director's voice

松島周平さん(木工)

Q1
愛知県豊田市で木工作品を制作する松島周平さん。
「工房からの風」に、どのような作品を出品されますか?

A1
本出展では、リム皿、ボウル、丸盆、高杯など、日々の営みから生まれたどんな料理も受け止めてくれる、軽く手に馴染み、
使うほどに味わいを増す、普段使いのうつわの他、スツール、ランプシェード、キャリーボックスを出品いたします。

オカモチ3

IMG_9309

389A0571

Q2
松島周平さんの工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
祖父が戦後すぐに購入した、ガラスを取り付けるときに使っていた小型の玄能です。
お金がない時代に高価な代物だったそうで、特に大切にしていました。生前、自分が家具作りを始めた時に譲り受けました。
ものづくりが好きだった祖父の遺志を継いで、これからも大切に使っていきたいと思います。

IMG_9420

Q3
松島周平さんが自作以外で、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。

A3
家具作りに目覚めたきっかけともなった、ハンス・J・ウェグナーのアンティークのYチェアです。
佇まいの美しさと、「暮らしの道具」としての実用性を兼ね備えたYチェアは、自分が志すものづくりの指針でもあります。

IMG_9418

木工制作のほか、ご夫婦でカフェとB&Bを営む松島さん。
そのお仕事は、20回展特設ページでもご紹介しています。
→ click

松島周平さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜、おりひめ神社の奥。
隣には、Anima uniさんのブースがあります。

作家ページはこちらになります。
→ click