director's voice

出展者ミーティングを行いました

第20回工房からの風
10月29日30日の開催に向かって、水面下で準備を進めています。

「工房からの風」の特徴のひとつ、心がけていることに、作家同士の出会いの場の創出があります。
事前の全体ミーティングという機会もその中のひとつです。

ところがこのコロナ禍です。
以前のようにはできません。
2019年までは、なんと毎回9割以上の出席率だったのですが
(50人中45人以上が全国からわざわざやって来られるのです・・・)
決して、無理強いなどしていないのですが、
出展経験者などからの情報で「ぜひ出るといいよー」とのことで皆さん集まってくださっていました。

今年は8月の初めに、ほんとうにくれぐれもご無理なく。。ということで、
時間も短縮して、場所も屋外で、集まれる人だけでも集まりましょうか。
という軽やかなスタンスで行いました。

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炎天下。
打ち水をして、木陰にテントも張って、お迎えをしました。
当初は20名の参加予定でしたが、感染者拡大に伴い、大事を取って急遽欠席の方もいらして、結局15名の今年度出展作家が集まりました。
加えて、風人さん(出展経験作家で、企画運営を手伝ってくださる作家)13名のうち4名。
そして、スタッフでのミーティングを行ったのでした。

15名のうちには、岐阜、愛知、静岡からも。
ほんの3時間ほどのために、訪ねてくださった熱意。

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私からのお話の他、ゆっくりと自己紹介をしていただきました。
そのどれもがひたむきで、まっすぐで、素晴らしく。

コロナ禍で通常開催が二年叶わなかったことで、なかなかこのような機会に恵まれませんでした。
私自身、忘れかけていたsomethingを想い出したような気持ちだったのです。
ああ、こういうのが「工房からの風」だったなって。

このタイミングで猛暑の中、出席されるには、きっと慎重に考えられたことでしょう。
初めまして!の方は、緊張もされたことでしょう。
けれど、どの方も満足を抱えた表情で、集いの庭から帰っていかれました。
その姿を見送るのは、本展を終えて帰路につく出展作家を見送るときの気持ちを想い出させてくれるようでもありました。

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その後、続々と届いた作家の方々からの感想メール。
これまたすばらしく、ぜひ共有したいと思って、掲載の許可をいただきました。
幾つかのメッセージをこれからご紹介してきますね。

まだ出展作家名を公開前ですので、掲載をちょっと迷いましたが、
何よりもこの想いを共有して、出展作家の方々には励んでいただきたいし、
お客様には、作家たちの想いに触れて、当日を楽しみにご来場いただければと願いました。

では、いくつかのメッセージ、ご紹介していきますね。