director's voice

okapi (帆布バッグ )

Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
okapiさんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。

A1
messenger bag

普段からジェンダーレスを意識して制作しています。
このmessengerは特に年代、ジェンダー関係なく様々な方に使っていただけるものになっていると思います。
小さなお子さんのいる方には、様々な着替えやおもちゃなど沢山のお子さんのものを入れるカバンとして、
ジムやピラティスなど着替えや室内用シューズなどを運ぶカバンとして、
1泊の出張用として、
時を経て変化する生活環境に対応できるカバンです。

毎回描くカバンの柄によっても随分雰囲気が変わります。
 migiwa / 海や川の水の流れの際(汀)の様子

Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。

A2
STORM

大好きな家族の可愛い子どもの名前がSTORMと言います。
わたしは彼がお腹の中にいる時から生まれてくるのを楽しみにしていました。
生まれてからも可愛くて大好きで、彼がこの世界に出てきたことに素晴らしさを感じています。

彼の名前からインスパイヤされて、彼の名前の付いたカバンを制作したくて作ったカバンです。
STORMという柄の名で、何種類かのカバンの形で展開しています。
最近は色の組み合わせを、白×黒、黒×白、白×シルバー、黒×ゴールドと、様々試してみています。

Q4
「工房からの風」の出展が決まってから、okapiさんに起こった変化について教えてください。

A4
クラフトフェアに参加するのはとても久しぶりで、わたしのプロフィールの中では珍しい機会です。
参加が決まったことで、デザイン、アート、クラフトとフットワークを軽く保ち、それらを横断するように活動することが、自らの特色として際立つことができるのでないか、と思うようになりました。

普段から自分の制作するカバンを「日常で持ち運べるArt Piece」のようなものにしたいと考えています。
技術を伴ったクラフトとしてのカバンをより意識して制作、活動することが、今後できるのではないかと考えられるようになりました。

「工房からの風」の会場に、アートピースのような帆布のカバンがたっぷり並ぶと晴れ晴れと気持ちよいでしょうね。

okapiさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、ゲートから入って右側、野田マリコさんのお隣です。

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