2023年 工房からの風

director's voice | コメントする

山口未来さん  ガラス 東京 

Q1
山口未来さんは、工房からの風にどのような作品を出品なさいますか?

A1
吹きガラス、江戸切子、バーナーワークの技法を組み合わせた器やアクセサリー作品を出品します。

20190312_092954

Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
製作工程の中でも特に江戸切子の道具を大切にしています。
ひとつひとつの道具に癖や個体差があり、使い続けることで少しずつ自分に馴染んできました。

写真にあるのは木盤といって桐材の旋盤で仕上げの磨きをする道具です。
はじめてこの道具を手に入れた時、師匠が名前を彫ってくれたのが思い出に残っています。
そしてそれは「これ(ガラス)をやっていくんだ」という覚悟が実感できた時でもあります。

20190924_135828

Q3
山口さんにとって、ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、大切な人や物との出会いについて教えてください。

A3
私にとってものづくりの種火と言えるのは「好き嫌い」なような気がします。
ガラスを始めた頃まずやったことは、自分が何を「好き」で何を「嫌い」なのかを知ることでした。
フランスで学生をしていましたが、その頃かなり挫折し自信を失っていたので
もはや何がよくて何が悪いのかも自分では判断できなかったのです。
そんな私ができたのは「好き嫌い」をジャッジし積み重ねる事だけでした。
そのためにあらゆる本や雑誌、街なかのあらゆるもの、美術館や博物館で物を見ては「好き」と「嫌い」に分けました。
理由や整合性は一切なくただの「好き嫌い」です。
そうするうち「好き」の輪郭が少し見えてきて、それを作ろうという方向が生まれました。

自分でも意識していなかった「好き」なものが、いつしか作りたいものになり、見てもらいたいものになりました。
そうしてそれがここまで私を連れてきたように思います。

それでも今もなお「好き嫌い」は難しい。
「好き」だと思っていたはずがそれほどでもなくなっていたり。
「嫌だ」と思っていたこともせざる負えなかったり。
「好きでも嫌いでもない」ものが多過ぎるような気がしたり。
時間は流れ、環境も変わる。自分も変わるからいつも揺らいでいるような心許ない気分にもなる。

ただそれでもいつも「好き」と「嫌い」はジャッジし続けていこうと思っています。
それだけは自分のやっていることの理由になってくれると信じています。

20190715_075046c

山口未来さんが、港区で吹き硝子をされていると伺って驚きました。
どこか半信半疑(すみません!)でお訪ねすると、全日空ホテルの程近くにガラスの窯が!
聞けばさまざまなご縁が巡ってこの地で窯を開くことができたと。

山口さんのガラスとの出会いはフランス。
文学を学びに行ったフランスでガラスの修行へと転向し、
フランスの吹きガラス職人養成学校で国家資格を取得されました。
ドイツなどでも研修をされたのちに帰国して、
今度は江戸切子の技法を学ばれた山口さん。
その作品は和の技法を用いながらもどこかよい意味で無国籍な伸びやかさがありました。

長くお教室でレッスンのお仕事もされていましたが、
作家活動へと軸を動かされたタイミングで「工房からの風」に出展くださいました。
キャリアが長い方ながら、作品の制作発表はこれから広がっていくというタイミングですので、
伸び代をうんとお持ちだと私は思っています。

IMG_0386

山口未来さんの出展場所はコルトン広場、スペイン階段前。
本八幡方面からいらして、すぐのところです。

インスタグラムはこちらになります。
click

director's voice | コメントする

菊知真由美さん 陶芸 埼玉

Q1
菊知真由美さんは、工房からの風にどのような作品を出品なさいますか?

A1
和紙染めという技法で装飾したうつわを出品します。
普段使いのうつわが主ですが、コンポートやピッチャーなど、生活に変化をもたらしてくれるようなテーブルウェアもご覧いただく予定です。

IMG_20190929_220502

Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
和紙染めとは、好きな形に切った和紙をうつわに貼り付け、顔料を染み込ませるという伝統的な技法です。
ですが、私は和紙は使わず、キッチンペーパーを使っています。
リーズナブルだし、細かい形も切りやすいし、顔料もきれいに染み込みます。

IMG_20190929_221252

Q3
菊知さんにとって、ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、大切な人や物との出会いについて教えてください。

A3
両親です。
幼い頃から私の遊びは絵を描くか、物を作るかのどちらかでした。
外に遊びにも行かず家にこもりがちな私を 、父も母も呆れながらも認めてくらていたように思います。
物作りの道を選んだ私を、ためらうことなく送り出してくれました。

IMG_20190929_223035

和紙染めをキッチンペーパーで。
考えてみたら、この技法が生まれた時には、紙は「和紙」だったんですよね。
身近な素材で新たな技法を生み出したことを思うと、
菊知さんが身近な紙を使って制作するというのは、しなやかな発想だなぁと思いました。
作品も、しなやかで軽快なリズムが流れているよう。

IMG_20190929_215401

菊知真由美さんの出展場所は、コルトン広場、スペイン階段前。
お隣はガラスの山口未来さんです。

director's voice | コメントする

今年のメッセージ

木・火・土・金・水

工房からの風では五回にわたり、五行をテーマに展開しています。
今年のテーマは火。
作り手の心に宿る、もの作りの種火に心を寄せて企画をしました。
手仕事の庭を、ひとりひとりが携えたカンテラを照らしながら集う秋の日。
作り手たちが抱くもの作りの種火から実った作品との出会いを、ぜひお楽しみください。

KOUBOU18B4ai

今年の工房からの風に込めた想い、
いや、込めたというより、「火」というテーマを巡って、
風人さんたちと考えた末に巡り合えた想いというのが正確なところです。

火としては、たとえば灯台的な大きな熱源もありますね。
みんなこっちだよ!と示してくれるような灯り。
そのような火の存在も大切ではあるけれど、小さな小さな種火のようなものを取り上げよう。
そんなことに思い至ったのでした。

ものづくり、作家活動は、決してたやすいものではありません。
現代において、あえてこのような仕事を選び、進もうとしている人たちは、
その原点に灯っている種火がきっとあるはず。
それらをあらためて作家本人が見つめ直し、それを披露することで風を呼び込み、
その火を膨らませていこう。
そんな想いに、まさに火が継がれていった企画期間だったように思います。

+++

今年の私からの質問はこちらです。

Q1
工房からの風にどのような作品を出品なさいますか?

Q2
ご自身の工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

Q3
ものづくりの種火ともいえる、きっかけや動機、大切な人や物との出会いについて教えてください。

今、私の手元にはぞくぞく出展作家の方々からのメッセージが届いています。
今年は、特に熱くて濃ゆい!メッセージが多いような。
そうですよね、なんといっても「火」ですから。
そして、工房の中の大切な1カット!私もとっても楽しみなのです。

では、ご紹介、始めますね!!

director's voice | コメントする

自由学園明日館での催事

9月も末日となりました。
今年の工房からの風まであと18日。
10月からは、出展作家の皆さんからのメッセージをお届けしますね。

その前にひとつご紹介を。
自由学園明日館 婦人之友社展示室で、津田清和さんの硝子展が開かれます。
津田さんは、2005年、第三回工房からの風に出展された方。
今はその独自の作品世界を構築されて、広やかに作品発表をされています。

10/1 (火) ~ 6 (日)
12:00~17:00|会期中無休
自由学園・明日館 → click

婦人之友誌で「手しごとのモノサシ」という連載を稲垣がさせていただいておりますが、
この10月号の記事と連動での展覧会となります。
そして、この展覧会には、今年の「工房からの風」に初出展する女性3人の硝子作家のご紹介も加わりました。

aonoteshigoto_530

手塚えりかさん、森屋茉莉子さん、山口未来さんです。

フランクロイドライト設計の重要文化財での展示。
一足早く、風の予感を感じにお出かけください。

10/1(火)には、津田さん、手塚さん
10/6(日)には、森屋さん、山口さんが在廊くださいます。

M201910-825x510

さあ、ではいよいよ作家からのメッセージを!

director's voice | コメントする

出展作家とメインビジュアル公開

2019年の工房からの風。
第17回となります!
2001年の始まりから、こうして回を重なることが出来ることをあらためて感謝しています。
佳き風を継承しつつ、新鮮な風を巻き込んで、今年の工房からの風、お届けいたします。

木火土金水(もっかどごんすい)
昨年より、ゆるやかに底を流れるテーマとして、この五行(ごぎょう)を掲げています。
今年のテーマは「火」。

火、って、難しかったです。
素材そのものではないし、現象ですし。
ものづくりのさまざまな場面で関わるものなのに、それをどのようにこの場でとらえようかと。

新年1月から、風人さんたちとミーティングをしながら、この「火」について考えてきました。
そして、気づいたのです。
工房からの風の出展作家は、すでにものづくりの種火を持っている人たちだと。
この場は、その種火を豊かに育み、絶やさず、継いでいくことだと。

ある活動、企画、展覧会・・・って、それ自体のコンセプトや思考が確かにあって、それをドーンと掲げるということもありますね。
たとえば、灯台のように、こっちの光、こっちの火だよーって、照らしてみたり。
そういう光、火も大切だけれど、「工房からの風」ではひとつの大きな光や火ではなくって、ひとりひとりが大切に抱えた光や火を持ち寄って、その火と火が出会うことで、大切なものを豊かに育むイメージを描いたのでした。

KOUBOU18B4ai

そのイメージを素敵な絵に描き上げてくださったのは、大野八生さん。
2007年よりメインビジュアルを描き続けてくださっています。
森のような、庭のような、私たちが生きていく営みの野を、それぞれ火を大切に掲げて進んでいこう。
そんな願いがこめられた絵なのです。

当日は、火をテーマに考察した「五行テント」も登場します。
また、詳しくは近づきましたら、ご案内いたしますね。

そして、今日は出展作家も公開をいたしました。
→ click

先日、この作家の方々がニッケ鎮守の杜に集ってミーティングも行いました。
北海道から沖縄まで、まさに全国から9割の方が集ってのミーティング。
ものづくりの火種が集って、新鮮で刺激的な風がそよいで、創造の火が育まれています。

10月19日20日の土日。
皆様、ぜひ「工房からの風」へお出かけくださいませ。
出展作家、主催・企画者一同、心よりお待ちしております!

director's voice | コメントする

花吹雪ランチ

「工房からの風」の会場にもなる「ニッケ鎮守の杜」。
ここには、「手しごとの庭」という花壇をはじめ、
高木、灌木、宿根草の数々が緑の空間を育んでいます。

そのお手入れをしてくださるのが「庭びと」さんたち。
地域にお住いの方々が私たちスタッフとともに手入れをしてくださっています。
4月末が区切りとなって、5月から新しい年度になりますので、
只今、絶賛新人庭人さん募集中です。
(詳しくは、こちらをご覧ください。
→ click 

IMG_0543

お庭を囲む13本のソメイヨシノと、真ん中に伸びる一本の八重桜。
4月15日は、はなびら降り注ぐに日の手入れ日となりました。

IMG_0545

1年のお礼をこめて、庭びとさんへ心ばかりですが、スタッフでお礼のランチをご用意しました。

IMG_0533

お庭で育ったレタスなどのサラダがメイン!
ルッコラのお花をトッピング。

IMG_0538

IMG_0536

らふとで仕込んだ2年味噌のスープ。
味噌汁、ではなくってスープ。
セロリ、玉ねぎ、長ネギ、キャベツを炒めて、
そのあと、レンコン、サツマイモ入れて煮込みました。
お庭のローリエと一緒に。
仕上げにさっぱりと薄めに味噌を溶いて、
吸い口のように、これまたお庭の三つ葉を散らしました。
天からのご褒美?に、桜の花びらまで紛れ込んで。

IMG_0530

らふと茶菓部謹製!の桜と抹茶のマドレーヌや、
大野八生さんからの差し入れの立派なイチゴ。
鴨川の路地の夏みかん。
デンマークのバターやチーズ、ノルウェーのクラッカーなども加わって、
花吹雪と木漏れ日の中で、庭を丹精する仲間!のような
あたたかな方たちとのひとときが流れていきました。

IMG_0541

ランチのあとには、八重さくらの収穫を。
塩漬けにして活用します。

花壇の中では・・・

IMG_0553

IMG_0551

IMG_0549

IMG_1351

ヒヤシンスとチューリップの盛りが過ぎて、白山吹や変わりスイセンの白が輝くお庭です。
クリスマスローズもしげしげと。

この場では、いよいよ月末に今年度の工房からの風の全体ミーティングも行われます。
50名の出展作家のうち、北海道から沖縄まで、46名がこの場に集っての初めまして!を。
その頃、桜の木には、色づき始めた葉っぱが揺れているでしょうか。

皆様も折々、ぜひニッケ鎮守の杜でリフレッシュをしにお立ち寄りください!

director's voice | コメントする

眩しい季節へ

ニッケ鎮守の杜の13本の桜。
満開となりました。
花びら零れる時間は、今しばらく続きますね。
お近くの方など、ぜひお出かけくださいませ。

今年度「工房からの風」の出展作家50名(組)も確定して、
今月末には、この場で初めての集いの時間が持たれます。
桜の木は、薄黄緑いろの葉桜の頃でしょうか。
幼い葉桜の木の下で出会った作り手たちは、
10月、紅葉が始まった頃の同じ桜の木の下、
成熟を深めた作品を手にして再び集います。

桜の木がぐるりと囲んだこの庭が起点となって、
今年も作り手たちがその仕事を進化させていきます。
その実りとの出会いを、皆様どうぞご期待ください。

IMG_1350

皆様へのお知らせ/工房からの風 | コメントする

工房からの風から -伊勢丹新宿店-

–¼Ì–¢Ý’è-1

今年も伊勢丹新宿店で 〝『工房からの風』 から 〟を開きます。
ご来場をお待ちしております。

2019
前期  3/13(水)〜 19(火)
後期  3/20(水)〜 26(火)

伊勢丹新宿店 本館5階 =
センターパーク/ザ・ステージ♯5
10:30 〜 20:00

『工房からの風』にゆかりの50作家。
二週間にわたって、伊勢丹新宿店にその作品が豊かに集います。
今秋17回目を迎える『工房からの風』は、新人工芸作家の登竜門として、
多くの作り手を輩出し、作家同士が切磋琢磨する場を醸成してきました。
新鮮な作り手たちの息吹に満ちた作品との出会いをぜひお楽しみください。

前期 3 / 13(水)〜 19(火)

〈独立ブース〉
陶磁 ▪︎ 大野七実
ガラス ▪︎ 曽田伸子 | 橋村野美知
木 ▪︎ hyakka
布 ▪︎ TETOTE | RIRI TEXTILE
カバン ▪︎ am
服 ▪︎ VANILLA
装身具 ▪︎ LCF | 佐々木ひとみ | nibi
革 ▪︎ YUSHI SOSHIRODA
紙 ▪︎ にしむらあきこ

〈セレクションブース〉
陶磁 ▪︎ 大谷桃子 | 竹口 要 | 平野日奈子 | 松本郁美 | よしのちはる
ガラス ▪︎ 松村 淳
木 ▪︎ 加賀雅之 | 中矢嘉貴
布 ▪︎ sun and snow | nagamori chika | nomama
革 ▪︎ Ohama


後期 3 / 20(水)〜 26(火)

〈独立ブース〉
陶磁 ▪︎ 小泉すなお
ガラス ▪︎ 菊田佳代 | 津村里佳
木 ▪︎ 前田 充
布 ▪︎ 豊田陽子
カバン ▪︎ 武井春香
服 ▪︎ noka
装身具 ▪︎ Anima uni | niu. | 吉田 史 | väli
革 ▪︎ 加藤キナ | 谷田貝陵子

〈セレクションブース〉
陶磁 ▪︎ 安齋 新・厚子 | 田屋道子 | 萩原朋子 | ヒヅミ峠舎
陶磁 ▪︎ 松塚裕子 *3/23(土)~出品します
ガラス ▪︎ 熊谷 峻 | 津田清和
木 ▪︎ studio fujino | ナカヤマサトシ
布 ▪︎ 高見由香 | 舞良雅子
刺繍 ▪︎ 繍  ぬいとり


Food   3/16(土)〜・3/20(水)〜
▪︎ ncafe+tsubomi  クッキー・ブレンド茶
▪︎ カフェポステン  コーヒー豆


Event
▪︎ 3/13(水) 10:30〜12:30 大野八生・ライブペインティング

▪︎ 3/15(金) Ohama・革の封筒型ペンダント
①11:00〜13:00 ②15:00〜17:00 定員 各6名様 参加費 3800円(税込)
ご予約 3/8(金)11:00 から 03-3352-1111(大代表・本館5 階=センターパーク/ザ・ステージ♯5)

▪︎ 3/16(土) 14:00〜14:30 トークイベント・作り手のモノサシ
山下謙介(『婦人之友』編集者)× 稲垣早苗(『工房からの風』ディレクター)


 作品には数の限りがございます。売切れの節はご容赦くださいませ。
 作家在店日はホームページをご覧ください。 hinata-note.jp
 セレクションブースでの作家在店は一部に限ります。


今展での〝 隠しテーマ 〟
「ミモザイエロー」と「羊」モチーフの作品がひそんでいます。
会場内で探してみてください。

director's voice | コメントする

応募期間27日まで

年度「工房からの風」への応募期間は27日水曜日までです。

一次への応募が急に増えた分、現在のところ二次はゆっくり目です。
迷われている方、まだ間に合いますので、ぜひ応募用紙に向かってみてください。

ちなみに、初めての応募の方が通りやすい、ということはありません。
応募回数を考慮しての選考はまったく行っておりません。

出展経験作家の方、一次選考でもれた方も、お待ちしています。

IMG_8051

今年は第17回。
17の扉を開けて、新しい世界、新鮮な出会いに触れていただけますように。

ご応募、お待ちしております。

要項はこちらです。
→ click

director's voice | コメントする

二次募集始まりました

今年度出展作家をあと25名募集いたします。

開催日: 2019年10月19日(土)20日(日)
応募期間:二次:2019年2月1日(金) ~ 2月27日(水)

すでに一次で25名を選出させていただきました。
今回の25名と合わせて、今秋10月の第17回工房からの風を開催いたします。

2018年、2017年に出展した方は応募できませんが、
それ以前に出展した方、ぜひ次へのステップアップ、
句読点になるような機会として、出展をご検討ください。

今まで選を通らなかった方も、プレゼンテーションを見直して、
ぜひ再チャレンジいただけたらと思います。

もちろん、初めて!のご応募も大歓迎です。
ものづくりの世界が、ぐんとひらけていくことと思います。

#工房からの風でオレンジのアイコンの記事がたくさん掲載されています。
皆さん、出展経験のある作家の方々。
応募をすすめてくださっています。
下の方にスクロールしていただくと、オレンジいっぱい!です。

→ click

2019_koubo

吹きガラスの作家、新鮮なジャンルの作家も特に求めています!

要項はこちらです。
→ click
ご応募、お待ちしております。
また、適した作り手をご存知の方は、ぜひおすすめをお願いいたします。
出会いの磁力、今年も高めたいと企画を進めています!

募集・選考/工房からの風 | コメントする

謹賀新年

2019年が始まりました。
明けましておめでとうございます。

1月2日には毎年行う歳旦祭がおりひめ神社でとり行われました。

IMG_0747

IMG_0767

今年のこの場を介して交わされる出会いが、
豊かな恵みに満ちていまうようにと祈願しました。

:::

昨年末に一次募集の選考通過された方々25名全員から、
ご参加の確認をいただきました。
魅力豊かな作品を作られる方が揃っていて、秋の日が大変楽しみです。

出展作家全50組のうち、あと25組は二次募集から選出させていただきます。
2月1日(金) ~ 2月27日(水) が応募期間ですのでふるってご応募ください。

特に
吹きガラス
鍛金
和紙
バスケタリー
その他ジャンル(今までに出展のなかったものなど)
で意欲的なご応募をお待ちしています。

:::

2次募集のあとは、恒例となった伊勢丹新宿店での催事が始まります。
前期 3月13日~19日
後期 3月20日~26日
50作家による充実の会になりますので、こちらも乞うご期待ください。

:::

日々の「ニッケ鎮守の杜」の活動。
折々に開催する「galleryらふと」でのワークショップなど。
そして秋の工藝の祝祭のような「工房からの風」。
今年も今活動をどうぞよろしくお願い申し上げます。

director's voice | コメントする

一次募集締め切りました

第17回工房からの風。
50名(組)の出展ブースのうち、25名を最大として一次募集を行いました。

一次募集、二次募集、という方式を取って三回目。
今回、昨年の一次募集よりもほぼ二倍のご応募をいただくことができました。
そして、応募いただいた方々の内容、レベルが大変高かった、です。
一次募集ということが浸透してきたのでしょうか。
何より、出展経験作家の方々が、口コミで、ブログで、
各種SNSでお勧めくださったことが大きな力となったのだと感じています。
この場からも心より御礼申し上げます。

今回、最大の25名の作家を選出させていただきました。
週明け、火、水、木曜日くらいまでには選考結果通知がお手元に届くかと思います。
応募をされた方で29日土曜日までに結果が届かなかった方は、お手数ですがご一報ください。
047-370-2244 galleryらふと
(募集要項にも記してありますが、選考結果内容についてのご質問にはお応えできません)

:::

二次への応募は、2019年2月1日(金) ~ 2月27日(水)です。
ここであと25名(組)を決定して、計50名!2019年の工房からの風のメンバーが決まります。
一次への応募が間に合わなかった方、新たにトライしてみようと思われた方、
一次が選外だったけれど、ブラッシュアップして再挑戦してみようという方。
ご応募をお待ちしています。

:::

工房からの風、初応募で出展いただく方もいらっしゃいますが、
二度目、三度目、多い方は六度目!で初出展になられる方もおられます。
選考不通過の通知を受け取られるのは、愉快なわけがなく、
中には気分が沈む方もいらっしゃるかと思います。
けれども、現在活躍中の方で、何浪??かの後、
機が熟し、満を持して出展された方もたくさんおられるのです。

出展することが目的ではなく、
出展することによって、ものづくりとして、作家として、
よき時間を得ていくことに意味があると思います。
機が熟す時を迎えるためにも、ぜひ制作を一層進められて、
プレゼンテーションも豊かに展開できるように進化されることを期待しています。
そしてそのために、ぜひ想いや考えを整理して、深めていただければと思います。

IMG_8051

17回目の扉、まずは25名の方に開かれました。
ほんとうに10月が楽しみでならない魅力ある25名の出展作家との出会いを得られました。
皆様、どうぞご期待ください!
そして、2月の二次募集にも、豊かなご応募をいただけることを願っています。