director's voice

R.BROWN Labo(革)

大阪で革バッグや革小物を制作するR.BROWN Laboさんからのメッセージをご紹介します。

Q1
R.BROWN Laboさんは、「工房からの風」にどのような作品を出品くださいますか?

A1
革の豊かな表情を活かしたバッグや財布・小物類を。
素材を活かしたシンプルな作りの中にも、
意匠を凝らしてより良いものができるように、
日々製作しています。

また今回の工房からの風のテーマである
『草と木』をイメージしたカラーで財布などの小物類も出品予定です。

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シックでスマートなフォルムが魅力のR.BROWN Laboさんの革バッグと革小物。
『草と木』をイメージしたカラーって、どんなものでしょう。
会場で出会えるのが楽しみです。

Q2
工房でよく聴く音楽、
または、ものづくりを進める中で大切にしている本、
あるいは、心に中で大切にしている映画、いずれかを教えてくださいますか?

Q2
工房ではJAZZやSOUL MUSIC を聴くことが多いです。
特に70年代に活躍していたアーティストの楽曲をよく聴いています。

昔、音楽活動をしていたのですが、
発想して形に進めていくところなど、
楽曲作りと、ものづくりはとても似ていると感じる時があります。

それが今の自分のものを作るときの、
スタイルにも影響している部分があるのかなと思ったりもします。

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R.BROWN Laboさんが楽曲作りなど音楽活動をされていたと伺って、
とっても納得してしまいました。
作品にもどこか心地よいリズムが流れているような気がします。

Q3
草や木で作られたもの(工芸品に限らず)で、
大切にしているものや、思い出に残るものをひとつ教えてください。

Q3
菱ギリという革を手縫いする時に使う道具です。

一般的に売られている市販品では大きく扱いにくかったので、
職人さんに作っていただきました。
自分の手に合わせてサイズを調整してくれているので、
とても手に馴染みます。

道具一つで作るものの出来栄えも変わってくると
感じさせてくれる一品です。

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作る人たちが作るための道具。
今回、この質問に、こうして道具を答えてくださった方も多いですね。
道具を作る方たちもいて、ものを作る仕事も成り立っています。
縁の下の力持ちの道具作りの方たちへのリスペクト、忘れずにいたいですね。

R.BROWN Laboさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
銀座アスター側を背中にした4つ並んだテントの中になります。

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