director's voice

Lila’s Candle

草花の息吹きを感じる手仕事によるろうそく。
長野県で制作される
Lila’s Candle (リラズキャンドル)さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
豊かな四季の暮らしの中から生まれたキャンドルや、
素材(ロウ)をシンプルに生かして最良の燃焼を追求したキャンドルを出品します。

具体的には、
自分で栽培した草花をあしらったもの、
草花のカタチを表現したもの、
自然から感じ取った風景や現象をカタチにしたものなどです。

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キャンドルに火を灯してから最後のあかりが消えるまで、
心に響くような光景が闇に広がり、
溶けて変化してゆく「時のカタチ」が美しく育つよう
心を込めて作っています。

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草花が美しくろうそくの中にあるように。
こまやかな心遣いの上で制作されていることが伝わってくる作品ですね。
ろうそくは、時そのものをかたちにしていくもの。
ろうが時の中で創り出すカタチを愛でる喜び、愉しさ、ぜひ広がってほしいですね。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
今まで支えてくださった人達の顔が次々と浮かび、
ものづくりを続けられてきたことへの感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

出展に向けて、人の心に響くあかりを届けるために、
自分のできることを精一杯やろうと心に決めました。

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なんだかオリンピックに出場するみたい?(笑
でも、その想いが制作の純度を一層高められたことと思います。

Q3
Lila’s Candle さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
豊かな緑、豊かな四季、高い山があることです。

私の工房は、リンゴ畑やモモ畑が広がる志賀高原のふもとにあります。
色んな山が近くや遠くに見えて、道を歩けば様々な植物に出会います。

私の工房から見える風景は、
四季折々、日々、私の心を豊かにしてくれます。
空の色、山の色、畑の変化、人や動物の暮らしの風景。

雪が解けて花が咲き、太陽が輝いて緑が萌える。
涼しい風が吹いて実がなり、葉が色付いて散ったら雪が降る。

こんな日々の暮らしが大切で、
私の作品づくりに大きく影響していると思います。

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ええ、ほんとうにLila’s Candleさんのろうそくには、
自然の美しさが灯っています。
「工房からの風」では、ニッケ鎮守の杜、
galleryらふとの前方の木立の中で出展くださいます。

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