2017年11月の記事一覧

「出展作家紹介/工房からの風」New

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LCF 立川博章さんより

大田区大岡山に素敵な工房兼ショップを持たれる
装身具LCF 立川博章さんからのメッセージをお届けします。

Q1
図録に掲載作品のタイトルをお教えくださいますか。

A1
「連なる水晶原石の装身具」
原石が放つ優しい輝きや、同じものが二つとない形状の石を繋ぎ合わせて
1点物の装身具に仕上げました。

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Q1
立川さん、図録冊子が届いた時の感想をお聞かせください。

A2
こんな素敵な図録に掲載していただけるなんて
とても誇らしく夢のようでした。
50名の作家による文も大変素敵で
何か落ち込んだ時や立ち止まった時に読み返して
みようと思える僕のバイブルとなりました。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
立川さんは、どのような本をお持ちくださいますか。

A3
「AVE CRUX GLORIOSA」Pietro Vittorelli
キリストと十字架のプロダクトがたくさん掲載された本です。
20代の時に行ったヨーロッパ旅行で感動した数々の教会
建物、装飾がすごく素敵で美術館に行くより興奮したことを覚えています。
私とくにキリスト教徒ではございませんが旅行の記念に購入した
思い出の洋書でもあります。
その他蚤の市でかなりぼったくられてキリストの像も買いました。

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2011年と2014年に出展くださった装身具LCF 立川博章さん。
彫金技術を高めながら、独自の世界観を確かなかたちに作り上げてこられました。
「連なる水晶原石の装身具」のシリーズ、会場でぜひゆっくりご覧ください。

装身具LCFのサイトはこちらになります。
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菅原博之さんより

12月2日のコルトンホールでの「風50+」展。
在廊作家からのメッセージをご紹介していきます。
まずは、木工の菅原博之さんからのメッセージです。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

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A1
白漆ボウルと黒漆のカトラリーです。

高さのある深めのボウルは我家でもとても重宝しています。
それぞれの大きさや形から、食卓のイメージを膨らませていただけると嬉しいです。
カトラリーは白漆、サクラの木地オイル仕上げもあります。

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白漆大皿

Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせください。

A2
冊子を手に、、、
もっともっと作らなければと焦る気持ち。
でも自分が必要でないと思うものは作らない、
ここ数年間貫いてきた思い。本当に良かったと思いました。
この先も自分の思いに正直に。
ありがとうございました。

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角椀
高台のないお椀、温かいスープ、鍋物のとりわけはもちろん、
デザートカップとしてもお使いいただけます。

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
菅原さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
イギリス手づくりの生活誌 ジョンセイモア著
カトラリー、器を作り始めた時に出会った本です。
僕好みで絵もたくさんあり(笑)ページをめくる度に楽しいのです。
生活に必要とされる全てものが、人の手ですべて作られていたちょっと前の時代の事。
もちろん日本にも素晴らしい民具はたくさんあり、
先人に学ぶ事はまだまだたくさんあると、あらためて感じる事ができた本です。

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2009年、2013年に出展くださった菅原博之さん。
お仕事を丁寧に絞り、ぐんぐん深めて、
澄んだ美しいフォルムの木の器を新鮮に提案くださっています。
12月2日には、ぜひ木の器を介して、豊かな会話を重ねていただければと思います。
菅原博之さんのホームページはこちらです。
→ click

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津波古亜希さん

48組51名の作家の紹介もラストとなりました。
津波古亜希(つはこあき)さん。
沖縄、奥武島(おうじま)に生まれ育って、
おばあちゃんの家を改修して工房としているガラス作家です。

Q1
津波古さんは工房からの風に、どのような作品を出品しますか?

A1
窓ガラスを砕いて溶かし合わせた再生ガラスのお皿と、
パート・ド・ヴェールで制作したシーサーの置物などを出品します。

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お皿は銅線をステッチ模様のように挟んだ
“つぎはぎ”シリーズ
お家の中のタイルや板目などをイメージした
“指でなぞる模様”シリーズなどです。

今回から作り方を変えたので、
全て新しいものを持って行きます。

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爽やかなグリーンは、窓ガラスの再生ガラスの色なのですね。
海が目の前の工房で制作する津波古さんならではの色合い。

シーサーもいいですよね。
沖縄=シーサーというのもちょっと、、。
とおっしゃったけれど、
このようにデフォルメされた姿がとっても愛おしかったので、
ぜひ工房からの風に、とお願いして出品いただきました。

Q2
工房からの風への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A3
今年なんだな!と思いました。

いつかやりたいと思っていた事、
いつか変えたいと思っていた事、
それをやるタイミングが来たな、と。

昨年工房5年目の節目を迎えていたので、
また今後作り続けていく為にすごく良いきっかけを掴んだと思いました。

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素材や技法のさまざまを巡ってみて、
これからのお仕事に絞って、高めていくタイミングだったのですね。
挑戦された作品群、私も手に取れるのが楽しみです。

Q3
津波古亜希さんの工房のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
海が近いので、
常に水平線を感じる事ができます。

普段の生活の中でよく目の端に入ってくるからだろうなーと思うのですが、
私にとっては-定位置-のようでとても安心出来る存在です。

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今夏、津波古さんの工房をお尋ねしてきました。
工房の目の前は、このような感じです。

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沖縄らしい門を出ると、浜から海がぐーーんと開けていました。
この景色に守られて、澄んだグリーンのガラスの器が生まれてくるのですね。

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(工房で爆睡中の子猫!)

津波古亜希さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入ってレンガ道に沿ったところ。
きらめくガラスの器と出会っていただけますように。

フェイスブックページはこちらになります。
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ATELIER YAUYAU

ATELIER YAUYAU
アトリエ ヨウヨウ
とお読みします。
枕草子の「春はあけぼの やうやう白くなりゆく」
からとられたそうです。

Q1
ATELIER YAUYAUさんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
革のかごバッグ《こは ひきて ぞ》です。

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ファスナーのスライダーを引く部分・引き手を繋いで作ったかごバッグで、
内側に生地の袋を入れています。
袋の入れ替えができるので、
織物作家シゲタアケミさんのまきものと
ラオス製の絹生地を組み合わせたものや、
ウール生地など、袋で雰囲気が変えられます。
バッグのサイズも、斜めがけのできるポシェット、
仕事にも使えるようなトートバッグなど、
種類豊富に用意する予定です。

また、裏地のない革の袋や、
軽く・使いやすい工夫をした小物も出品します。
私は、財布・小物・アクセサリーなどは、
牛・豚・山羊・鹿など、色や触感の異なる革を、
その都度試行錯誤しながら使っています。
それぞれの良さが伝わったらいいなと思っています。

金具は既製のものを使うのがほとんどですが、
金工作家の中川久美子さんとコラボレーションし、
留め具を中川さんが、革を私が担当したベルトも出品します。

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《こは ひきて ぞ》とは、これは ひきて です、という意味とのこと。
ここ → clickにネーミングの由来、作品のことについて書かれています。
中の布袋でさまざまな印象にかわるバッグです。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
作品と呼べるものを作りたい、と思いました。
何が作品で、何が商品なのか、という話は難しいのですが。

出展が出来るとのお知らせをいただいたいのは2016年のクリスマスでした。
こどものために「サンタさんがプレゼントを持って来た」
という演出を用意して成功して、ホッと力が抜けた後だったので、
ポストに入っていたお知らせにビックリ。
サンタの演出のように、お知らせの向こう側の見えないところで、
想いを持って動かれている方々の姿が想像できて、
贈り物をいただいたようでとても嬉しく思いました。
同じように、自分からも想いが湧いて、
作品を通じて伝えられたらいいなと、
巡り巡っている中に入り込んだ感じがしました。

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クリスマスプレゼントのように受け取っていただき、
ありがとうございます!

今回から、募集を一次、二次と分けることにしたのでした。
理由は、年内に決定して、準備期間を長くとっていただきたいこと。
そして、すでに活躍中の方は、
予定を早く立てないと埋まってしまうということもあってのことでした。
出展経験作家の方は特に、一次募集を活用いただくことをおすすめします。

Q3
ATELIER YAUYAUさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
川があることです。
隅田川の水を利用して、
東京の東のあたりで皮革製造が普及したそうで、
地場産業として革のものづくりが今もさかんです。
川がおおらかに流れているのを見ていると、
マイペースで良いという気持ちにさせてくれます。
私のものづくりの素材・革と、同じ読みなのも好きです。

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革工芸の街でもありますね。
川、革。
作品のネーミングと言い、
ATELIER YAUYAUさんは、言葉にも繊細な感覚を持たれているんですね。

ATELIER YAUYAUさんの出展場所は、おりひめ神社の脇。
ホームページはこちらになります。
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りら

Q1
はるなの山の麓の工房で作陶されるりらさん。
「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
「見る人も、使う人も、作る人も、ずっと可愛がってくれる陶芸」
を思いに、形はベーシックで使いやすく、
それを邪魔しないような楽しい絵柄のある作品づくりを心掛けています。
「工房からの風」へも、そのような思いのある、
使うと気持ちの上がるような日常使いの器を出品します。

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きのこモチーフなどもあるんですよ。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、
りらさんは、どのようなことを思いましたか?

A2
試行錯誤して出来た今の作風に「これで行って良し!」
とオッケーサインをもらったようでとても嬉しかったです。

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ええ、りらさんならではの陶芸をぜひ突き進まれたら、
と思っています。

Q3
あなたの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
石川県、オーストラリア、沖縄と、
求める陶芸を追い掛け群馬を離れて暮らした時期がありました。

離れることで改めて気付く、群馬の壮大過ぎない自然。
あちらこちらから視界に入る丘のような山。人混みのない町。
故郷は私をとても平和な気持ちにさせてくれる場所でもあること。

私は作品に木のモチーフを使うことが多いのですが、
それは工房から真正面に見える丘のような山を
いつも眺めていることも大きく影響しています。
壮大な山やたくましい木ではなく、窓から見えたり、
身近にあると豊かな気持ちになる自然は、私のモチーフそのものです。

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りらさんの作品を見たとき、オーストラリアの焼き物を想いました。
どこか突き抜けたような明るい表情の器。
様々な地を経て、故郷に帰られて、こうして暮らしに根付いた焼き物を作っていらっしゃるんですね。

りらさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
galleryらふとの向かい辺りになります。

ホームページはこちらになります。
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まる
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小泉すなおさん

Q1
印象的な美しい肌合いをもつ陶器を制作する小泉すなおさん、
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
食の器は、マットな釉薬の普段使いの器の他、
食べることが大好きな自分の家でも出番の多い耐熱の皿など。

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花の器は、
土を層に重ねて陰影を付けた石のような質感のものを展示予定しています。
それぞれの質感の違いを楽しんでもらえたら嬉しいです。

まる

美しい器ですね。
画像にはありませんが、耐熱の器も楽しみです!

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
選考通知の封を開けたとき、背中を押されるような風を感じました。
以前から「工房からの風」の会場に伺った時、
関わる方々が時間をかけて交流し、
大切にその日を迎えているのを強く感じていたので
私も様々な出会いの中で
「自分の中のまだ気付いていない芽」を見つけられたら嬉しいなと、
そんな事を思いました。

それからは自分の作品の出来上がりを見て、
この部分が好きだけど、それは何故?を繰り返し・・。
置いた時に、より静けさを感じるものが残ったような気がしています。

何を作りたいのか、何を作っているのかを客観的に見る時間が持てました。
内に内に向いていく大切な時間でした。

丸

この機会を通して、ご自分の仕事に深く向き合われたことで、
すでに出展いただいた意味があったのではないでしょうか。

『置いた時に、より静けさを感じるものが残ったような気がしています』
という言葉が、作品画像と呼応していますね。

Q3
小泉すなおさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
工房は千葉県の柏市で、手賀沼に近い旧沼南町と呼ばれる所にあります。
子供の頃からの住み慣れた街で、
手賀沼の湖面に映る夕日の色は何ともいえません。
野鳥もよく見られ、街と自然が近いところだと思います。

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同じ千葉県でも風景がさまざまですね。
今回、小泉さんの出展場所はニッケ鎮守の杜、
「galleryらふと」の近く。
シュウメイギクが揺れる花壇のほとりに陶器が並びます。

ブログはこちらになります。
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まる

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坪井俊憲さん

Q1
岐阜県土岐市で作陶に励む坪井俊憲さん、
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
粉引や刷毛目、伊羅保などの暮らしに寄り添う器を出品予定です。
一つ一つの質感や、大きさや形に合わせて手取りの異なる器を手に取って覧いただけたら嬉しく思います。

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わぁ、焼き物ってやっぱりいいな、好きだなぁーと
しみじみ思えるような手触り豊かな陶器。
といっても、重厚なわけではなくて、日々の器として頃合いもよいので、
ぜひお手に取ってみてみてください。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、坪井さんはどのようなことを思いましたか?

A2
陶芸の学校を卒業した時に、
まずは10年続けられるように頑張ってくださいとの言葉がけをもらいました。

卒業して約10年となる今、「工房からの風」への出展が決まったときは、
ひたむきに取り組んできたことへのご褒美のような気持ちがしました。
今回の出展を通じてより成長していかれたらなと思っています。

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今年の初出展者の方々、意気込みすごいですねー。
ありがとうございます。
10年の節目、次の時間へのバネになるような機会になりますように!!

Q3
坪井さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢出来ること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
僕の住む岐阜県土岐市は、古くから美濃焼の中心地として栄えてきました。
やきものに関わる人、もの、情報が集まり、周囲の方々の理解もあるので、
作家活動をするには最適の土地です。
遠くに恵那山の見える土岐川の風景も穏やかで、
そういったことがこの町を好きな理由です。

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豊かな自然と人の輪の恵み。
坪井さんの陶器にしみわたっているような。

坪井俊憲さんの出展場所はコルトン広場、スペイン階段前。
モニュメントに向けて開けたブースで、たっぷりの陶器をご覧ください。

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yukie sinbasi

童話から現れてきたような陶器を作る
yukiesinbasiさんからのメッセージをご紹介します。

Q1
「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
一枚ずつ手描きした絵付が特徴のお皿を出品します。

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食卓にはもちろん、
子どもの頃の宝物のようにそっと気づけばいつも側にあるような、
インテリアの一つともなるような作品を心がけています。

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渋めの伝統的な陶器の色調に描かれた絵。
絵画を見るように感じていただいてもいいですね。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
使いたいものを自分の目で探し、見て選ぶという、
生活を大切にされているたくさんの方々に、
一度に見て頂けるということが本当に嬉しかったです。
そんな方々に自分が出来ることを考えていく作業から始まりました

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制作するとき、どのような方たちに見てもらえるかをイメージするのも豊かなことですよね。
今展ならではの作品が生まれてきますね。

Q3
yukie sinbasiさんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
工房がある町は、私が生まれ育った親しみのある城下町です。
工房は祖父が住んでいた空家を少しずつ直して作業場にしました。
仕事をするうえで自分自身を見失わず
心を落ち着かせ安心して仕事ができる町の空気を大切にしています。

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おじいさまの暮らした家を工房にされたのはとてもよかったです。
地に足の着いた制作は、町やこの工房での時間が根っことなっているのでしょうか。

yukie sinbasiさんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
ホームページはこちらになります。
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橋本瞳さん

金属の表情を活かして、自然の恵みやユニークな発想から装身具などをかたちづくる
橋本瞳さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
橋本さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?

A1
自然のモチーフや表情表現したシルバーや真鍮のアクセサリーや、
錫の小物などを出展します。

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生活の中にあり、きらきらと輝いたものでは無いけれど、
視点をそれに合わせて見ると、
とても綺麗であったり不思議と魅かれるものが多くあります。

その表情や物をピックアップして、
そのものの魅了を提案する媒体のような作品でありたいと思っています。

今回工房からの風の出展が決まり、
改めて、自分が物を作る事に魅力を感じた原点を
振り返る時間が与えられたような気がします。
改めて金属の表情と向き合える作品も、
アクセサリーとは違った形で出展したいと思っています。

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きれいな表情の金属の作品、お手元でぜひご覧になってみてください。

Q2
橋本さんは「工房からの風」への出展が決まった時、
どのようなことを思いましたか?

A1
率直に嬉しく思いました。
工房からの風は、ものをつくることに真剣な作家の方々が集まり、
その手で作られた物が好きで、
この雰囲気を求めて真剣に作品を見て頂けるお客様が集まる場所という印象があります。
その一員として、同じ時を同じ地点をめがけて作品を作れることは、
嬉しくもあり、いつもの制作とは少し違い、
引き締まる思いと同時に背中を押されるような気持ちになります。

自分がやっていることを肯定してもらったような、
改めて一歩踏み出せるな、
これを機に、地を固めてこの先の制作は長く続けていけたらな、と思いました。

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そうですね。
シンケンはタノシイ「工房からの風」ですから。
お客様の目もとても高く、そしてあたたかいことが、
私たちの誇れることのひとつなんです。

橋本さんは丁寧にミーティングにも来られて、
ご自身のお仕事をしっかりと構築しようというお気持ちが顕著な方でした。

Q3
橋本さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A1
東京国立市に昨年から、
硝子作家と共同でアトリエ兼ショップをオープンしました。

国立は作家の方や、ギャラリー、
知っている人は知っているというようなお店が点在し、
外から来る者を穏やかに受け入れてくれる柔らかさのある街だな、
という印象を受けました。

木や太陽をとても感じ、
アトリエを構えてから一年半ですが、心地よさを感じています。
工房やアトリエはどの場所にあってもそうだと思うのですが、
自分が本気で行うと、
周囲は静かにその作品や場所を受け入れてくれ、
物事が進んで行く気がし、
また、怠けていても周囲は何も言わずただ時は進んで行きます。

自分の思い方一つのなのですが、
なんだか温かかったり、なんだか他人事だったり、
なんとなく自分を囲う空気が少しだけ違う気がします。
その空気が穏やかで風通しの良い光の入る所であるよう、
その場所で制作をしたいと思っています。
そんな日頃心のすみで思っているような事を、
今回の出展で少しでも表せたら良いな、と思っています。

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工房では時々展覧会やワークショップもなさっていますね。
お近くの方、ぜひお訪ねになってみては。

橋本瞳さんの出展場所は、おりひめ神社の脇。
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すすき工房

地元千葉県出身で、今年奄美大島に移って制作を続ける
すすき工房、伊藤昌代さん。
20代の作家からの、ちょっと感激のメッセージをご紹介します。

Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?

A1
身近な植物から抽出した色で絹糸を染め、
その糸を用いて織ったショールを出品します。

手触りが良く日常に取り入れられるショールを織りたいと思っています。

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人の肌に合う色が出したくて、
家の庭にある植物や栽培した植物を煮出して色を染めます。
経糸と緯糸がよれることなく組み合わさるように
糸もいろいろな種類や太さのものを混ぜて使用しています。

布自体は個性的なわけではないかもしれません。
でも使っていくうちに馴染んでいってその人のものになっていったら良い。
そういうものが織りたいと思って制作をしてきた布たちです。

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伊藤さんは20代。
今展の中でも特に若手作家ですが、
作品は渋くオーソドックス。
そして、奄美大島での生活の中で、
じんわり変化、進化している最中のフレッシュな布が織りあがっています。

Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?

A2
ついにこの時が来たか!と思いました。

まだ自分が何をしたいのか分からなかった中学生の頃、
ふと読んだ文章で織るということに興味を持ちました。
同じ頃「工房からの風」というイベントを知りました。

その当時は自分が本当に機を織る人になるとは思いませんでした。
ましてや自分が織ったものを「工房からの風」に出すことになるとは。

わたしにとって織ることの原点と繋がるここが、
自分の作品を発表する場になることに
とてもご縁を感じるとともに気が引き締まる思いがします。

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ついにこの時が来たか!
とは、私たちこそです。

「工房からの風」で工藝やものづくりに触れた子どもたちが、
美大に行ったり、ものづくりの道へ進んだら、
どれもどんなにうれしいことだろう、
そう思ってきました。
お子様向けのワークショップテント「素材の学校」など
まさにその想いの結晶です。

中学生で「工房からの風」に触れた伊藤さんが、
武蔵野美術大学に進み、こうして仕事としての染織を手掛けられたこと。
ここからが始まりですから、他の出展作家の方々とのよきご縁を得て、
じっくりと伊藤さんならではの染織の鉱脈を
探り当てていただきたいと応援しています。

Q3
すすき工房さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。

A3
わたしは今、奄美大島で生活しています。
鹿児島のはるか南にある離島です。
奄美の自然や文化は独自の個性がありとても魅力的で、
ここでは語りきれないくらいです。

中でも一つ挙げるとすればここは大島紬の産地ということです。
離島であるが故に大島紬の技術は現代まで守られて来ました。

島のおばあちゃんたちは皆、
若い頃織りをしたことがある人や今も現役でしている人ばかりです。
今も数は減っていますが、島の中に機織り関連の工場がのこっています。
大島紬はとても奥が深くまだまだ秘密を探らないといけません。
文句なしで最高の技術がここにはあります。

織ることをこんなに身近に感じられる場所にいるのは
とても幸せなことだと思っています。
この環境に自らの制作もとても刺激を受けています。

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大島紬ゆかりのおばあちゃんと実際に触れあえる
最後の一瞬なのかもしれませんね。
その経験は一生の財産になることでしょう。

すすき工房さんの出展場所は、コルトン広場、
スペイン階段前。
ホームページはこちらになります。
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