director's voice

保坂裕樹さん ガラス 栃木

Q1
保坂さんは、「工房からの風」にどのような作品を出品なさいますか?

A1
吹きガラスで制作したグラスやお鉢、花器を出品致します。

透明な器を中心に、カットを施したものや、型で表情をつけた作品を制作しました。
シンプルな作品が多いですが、それを引き立たせる透明度の高いガラスを使っています。
日常に溶け込むような、愛用していただける器を見つけていただけたらと思います。

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Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、
または、道具の写真を1カット撮ってください。そして、その説明をお願いします。

A2
ガラスにカットを施す機械です。

ダイヤモンドホイールは形状によってカット出来る面が変わります。
写真のホイールは細い線が彫れるもので、今回メインで使用しました。

ガラスは硬い素材なので、カットを施すには専用の機材が必要なのですが、昨年やっと手に入れる事が出来ました。
伝統的な切子をしているわけではないのですが、
シンプルな作品をより引き立たせるようなカットが出来るように試行錯誤しています。

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Q3
保坂さんにとって、ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、
大切な人や物との出会いについて教えてください。

A3
私の実家は町工場をやっていました。
祖父母、両親が仕事をしている姿を見て、自然と将来は手に職をつけたいと考えるようになりました。

吹きガラスの仕事をしている時、よく両親の後ろ姿を思い出します。
職種は違いますが、両親のように仕事に向き合っていきたいと思う気持ちが、モノづくりの火種になっています。

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今回、金属ジャンルの作家の方が豊かだとお書きしましたが、
ガラスもとっても層が厚いです。
ここ数年で一番のような気が!

保坂さんは美しいフォルムにカットのお仕事が印象的です。
まさに「日常に溶け込むような、愛用していただける器」と思いますので、ぜひ使う手のしぐさで、作品に触れてみていただけらばと思います。

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ご両親のように仕事に向き合っていきたい。
素敵な想いですね。
静かにそのような想いをこめて制作する保坂裕樹さんの出展場所は、手仕事の庭。

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