2018年9月の記事一覧

「庭/工房からの風」New

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予感の9月

いよいよ9月!
今年の「工房からの風」は、10月13日、14日の土日です。
もうすぐですねー。
カレンダー、手帳に、スマホに!
ぜひぜひチェック入れてくださいねー。

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8月最終週には、ニッケ鎮守の杜で、出展作家ミーティングも行いました。
北海道から沖縄まで、9割以上の作家が集合!
風人さんもあわせて60名以上の作り手が集って、
10月の本展に向けて、気持ちを整える時間を持ちました。
本気!は整えてこそ!!ですものね。

5日には、出展作家をホームページで公開いたします。
そして、恒例となったブログも始まります。
今年は、風人さんたちのメッセージからスタートです。
どうぞお楽しみに~

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galleryらふとでは、9月に「工房からの風」の関連ワークショップを開きます。

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■9/15 (土) 「陶のワークショップ ふたものを作る」
講師:大野七実
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回5名様 会費:5000円

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■9/17 (月祝) 「手製本ワークショップ 庭の本 – 風 を綴じる」
講師:空想製本屋
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回5名様 会費:4000円

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■9/22 (土) 「染色ワークショップ 秋いろコブナグサ」
講師:RIRI TEXTILE
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回6名様 会費:4000円

どれも心のこもったこの場ならではのワークショップです。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ click

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選考結果を投函しました

先週末、今年度「工房からの風」の選考結果を投函いたしました。
全国から豊かな応募をいただきました。
ありがとうございます。

今日からお手元に届きだすかと思います。
もし今週末までに配達がなかった場合は、ご連絡をお願いいたします。
メール → click
電話 047-370-2244

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galleryらふとでは、風のケミストリー展が始まりました。
→ click
土日、土日の4日間の開催です。
1週目の土日には、たくさんのお客様と作家の方々が、
小屋のようなギャラリーに集って、作品を介して交流くださいました。

今回出展くださっている作家の方々は、今年度の風人さんの一部の方々。
さっそく、今年度の企画についても、お話しが始まっています。

桜が零れ、秋の実りに向かって、始動ですね。
今年度の「工房からの風」も、ぜひお楽しみに!
おっと、その前に、14日、15日のgalleryらふとでの
「風のケミストリー展」も、ぜひに!

サービスショット??は、オープン前、ほうきを使ってのお掃除の様子。
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前にあるもの

 その時、私は車の中にいた。庭仕事から抜けて小さな用事を済ませ、再び庭に戻るところだった。あと十分足らずの所まで来ていながら、余震に渋滞となった道を一時間半かけて『ニッケ鎮守の杜』に辿り着いた。

 それは、不思議な光景だった。いや、正確に言えば、思い返すと不思議な光景だった。被災地はもとより、首都圏でも帰宅パニックになったあの日、庭には変わらぬ穏やかさがあった。避難してきた人たちの表情は動揺しながらもどこか静かで、庭がそれを懐深く受け止めていた。私たちも庭人さん(ボランティアの方々)と共に、庭仕事を続けた。

 この場の揺れが深刻ではなかったからだろう。けれど、混乱を鎮めるラジオの喧騒と渋滞の道から抜けてこの庭にやってきたとき、木々と土と草花、人々の表情の普通さに包まれ、心底ほっとした。そしてその時の状況を知った今となってみれば、その光景が夢の中の映像のように思えてならない。

 今展でも被災された出展者がいた。スエトシヒロさんの工房は、原発のすぐ近くの浪江町にあって、連絡が取れたのは震災の六日後だった。その後、出展を迷っているのではと慮り、来年の参加になっても待っているからと伝えた。少し日を置いて、瀬戸に移ったスエさんからのメールが届いた。

 「・・・今年の『工房からの風』、参加させてください。まだ何も作品が揃っていない今の状態でこうお伝えするのも勝手で申し訳なくもあるのですが、私の、前にあるもの、にさせてください・・・」

「前にあるもの」。そうとらえた人の心を想った。思ってみても遠く及ばないのだけれど。

 震災の後、多くの作り手の手が止まった。ものを作っていて意味があるのだろうかと。そして多くの作り手の手が再び動き出した。やっぱり自分は、この手でものを作り続けていきたいと。美しいもの、誰かの心に喜びを与えるものを作ること。それを過大評価することもないけれど、過小評価することもない。過去にどんな過酷な歴史をくぐり抜けても、それらが久しく絶えたことはないのだから。

 けれど、作り手の心には、あの日、確かに何かが蒔かれた。それは使い手の多くの心にも、私にも同じように。前にあるもの。そして、心に蒔かれたもの。それらを宿して、今年の工房からの風が、この庭にそよぐ。
                    2011年10月 稲垣早苗 記

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震災から6年が経ちました。

今日のお昼過ぎ、片付けものの中から出てきた小冊子。
何気なく開いたのが、2011年のものでした。
ほんとうに、偶然に。

読みながら、6年前のことが昨日のことのように思い出されました。
でも、昨日、のことではないんですよね、やっぱり。
忘れていることもたくさんあるのでした。

忘れることは決してわるいことばかりではなく、
「忘れる力」が「進む力」にもなります。
もちろん忘れるどころか、
まだ大変な日々の渦中にいらっしゃる方々も多いのですが、
もし、忘れている時間が多くても、
時々思い出しながら進むことも必要なんですね。

前にあるもの。
切実なこの思いを、今あらためて心においてみたいと思います。
もの作る仕事について、必死に考えたあの時を思い返して。

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風の予感Ⅰ

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今年度出展作家から5名の展示を行います。

岡野達也|木 5/8(日)
田中友紀|金属 5/8(日)
nagamori chika|染織 5/5(木祝)・8(日)
フジタマリ|木 5/8(日)
モノエ 尾上耕太|陶磁 5/8(日)

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岡野達也さん

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田中友紀さん

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nagamori chikaさん

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フジタマリさん

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モノエ 尾上耕太さん

さくっと画像で恐縮ですが、実物の作品、ギャラリーでぜひご覧くださいませ。

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お庭はバラの季節到来!

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今日は嵐のような風でしたけれど、しなやかに揺れてしのいでくれました。
ありがとう!花々!!

緑の恵みと、フレッシュな作家たちの仕事。
皆さまのご来店をお待ちしております。

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個別ミーティング始まりました。

ニッケ鎮守の杜では、八重桜「関山」の収穫時期になりました。
6,7年になるでしょうか。
八重桜の若木を植えて、その数年後から花を収穫して、塩漬けを作るようになりました。

さくらの季節には、ギャラリーのお客様に桜茶をお出ししたり、
茶菓部でお菓子を作ってもらったり。

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5月発売の雑誌で、お庭の取材をいただいたので、
ちょうど収穫も撮影となりました。
丁寧にじっくり取材いただきましたので、どうぞお楽しみに!
「工房からの風」の会場、
庭人さん、大野さんたちとこんな風に日々手を入れています、
という様子が伝わるでしょうか。
発売されましたら、こちらからもお知らせいたします。

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今年の出展作家との個別ミーティングも始まりました。
当日の展示に向けて、お一人お一人のお仕事を立ち上げていくようなお手伝いをしています。
今年は、例年以上に熱心な作家の方が多くて、アポイントもすでにたくさんいただき、
うれしくも圧倒されております!
秋の実りに向けて、本気度益々高まる今年の風ですね。

おととい、きのう、そして今日と、ここのところ毎日行っているミーティング。
お互いほぼ初めまして!なので、作家の方は少し緊張気味ですが、
お話しを終える頃は、霧が晴れたようにさっぱり、
きらきらっとした表情になられる方が多いように感じます。

別にヘンに鼓舞したり、ヒトタラシなことをしているわけではなくて
(それが一番キケンと思うので)
「聞く」ことを大切に、心がけています。
まず要素をいろいろ伺って、客観的に整理してみる。
そのうえで、私の経験則から引き出せるものがあったら、お伝えする。
この繰り返しで得たものも、「工房からの風」の実り、財産のひとつですね。
実りは、惜しみなく今年の出展者に還元していきましょう。
こうして構成された、おひとりおひとりのブースが、
10月15日16日の土日に、皆様の心によき風となって届くように。
その日の輝きを願って、出会いの時間を重ねています。

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風の予感vol.2

ニッケ鎮守の杜、夏の庭へとぐんぐん季節が進んでいます。
ジキタリスが、こんなにすっと立ち上がって。
バラも一番花を終えて、次の蕾へ。
シャクヤクもあっという間にほころびました。

あたたかさも安定したので、棉も蒔きました。
今年は、愛媛松山のsun and snowさんから譲っていただいた種も蒔きました。
新たな息吹きが加わりますね。

庭人さんたちにご一緒いただいての庭作業。
夏帽子をかぶって、汗を拭いて。。。
真夏の予感、、、ですね。

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6月6日7日の土日
翌週13日14日の土日と、galleryらふとで開く「風の予感vol.2」

出展者は、
SŌK 鈴木絵里加|陶 装身具
服部謙二郎|染織
三浦侑子|ガラス
väli 水野久美子|金属・糸 装身具
の方々です。
こちらにご案内しております。
→ click

そして、業務連絡?ですが、出展作家の方々、初期の個人ミーティングは14日で終了です。
すでに個人ミーティングを終えた方のたぶん9割以上は(私の感覚ですけれど!)
きっと何かを掴んで、制作に拍車がかかっているかと思いますよ。
この4日間は、galleryらふとで行いますので、ぜひアポイントお取りください。
(アポなしは、たぶん時間的に難しいです、すみません)

加えての業務連絡で恐縮です。
稲垣のニッケアドレスのpcがハードディスクの破損でメールの記録がすべてなくなってしまいました。
web登録などのバックアップはしていますので大丈夫ですが、
稲垣とやりとりした5月3日以前のメールを見ることができません。
もし、稲垣から返事がないなどのことがありましたら、あらためてご連絡をお願いいたします。
現在は、正常に使用しています。

6月初めのお庭、ますます緑濃き庭になっていますね。

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風と庭

今週は、新年会を兼ねて、ふたつの大きな集まりがありました。

「風人」さんの会と「庭人」さんの会。
ともに当方スタッフ交えて20人での手作り会食の時間でした。

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「風人」さんは、「工房からの風」出展経験のある作家の方で、
比較的近く(とはいっても、関東一円)にお住まいで、
全体ミーティングに同席くださったり、
今年度出展者を企画側とは少しちがった立ち位置から支えてくださったり、
当日は朝早くから夜遅くまでサポートしてくださる方々です。

以前は「オブザーバー」とお呼びしていたのですが、
今は「風人」(かぜびと)。
名称が変化したと同時に、やっていただくことも進化していきました。
当日、販売は個々に行いませんが、
ワークショップやデモンストレーション、合同企画の実行や、
空間装飾、その前には、「風の音」という冊子への寄稿など、
出展だけではできないものごとを、
「工房からの風」という時空で繰り広げていただくようになりました。

「工房からの風」は、新人作家の登竜門でもありたいと始まった会ですが、
回を重ねる中で、世に出た作家の方にとっての、その後の進化成長の場にもなりたい、
という願いから、このような展開に育ってきました。

今年度はいつも以上の13人の風人さんが、
今から企画を共に立ち上げ、実行していきます。
出展作家の展示と共に、乞うご期待ください!

(注:風人さんは、選考には立ち会われません。
   念のためお伝えします)

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「庭人」(にわびと)さんは、実は「風人」さんより先輩の存在。
2006年から募集をしてきましたので、今は第八期となりました。

「工房からの風」の会場「ニッケ鎮守の杜」の庭の手入れを
春夏秋冬、一年を通じて私たちと一緒に行ってくださるのが庭人さんです。
ガーデナーでイラストレーターの大野八生さんとともに、
植物育成を一緒にしてくださいますが、
実際は所謂華やかに思われるガーデニングというよりは、
真夏の水撒き当番や、秋の落ち葉掻き、神社の玉石揃えなど、
地道な労力のかかる作業を共にしてくださるのです。

一年を通じて、庭人さんの手と心が通ってこそ、
10月の二日間、なんとも心地よい風がそよぐのですね。

(来期の庭人さんの募集は3月以降に行います。
5月1日から1年間。
いろいろこまやかなお願い事はありますが、夏に週1日夕方
4時半から6時までの水撒き当番を引き受けてくださることを前提でお願いしています。
詳しくは、募集期間が近づきましたら、あらためてお知らせしますね)

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画像は、りんごケーキ。
風人さんの会では、当方が用意した料理に、
風人さんたちの手作りのとっておきの差し入れも加わって、
テーブルの上がモリモリになっていたのですが、画像はこれだけ!

ちなみに稲垣のミッションは20人分のおでん作りでした。
前日から仕込んで、しみしみの大根や卵、てづくりこんにゃく、その他諸々も20人分。
仕上がった時には、すっかりおでんやのおかみさん気分でした。

そして、庭人さんの会でのミッションはこれまた20人分のグリーンカレー。
隠し味にはお庭のレモングラスや、galleryらふと仕込みのお味噌を入れてみたり。
メインディッシュは、これまたお庭で収穫したサフランで炊いたごはん!
初めて育てたアマランサスやゴマも使ってのおもてなしでした。

すっかりごはんやさんのおかみさん気分を味わった日々でしたが、
風と庭、冬の日に、気持ちも新たに始動しました。

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夏の庭

関東は梅雨が明けました。

ちょうど今年も「夏の水撒き当番」の季節がやってきました。

ここ、ニッケ鎮守の杜では、ガーデナーの大野八生さんと、
「庭人」(にわびと)さんというボランティアさん、そして私たちスタッフで
お庭づくりを進めています。

進める、、と言っても、その基本は続ける!なんですねー。
梅雨明けと共に、週5日夕方、お当番を決めて絶やさず水撒きと草引きなどを行っています。

汗だくでふーふー、、ではあるのですが、
手と心をかけた分、いやそれ以上に緑からいただく歓びも大きいのです。

秋の日の「工房からの風」の空間は、夏のこんな時間からも作られていきます。

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藍の生葉染め

「工房からの風」の準備も、出展作家の展示場所も決まり、
ぐんぐんと企画が進んでいます。

ぐんぐん、といえば、お庭の夏草の生長もぐんぐん。

藍も順調に育っています。
この夏も恒例の「藍の生葉染め」ワークショップの季節を迎えます。

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 7/19(土)
第1 回:10 時半〜12 時 定員に達しました
第2 回:14 時〜15 時半 定員に達しました
定員 各回12 名 会費 2000 円(お子様連れ+1000 円)

ご応募は、お申込みフォームから。
お名前、お電話番号、ご希望の回、人数、
お子様ご参加の場合は年齢をお書き添えの上、お申込みください。

ご参加お待ちしています!

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出会いの庭へ

今日は終日、庭の手入れの日でした。
庭人(にわびと)さんも、たくさん参加くださって、
冬仕様のお庭がみるみる春のお庭となっていきました。
上の画像は、冬の間に微生物たちが活動しやすいように
土をあたたかくしてくれていた、藁の撤去。
コンポストに入れて、今度はその中の発酵を促してくれます。

白、ピンクとヒヤシンスが満開。
甘く濃厚な香りが庭に流れます。

こちらはこれから開く紫のヒヤシンス。
つんとしたふくらみが愛おしく・・

クリスマスローズもあちらこちらで。

アネモネは存在感がありますねー。

一方、仏の座の可憐さもまた一味。

一面のクロッカス 、、、を夢見て・・

やよいさんが、剪定したプルーンの枝で花壇の中の仕切りを。
これは、フリージアの周りに。

ネギの周りはこんな風に。

お花の終わったスイセンは、緑の部分をこんな風に残して光合成を。
来年のお花のために。

バラの新芽も豊かに生長中。
楽しみだなぁ。

サクラの前に、アーモンドが咲き出しました。
今年は特に花がたっぷり。
収穫が待ち遠しい~

春色の光。
連翹(れんぎょう)。

土佐水木(とさみずき)の楚々とした花。

天にはティーツリー。

地にはヨモギ。

庭人さんたちと一緒に、春色を整えた豊かな一日でした。
(現在、来期の庭人さん募集中です。
詳しくはこちらを → 
ポイントは、夏に週一で夕方の水撒き当番が可能なことです。。)

今週は、今年の「工房からの風 」に出展する作家が、
この庭で出会いの時を持ちます。
北から南から。
全国さまざまな地の工房から集い、新たなつながりを育みます。
サクラも初花くらいほころんでいるでしょうか。

春爛漫の出会いのレポートもお楽しみに!