director's voice

いわもとあきこさん(裂織り)

第20回「工房からの風」まで、あと1週間となりました。
毎日、天気予報が気になる期間がやってきましたねー、いよいよ‼
よいお天気を祈りつつ、企画事務局も、日々準備を進めております。

今日から、恒例となりました出展作家の方々からのメッセージをお届けいたします。
毎回、このブログ形式のメッセージを「熟読」して(「予習」という方もいらしたり・・)
より丁寧に作家の作品に向かってくださる方が多いのが「工房からの風」のひとつの特徴となってきたように思います。
54ブース。
読み応えありますよー。

その54ブース。
今年は、複数回出展作家がいつもより多いのも特徴です。
3回目の方が4ブース
2回目の方が20ブース(2回目の方が多いんですね)
とはいえ、初出展の方が30ブースと、一番多いのが初出展の方々!

まず3回目の出展作家の方々、そして、2回目、
そして初出展の方々からのメッセージをご紹介してまいります。

最初は、香川県高松市からのいわもとあきこさんです。

Q1
久しぶりに「工房からの風」に帰って!きてくださったいわもとさん。
今回は、どのような作品を出品されますか?

A1
いろいろな色でいろいろな柄を織り込んで、いろいろなかたちの裂き織のかばんを作っています。
マイナーチェンジを繰り返して、たどり着いた今の一番をご覧頂けたらと思っています。

そしていつも意識している端材の存在。これを生かしたかばん以外の何か。も、並べたいと思っています。
ちょいと笑って帰ってもらえたらこれ幸いです。

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Q2
いわもとあきこさんの工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
作業場として借りた建物は、75年前に建てられた町のお医者さんで、レントゲン設置などの関係で壁には鉛が挟まっているとのこと。
この壁には釘も押しピンも刺さりません。
唯一いい場所に釘が一本。
ここには時計をかけなさいなと言われたかのように時計をかけました。
会ったことはないけど、壁を見るときっといい先生だったように思えて安心します。

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Q3
いわもとあきこさんが、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。

A3
耐火ポットは、知り合いの陶芸家の方のもの。
冬はストーブにのせて、常にお湯を沸かします。
夏はコンロでお茶を沸かして冷ましてがぶがぶ飲みます。
気が付いたら一年中使っています。
ペンギン的なシルエットと存在感も気に入ってます。無いと困ります。

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コロナ禍で久しぶりの関東遠征!ではないでしょうか。
いわもとさんの展示ブースは、ニッケ鎮守の杜「galleryらふと」の前です。
カラフルな裂織りのバッグが鮮やかにハタメク、元気のよい光景が映し出されますね!

いわもとあきこさんの作家ページはこちらです。
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