director's voice

橋村野美知さん(ガラス)

小川麻美さんとレンガ道の通路を挟んで、
ガラスの橋村野美知さんが出展されます。
藤棚のふもとで、ハーブの花壇のほとり。
夢の時間が手元に宿るような作品を作られる方です。

Q
野美知さんは、「工房からの風」にどのようなガラスを出品されますか?

A
色を重ねて吹いたガラスの表面を削って、模様を描いた作品を出します。

ふふ。
作家の方からのメッセージは実にいろいろ。
たとえば小川さんのように、長いメッセージもあれば、
野美知さんのようにとってもシンプルなお答えも。
そして、その作品は正反対で、小川さんの作品はシンプルで、
野美知さんは物語を綴ったような装飾的なもので。。

野美知さんのホームページの「物語」というところを読んでいただくと、
その世界観に、少し触れられるような気がします。

Q
野美知さんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?

A
今の自分を追い越していけるような風をつかみたい。

出展が決まってからの時間、きっと精一杯取り組んでくださったことと思います。
その時間が、風をつかむきっかけを生み出してくれますね、きっと。

Q
野美知さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?

A
新体操の選手

ああ、なんとなく、わかります!
敏捷な野美知さんの感じ。
それにしても、野美知って、とても素敵なお名前ですね。

野美知さんは、夫の大作さんとともに工房で仕事をされています。
そのホームページはこちらになります。 → 

出展場所は、最初にお伝えしましたように、花壇の奥、藤棚のほとりです。
ハーブの香りがそよぐ中で、ガラスに描かれた物語とゆっくり出会っていただきたいと思います。