家にはたいしたものが無い(汗)
でも、好きなものしかない。
木のもの、木のもの、うーん、、、
りんごの木箱。かな。

高校生の時、家にあった木箱を、
拾ったピンクのスプレーで塗って棚として使っていました。
それから東京で一人暮らしをする時にも持っていきました。

幾度かの引越しを経てそれは無くなってしまいましたが、
また新しい木箱たちが作業場と部屋の棚になってくれています。

家にあったもの、貰ったもの、買ったもの。
全部で40個ぐらい。
もう色は塗らないか塗っても柿渋。
何が好きって、何が好きなんだろう。
ただりんごを運ぶために作られたっていうざっくりさ。
でもサイズとか持つところとかちゃんとしてるし
重ねられるし、呼吸もできそうだし、道具としては満点なところ。
他にも使えるよっていうなんでも感。
お値段。
これ、1日に何個作るんだろう。
どうやって早く作っているんだろう。
尊敬。
箱の外側に「む」とか識別するためになぐり書きしてある所も、ぐっときます。

手のかかった思い入れのあるうっとりするようなものももちろん大好きですが
(作家さんの洗練されたものとか!
あとは彫り物とか!大きなものは建物まで!
たまりませんよね!)
これはこれで、身近で、大好きな木のものです。

勢司さんの好きな世界がとっても伝わるお話しですね。

勢司さんのブログはこちらです。
→ click

 

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フクシマアズサさん(風人)

今年初めて風人をしてくださるフクシマアズサさん。
箒(ほうき)を種まきから収穫までを行い、
その素材で制作まで行っている女性です。

Q1
フクシマさん、今年の「工房からの風」では何を担当くださいますか。

A1
今年は「素材の学校」で、ほうきの時間を担当させていただきます。

ほうきの時間では、子どもたちにほうきの材料である
「ホウキモロコシ」という草を脱穀するところから体験してもらい、
机の上を掃除できる小さなほうきを作っていただきます。

また、今年6月からコルトンプラザにある「手仕事の庭」で
庭人さんたちと一緒にホウキモロコシを栽培したのですが、
その草を使って作った「庭のほうき」も展示します。

「風のケミストリー」では、アトリエ倭さんの木工の仕事と、
そしてRIRI TEXTILEさんの染めの仕事と
ご一緒させていただいた作品を出品する予定です!

フクシマ

「工房からの風」の会場内の「手仕事の庭」では、ホウキモロコシをずっと育ててきました。
今年は、フクシマさんからの種でフクシマさんの育て方で育成してみたのです。
耕しや畝づくりから、目から鱗なことばかり。
何より、私たちは例年熟させすぎていたんですねー。
種取り分以外は、箒に適した育ち具合で収穫するのだと教えていただきました。

それにしても、ほうきの素材を植えている会場!とおうのもレアですし、
吉田慎司さんとともに、ふたりの若き箒職人が風人さんというのも、
世界中でここだけ!(大げさですが)ですね。

Q2
フクシマさんは、何年に出展しましたか。
その時の印象に残る体験(感想)をひとつ教えてください。

A2
昨年の2017年に出展しました。
今でも鮮明に残っている記憶は、
あるお客様がほうきを目にした瞬間、
「わぁ、ほうきだ!」
ととてもまぶしい笑顔で、両手を伸ばして、
ほうきを手にとって見てくださったことです。

ほうき作りの半分は畑仕事で、
肉体的に辛い場面がたくさんあるのですが、
約半年間、「工房からの風」を目指してやってきたことが、
この瞬間に「報われた」と思いました。

素材の学校(ほうき)

それは幸せな瞬間でしたね。
作家にとって、このような瞬間がどんなに糧になることでしょう。
「工房からの風」のお客様は、ほんとうにこのようなあたたかな方が多いのだと、
毎回、作家からのお話しから感じています。

Q3
木を素材として作られたもので、心に残るもの、
または、大切にしているものを教えてください。

A3
とある木工作家さんが作ったコーヒーメジャーです。
これを手に入れたのは大学2年生のときで、
貧乏学生だった自分には思い切った買い物でした。

材質はサクラの木。
シンプルな形で、仕上げはオイルフィニッシュ。
使えば使うほどコーヒーの油が染みて色づき、香りもコーヒーに。
毎日使うごとにその記憶が刻まれていくようで、
道具を使い込むことの喜びを教えてくれたのはこのコーヒーメジャーでした。

愛用するほどに艶めき育つ、というのが顕著なのが木の道具ですね。
若く懐の自由がきかない中で手に入れたもので、
「よかった!」と思えたものは、それからの暮らしや考え方にも影響を与えてくれますね。
フクシマさんが作る箒をはじめ、工房からの風でご紹介するものが、
誰かのそのような宝物になってくれますように。
そう願うばかりです。

フクシマアズサさんは「素材の学校」や、「五行テント」を中心に会場をみてくださいます。

ホームページはこちらになります。
→ click

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谷田貝陵子さん(風人)

風人さんからのメッセージを続けます。

Q1
VALLEYSHELLという工房名で革の作品を制作する谷田貝陵子さん。
今年「工房からの風」では、何を担当くださいますか?

A1
「素材の学校」にて、ワークショップを担当します。
●木の葉のネームタグ
●木の葉のコインケース
というふたつのプログラムを行います。

詳しくは、ワークショップをまとめたブログ記事をご覧くださいね。

Q2
谷田貝さんは、何年に出展しましたか。
その時の印象に残る体験(感想)をひとつ教えてくださいますか?

A2
2016年に出展しました。
作品と一緒に、お守りのような気持ちで祖父が作った小さな石の塔を置いていました。
それについて、
「作品じゃなくてごめんね。すごく素敵、純粋な感じがする」
と声をかけてくださった方がいました。

会場をまわる前に風の音を読んでいらして、
祖父母のことを書いた私の文章も覚えていてくださり、
「そのお祖父様の作品なのね」と。

言葉がなくとも伝わることと、
言葉によって繋がったことがあり、
印象に残る出会いでした。

テントブースの中に、作家が大切にしているものを持ち込んでみるのもいいですよ。
と、お話しする場面があります。
作品と通じていたり、工房らしさが伝わったり、大切なものが、
交流すべき方とのきっかけ、橋渡しになる場合もあるのを見てきましたから。
谷田貝さんの石の塔のように、どこか空間のお守りとなって、
作家の心を落ち着かせてくれる効果もあったかもしれませんね。

Q3
木を素材として作られたもので、心に残るもの、
または、大切にしているものを教えてください。

A3
半分手前味噌になりますが、ベルトを作る際、家具職人さんに
木を貼り合わせてくり抜き、バックルを作っていただいたことがあります。

毎日使っていると、本当に僅かながら胴体に沿って
バックルがしなっていることに気付き、
なんて優しいんだろうと、愛おしくなりました。
毎日のようにお世話になっています。

スマートな谷田貝さんは、
よく素敵なベルトを身に着けていらっしゃると思っていましたが、
そこにはそのようなストリーがあるんですね。
工房からの風の会場で、見せてください、
ってお願いしてみてはいかがでしょうか。

VALLEYSHELL 谷田貝陵子さんは、「素材の学校」テントを中心にいらっしゃいます。
HPはこちらになります。
→ click

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森友見子さん(風人)

風人として、毎年「素材の学校」を担当くださる森さん。
私たちの間では、校長先生!と呼ばれています。
あ、先に担当を書いてしまいましたね。すみません。
でも、お決まりですので、

Q1
今年の「工房からの風」で、森さんの担当を教えてください。

A1
「素材の学校」テントの受付と紙の時間ワークショップの担当です。

革、綿、金属、織り、ほうき、紙、様々な素材の作家が講師となり、
子供たち(未来の作り手)に素材の魅力を伝えます。

今年の紙の時間では
「再生紙で作る壁飾り、この木なんの木?」
と題して段ボールや色紙をミキサーで粘土状にし、
木をテーマにした壁飾りを作ります。

毎年恒例となった「素材の学校」。
内容は、毎年刷新されていますので、
新鮮なものづくりをお子様に体験いただけます。
森さんはご自身の作家活動のほかに、
相模原でこどもの絵画・造形教室も主宰されていますので、
プログラムの組み方や実行もとても素敵に構成くださっています。

Q2
森さんは、何年の「工房からの風」に出展しましたか。
その時の印象に残る体験(感想)をひとつ教えてください。

A2
2005、2006、2009、2012年です。
思い出はたくさんあるのですが!
10周年記念の2012年では、
複数回作家の方が多く出展していて楽しかったことを覚えています。
同じ作り手としてのつながりが増えていくことが喜びなのです。

作家活動を豊かに継続させていくことに必要なことに、
作家同士のよきつながりがあるのだと思っています。
新たに出会うこと、出会いを大切に育んでいくこと。
森さんたち風人さんたちは、今年の出展作家の方々にも
よき出会いが生まれ、育つように支えてくださっています。

Q3
木を素材として作られたもので、心に残るもの、または、大切にしているものを教えてください。

A3
長男が幼い頃、木工作家の方に子供用の木の椅子を注文し作っていただきました。
今ではもう座ることはできませんが、部屋の入り口においてあります。
眺めるだけでただ可愛く美しく、大切にしています。

親の背丈を超えた子が、こんな小さな椅子にちょこんと座っていたなんて。
ものは時間を遡って蘇らせてくれるきっかけになったりしますね。
そのきっかけが、美しいものであるように。
工藝作家の手に生るものには、そんな願いも込められているのかもしれません。

森友見子さんは、コルトン広場モニュメント周りに立つ
「素材の学校」テントにいます。
「風セレクション」テントでは、美しい貝の箱を出品くださいます。
この日の思い出を詰める箱として選ばれてはいかがでしょうか。