2023年 工房からの風

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髙際紡糸製作所さん(羊毛など)

2018年、3年ぶりに出展くださる髙際紡糸製作所さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
髙際紡糸製作所さんは、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
羊毛を紡いだ「手紡ぎ糸」、草木染め、藍染した「モヘア」、「麻糸」など一手間加えた天然素材を編み、ニット作品に仕上げています。
ニット帽、ミトン、靴下など。

ニッケ鎮守の杜「手仕事の庭」の藍で、生葉染したモヘアのニット帽、
コブナグサで染めたアルパカのターバンなど、優しい色合いをお楽しみください。
カラードウールは染めず羊そのものの色なので、全て1点ものです。

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(残り糸を巻いた糸巻きは非売品です)

Q2
髙際紡糸製作所さんが、「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
紡ぎ車が大切な道具なのですが、以前出展した時に紹介したので今回は編み針を。

手作りの木彫りの編み針がお気に入りです。
作られた作家さんの丁寧な手仕事が感じられる作品です。
その道具を使い一編み一編み仕上げていく。
紡いで編んでいるのは自分達だけど、それまでの過程で、道具を作ってくれた方、羊を育て羊毛を生産してくれた方、草木染に使う草木を育ててくれた方、多くの人の手により作品が生まれているのだなと感じます。

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Q3
髙際紡糸製作所さんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
大阪と北海道です。
夫婦の実家なのですがコロナが流行りだしてから帰省できていません。
私の両親はもう他界していますが、お墓参りをしたいし、姉妹、友人にも会いたいです。

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木彫りの編み針をはじめ、素敵な道具ばかりですね。
会場では、ぜひこの道具も展示してほしいですね。

髙際紡糸製作所さんのブースは、入り口側の中央花壇の手前。
綿の実、コブナ草など、糸にまつわる植物と共に作品をご覧ください。

インスタグラムはこちらになります。
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chichiさん(フェルト)

chichi(シシ)という名前で作品を発表する前田千絵子さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
chichiさんは今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
布地に羊毛を重ね、お湯と石鹸を使って縮絨する「布フェルト」のストール、ウェア、小物など身に纏うものを出品いたします。
繊維が絡み合うことで表れる縮みの質感、色の重なり、手の中で羊毛と布が変化していく感覚を感じながら作り続けています。

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Q2
chichiさんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
制作の準備に欠かせないドラムカーダーです。
羊毛を挿入し、回転する針のドラムによって繊維を梳かす道具で、学生時代からずっと支えてもらっています。

様々な色の羊毛を梳き合わせることができ、イメージした色をつくるための重要な役割も担っています。
複数の色を混ぜ、重ねた羊毛には、単色では出せない色の奥深さがあります。
ぜひ会場で、混ざり合う繊維の色をご覧いただけますように。

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Q3
chichiさんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
沖縄県名護市の屋我地島。
父がそこに勤めている時に私は生まれました。
2歳まで島で暮らしたのですが、その後は東京へ移ったので残念ながら記憶にはありません。

今年に入ってすぐ、あるお客様と沖縄のお話になり、屋我地島の父が勤めていた職場に、なんとその方もご縁があることを知りました。
不思議な巡り合わせを感じずにはいられませんでした。

その日以来、幼い時を過ごした屋我地島をもう一度訪れてみたいと思っています。

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今回はフェルト制作の作家が3名出展というフェルトの当たり年!
そして、皆さん、異なる制作、作風ですので、どの方のブースも新鮮にご覧いただけると思います。
chichiさんのブースでは、フェルトの服やストール、手袋など装いの楽しみを満喫できそうですね。

そのchichiさんのブースは、おりひめ神社正面左側、稲荷社の奥です。
インスタグラムはこちらになります。
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IZOOMIさん(羊毛画)

2008年の出展から久しぶりに工房からの風へ。
フェルトのIZOOMIさんからのメッセージをお届けします。

Q1
IZOOMIさんは今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

Q2
フェルトの壁掛け作品を出品します。
自分では”羊毛画”と呼んでいます。(今のところ。。)

フェルト制作を始めて今まで、帽子、かばん、テーブルアイテム、洋服などなど、色々なものを作ってきました。
数年前に中国で、壁に掛けるフェルト作品を制作する機会をいただいたのをきっかけに、
”羊毛画”をもっと作りたい、、という思いが膨らんでいます。

今回、初めて日本で”羊毛画”を発表させていただきます。

これ、なんだろ?
と、覗いていただければ、光栄です。

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Q2
IZOOMIさんが、「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
素敵な質問だなぁ、、とじんわりしつつ、
フェルトってほぼ道具を使わないなぁ、、、とひっそりと悲しくなりました。

あえてあげれば、
”裁縫こて”。

仕上げ作業に必要不可欠な大切な道具ですが、近年使う人も少ないのか、
生産中止になり数年後にちょっと再生産され、最近また生産中止になりました。
壊れたらどうしよう、、、と今から心配です。
パナソニックさん、東芝さん、
お願いです、作り続けてください。

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Q3
IZOOMIさんが、コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
カナダのノヴァスコシア。
”幸せの絵の具”という映画を見て、行ってみたくなりました。
でもここでなくてもいいのかもしれないです。
どこか遠くで、何にもないような(でも全てがあるような)ところに行って、
ただただ風景を見て過ごしたいだけなような気もします。

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IZOOMさんが作られたフェルトのスナフキン帽子、私は今も愛用していて、工房からの風でもよくかぶっています。
現在は、服への展開など、羊毛を素材に広やかなものづくりを進めるIZOOMIさんですが、
今回は「羊毛画」に絞って展示されるとのことです。

IZOOMさんのブースは、花壇の奥のテント。
お庭をぐるりと巡りながら、羊毛画の世界を堪能ください。

IZOOMIさんのホームページはこちらです。
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asaさん(布バッグ)

Q1
東京都で天然素材でバッグを作るasaさん、「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
手編みしたジュートのかごとリネンやコットン生地を組み合わせたバッグを出品いたします。
今年の夏にかごを柿渋染めしたバッグもお持ちします。
染める前と後の質感の違いも是非実際に触れてみて頂けたらと思います。
どちらも経年変化をお楽しみいただけます。

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Q2
asaさんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

かぎ針です。
私の場合ジュートのかごは、毛糸のようにすいすいと編み進めることはなく、きつくギュッと編んでいきます。
一針、二針、編んでは指を休ませます。
そのように編むので、かぎ針にはとても負荷が掛かります。
色々なかぎ針を試しましたが、竹製はすぐに折れてしまい、金属製でも使っていくうちに金属部分が折れてしまいました。
現在使用しているかぎ針も金属部分がグリップから抜けてしまうのですが、針の形は手に馴染んでとても編みやすいので、
金属に溝を掘り、強力な接着剤でしっかりと固定し直して、繰り返し使用しています。

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Q3
asaさんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

もともと人混みが苦手でして、家族で公園や川に行くことが好きなタイプですので、ぱっと浮かばなかったのですが、
自粛中会えなかった友人たちとマスクを外して居心地の良いカフェで沢山おしゃべりしたいです!
それと家族と両親と温泉旅行に行って、コロナ疲れを癒したいですね。

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asaさんの出展場所は、galleryらふとを正面にした神社の手前。
ホームページはこちらになります。
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森下綾さん(木工)

Q1
森下綾さんは、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A2
杉角材を寄木にしてくり抜いた器をメインに、杉の一木から削った大きめの器も出品します。
出品する器は全て杉材に漆塗装をしたものになります。

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Q2
森下綾さんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
掃除用具、特に掃除機と小さな手箒でしょうか。
小さな工房かつ換気が悪いため、これがないとすぐに埃まみれです。

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Q3
コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
様々な森を訪れたいです。

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森下綾さんの出展場所は、入り口入って右手。
銀座アスターを背中に、お庭を見渡す場所です。
ホームページはこちらになります。
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hoshirou さん(木工)

hoshirouという屋号を持つ木工の高橋裕也さんからのメッセージです。

A1
hoshirou さん、工房からの風にはどのような作品を出品くださいますか?

Q1
木のもつ、色合い、香り、質感やその変化を楽しんで頂けるようなつくりを心掛けております。

ハンガー 、木ヘラ、カッティングボードなど中心に出品します。
主催者さまのご好意により、家具を持参します。
今回に合わせて製作したテーブルや、以前製作した作品など持参していく予定です。
ブース内の空間も楽しんで頂けたら嬉しいく思います。

屋号としているhoshirouですが、保精郎という字を書きます。
モノづくりに携わっていた両祖父が、それぞれ『保七』と『精一郎』という名前でした。
モノづくりの道に進んだことで、あやかり名付けました。
最初はどうかな?と思いましたが、以外と印象に残るみたいで助かっております。

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Q2
hoshirou さんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
道具はどれも大切にしている方かと思います。
引退された方や、ご家族のご好意によりやってきた道具が比較的に多いもので、迷います…
強いて言えば、祖父が使用していた砥石ですかね。
使い切りましたけど。

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Q3
hoshirou さんがコロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
その時に思った場所に行きたいです。

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千葉県在住の高橋さん。
工藝作家というよりは、よい意味で職人さんとしてのお仕事だったと思うのですが、
「工房からの風」への出展を機に、そのお仕事が広がっていくとよいですね。
じっくり『hoshirou』ならではのものづくりが展開されますように。

hoshirouさんのブースは、galleryらふとに近い花壇の近く。
什器の多くも自作の家具とのことですので、什器もぜひご覧になってみてください。

hoshirouさんのホームページはこちらです。
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菅原博之さん(木工)

「工房からの風」では、出展をはじめ、風人(かぜびと)さんとして企画運営にもお力をいただいていた菅原博之さん。
久しぶりに出展くださいます。

Q1
菅原博之さん、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
主に漆仕上げの、お重、弁当箱、角皿、椀、ボウル、カトラリーなどを出品いたします。

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Q2
菅原さん、「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A1
北海道で馬橇職人だった妻の祖父が、当時使っていた沢山の貴重な道具。
刃物はとりあえず錆を取った状態のままですが、時間がある時に研ぎ、柄を作り、いつか使えるように、手入れをしたいと思っている大切な道具です。

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Q3
菅原さんが、コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
今の仕事を志すきっかけとなったイギリスへ、再び訪れてみたいです。

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馬橇に使っていた貴重な道具。
縁あって菅原さんの手元にわたって息を吹き返す日も近いですね。
貴重な道具、そしてストーリーを教えてくださり、ありがとうございます。

菅原博之さんの出展場所は、おりひめ神社鳥居前。
わかこさんも来らるそうですので、一層和やかなブースになりそうですね。

菅原博之さんのインスタグラムはこちらになります。
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糸花生活研究所さん(木工・織)

木工の藤原洋人さん、織りの藤原真子さん夫妻による
「糸花生活研究所」さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
糸花生活研究所さんは、今回の「工房からの風」に、どのような作品を出品なさいますか?

A1
私達の活動の中心であるリボン織り機やかぎ針などの木製手芸道具と、
木のボタン、曲木の小さな箱物、今回新しく作り始めたものとして手描きの木製食器、
手製の織り機でつくっているアクセサリーや鞄などを出品します。

今回の作品作りにも使っているオリジナルの手織り機をテントの入り口に配置し、
手仕事のある暮らしの風景を感じていただける展示構成にしたいと思っています。
秋の日のお庭で、心地良い手仕事の音が聞こえてきそうな展示にできるといいなと思っています。
ご覧いただけたら嬉しいです。

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手芸道具

リボン織り
Q2
糸花生活研究所さんが「工房」で特に大切にしている道具をひとつ教えてください。

A2
リボン織り機です。

活動をはじめた頃に作った道具で、この織り機を通して沢山の方々と手仕事の楽しさを共有してきました。
私たちの活動を支えてくれている大切な道具です。

道具 (1)

手織り鞄

Q3
糸花生活研究所さんが、コロナ禍のあと、訪ねてみたい場所を教えてください。

A3
思いっきり深呼吸できる場所に、ピクニックに行きたいです。
この秋もマスクの生活が続いているので、季節の変わり目に感じられる空気の香りや温度感などを感じにくく、うずうずしています。
コロナ禍で益々読書好きになった娘が、物語で読んだイチゴ摘みに行きたいと言っているので、それも叶えてあげたいなと思っています。

木皿とカトラリー

藤原洋人さんと藤原真子さん、おふたりのものづくりの世界。
「galleryらふと」と花壇の間に建てたテントに展がります。
ちょっと、今までの「工房からの風」とは異なる風が吹いていそうですね。

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糸花生活研究所 
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作家紹介始まります

10月23日、開園時(10時から10時45分にご入園分)のご予約が定員に達しました。
ご予約をありがとうございました。
もし、ご予約者様がキャンセル処理をされた場合、空きが予約サイトに出てきます。
ご予約ご希望の方は、もしかするとキャンセルのタイミングがあるかもしれませんので、よろしければ時々ご覧になってみてください。

当日は、どなた様も整理券順のご案内となります。
受付の当日整理券というフラッグのところで、スタッフからお受け取り下さいませ。

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お問い合わせで多いのが、「ワークショップはありますか?」というもの。
すみません!
今年、ワークショップは行いません。

現在、感染が少し収まってさまざまに規制が解除されていますが、
つい少し前、8月中旬の第五波の頃には、開催自体にも躊躇がありました。
飲食、庭の駅、ワークショップは今年は見送って、シンプルに行うこととさせていただきました。

:::

いよいよ、出展作家からのメッセージをご紹介していきます。
こちらも、今年はイレギュラーになります。

「工房からの風」の特徴は、出展までの時間。
全体ミーティングで作家同士の交流を育み、企画者と作品についてのミーティングを重ねる。
zoomミーティングを行ったりはしましたが、例年の熱量とは比べようもありません。
数名の方とは、個々にミーティングができましたが、通常と比べれば本当に僅かなことでした。

なので、いつものように、私から心で感じた言葉で作家を紹介することができません。
お会いした数名の作家、出展経験のある作家の方へにお寄せする言葉はもちろんありますが、
偏ってしまいますので、今年はシンプルにメッセージをご紹介することに留めますね。

幸いなことに、感染が落ち着いたタイミングでの開催となりました。
とはいえ、つい先日まで、先の予想がつかない不安の中におりました。
今年の「工房からの風」は、いつもの「工房からの風」とは、違うところばかりです。
安心安全に配慮して「開催する」ということにあたたかなお気持ちをお寄せいただけましたら、大変ありがたく存じます。
そして、今年ならではの「工房からの風」が、笑顔の会になるように、
皆様のご理解とご協力をあらためてお願い申し上げます。

いつもと同じことの筆頭!
それは、、出展作家の真剣です。
コロナ禍の中、開催に対して、どんなに不安があったことでしょうか。
そのような中にも、心を整え、手を動かし、美しく、人の暮らしに恵みを与えるものづくりに励まれたこと。
このとびっきりの真剣さはいつもと同じです。

さまざまに通常開催とは異なる中にありますが、この作家の「真剣」に楽しく触れていただけますように。
企画者からそう願いながら、作家からのメッセージをお届けしてまいります。

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ご予約状況

開園時(10:00~10:45の間のご入場)のご予約が本日正午から始まりました。
早々にご予約くださいまして、誠にありがとうございます。
現在(10/22 21:50)、土曜日初日はお申込み締め切り、31日日曜日は、10:30~と10:45~のご予約が可能です。
※二名様でご予約の場合、必ず二名様のお名前をお書きください。
→両日定員となりました。ありがとうございます。(10/23 17:00更新)

ご予約のない方は、当日整理券をお受け取りください。
順番にご案内いたします。

ご予約のお客様には、園外でお待ちのお客様の状況によって、
90分で一度ご退園をお願いする場合がございます。
大変恐縮でございますが、お譲り合いの程、お願い申し上げます。

一度園外に出られて、ちょうどランチタイムですので、
お昼やお茶時間にしていただき、再度新たな整理券順にお入りいただけましたら幸いです。

様々に考えながら、皆様に安心安全な会の運営を企画しております。
少しでもスムーズに、ご希望の方にご覧いただけるようでありたいと思っております。
円滑な運営のため、皆様のご協力をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

具体的には

大人数でのご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
早朝からのご来場はご遠慮ください。
お待ちの際にソーシャルディスタンスをお取りください。

受付ゲートには担当のスタッフがおります。
ご案内させていただきますので、宜しくお願いいたします。

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開園時予約のご案内

ご予約は22日金曜日正午から

開園時の混雑を避けるために、両日ともに、10:45の入園までご予約優先とさせていただきます。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

10:00~入園

10:15~入園

10:30~入園

10:45~入園

でご予約を承ります。
予約に関しては、ネットのみにてお願いしております。
ネット予約ができない方は、当日10:45~ 園内人数を調整しながら、当日配布する整理券番号順にご案内させていただきます。
(電話等でのご予約はお受けできません。ご了承のほどお願い申し上げます)

ご予約は22日金曜日正午から

30日土曜日分は こちら → click

31日日曜日分は こちら → click


お申し込み後、ご本人様確認メールに記載されたURLをクリックしてご予約完了となります。
迷惑メール設定を行っている場合、確認メールが届かないことがあります。
メール受信設定/メールフィルター等から「nikke-cp.gr.jp」を受信できるよう設定した上でお申込みを行ってください。


11:00以降は、会場内人数を調整しながらご入園をご案内させていただきます。
状況によって、ご入園をお待ちいただく場合がございますのでご了承ください。


ご入園をお待ちのお客様の状況に応じて、90分でのご退場をお願いする場合がございます。
多くの方にご入園いただきたく、お譲り合いの程お願いを申し上げます。
尚、一度ご退場の節は、あらためて当日配布の整理券を受付でお取りください。順番にご案内させていただきます。
よろしければ、ランチやカフェをお楽しみいただき、再度のご入園をお待ち申し上げております。


どなた様にも、ご入園時、体温測定と手指の消毒、マスクの着用をお願いしております。
ご理解とご協力をお願いいたします。

:::

今年は2日間ございます。
午後は比較的余裕があるかと思います。
初日午前がもっとも混雑が予想され、90分でのご退園をお願いする可能性もございます。
ご予定組み立てのご参考にしていただけましたら幸いです。

:::

野外で人数コントロールをし、安全対策を行いながらの運営をいたします。
とはいえ、皆様のご協力あっての今年度の「工房からの風」となります。
お待ちいただいたり、お譲り合っていただいたりと、ご不便をおかけする場面があるかと思いますが、
どうぞ笑顔でお過ごしいただけますよう、ご理解とご協力の程、お願い申し上げます。

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安全祈願祭

10月20日大安の日、「おりひめ神社」で「工房からの風」の安全祈願祭を行いました。
お天気に恵まれ、安心安全な会となり、ご来場者様に恵まれますようにと
宮司様よりご祈祷いただきました。

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出展作家の方々にもお知らせしておきましたので、
きっとそれぞれの工房から想い、祈りが寄せられたことと思います。
前日の雨も上がって、清々しい秋の光に満ちた安全祈願祭となりました。

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おりひめ神社の幕。
新たに織っていただきました。
織り手(おりひめ!)は、和泉綾子さん。(RIRI TEXTILE)
工房からの風にも出展いただき、近年は「風人さん」も担ってくださっています。

おりひめ神社の先代の幕は、私の記憶では20年以上使われていたような気がします。
絹も使われた(混紡かもしれませんが)織り文様の入ったものでした。
虫にも少し食べられていましたし、シミも気になっていましたので、
今年思い切って和泉さんにお願いしたのでした。

糸は経糸、緯糸ともに大麻。
古来より神社では、神力があると思われていた大麻が使われています。
確かに光り輝く美しい糸。
これを和泉さんがおりひめ神社の幕に織り上げてくださったのでした。
緩やかな平織で、糸の美しさと織る手の澄んだ想いが伝わるような布に仕上げていただきました。

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全貌はこのような感じ。
手に持つのは織り手の和泉綾子さん。

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西日がオーブ(玉響 たまゆら)のように。

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デザイナーの宇佐美と共に設えました。

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設置後の記念撮影。
りりちゃん(皆さんにそう呼ばれています)いつもながらの全力の笑顔!

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和泉綾子さん、ご制作、ほんとうにありがとうございました。
こうして、ひとつひとつ、粒子のようなことも含め、想いを込めて行い、形になって残っていくことが(いや、形に残らないものごとも)とても豊かで大切なことなんだとあらためて思ったのでした。

主催者のニッケコルトンプラザの役職の方々、
バックヤードを支えてくださる設備運営関係の方々、
そして、風人さんからは、陶芸作家の大野七実さん、木工のアトリエ倭、香田夫妻も和泉さんと共に参拝くださいました。

いよいよあと10日。
22日金曜正午からは、開場時のご予約も始まります。
あと数時間後には、ご予約サイトのリンクもいたしますね。

コロナ禍の中、五里霧中を初めてのことも多く進めてきましたので、至らぬ点もありますが、開催に向けてひとつひとつ進めています。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。