桜の下で
満開の桜の下、今年の工房からの風の出展作家が集合しました。
北海道から熊本まで。四国や中国地方、東北からも。
(今日はご都合がつきませんでしたが、沖縄からの出展者も!)
企画側で参加くださる出展経験作家も含めると
48人の作家が集ってのミーティングとなりました。
はじめまして!
で始まったこの瞬間から、「作る」日々に、
かけがえのないつながりが生まれて行くのだと思います、きっと。
その豊かなつながりが、10月、秋の実りの季節に、
ご来場の皆様の笑顔につながるものが生まれますように・・・
私たち運営メンバーも、張り切っています。
それにしても、なんて祝福されたメンバーでしょう。
満開の桜でお庭に迎えられるなんて!
「入学式みたいだなぁ」なんて言う作家の方もいて(笑)
お花見のお客様も和やかな空間で、第11回目の工房からの風、
華やかに始動しました!
新マガジン「工房からの風」制作始動しました。
今日は、5月に創刊する新マガジン「工房からの風」の取材に行ってきました。
穏やかな春の日、「ふたりのかたち」というタイトルで作家の工房をお訪ねしました。
このふたりの関係ならばこそ、生まれてくるかたち、もの。
数年かけて交流させていただいたからこそ、伺えること、お伝えできること。
そんな取材、そして記事を重ねていきたいと思います。
ところで、この新マガジン「工房からの風」は、
ご希望の登録をいただきました方に2年間無料でお届をさせていただきます。
今まで「小屋の音」が届いていた!
という方も、これからのご登録の方のみ、2年ごとの無料発送とさせていただきます。
(送付部数を限らせていただきますので、ご希望をいただきましたら、
どなたさまも(作家の方も)ご登録をお願いします。
登録のない方へは、ランダムのお届けとさせていただきます)
ご登録は、こちらのメールフォームに、
ご住所とフリーマガジン「工房からの風」希望とお書きください。
メールフォーム☆
小屋の音へのご感想や、今後のご希望などお書きいただけましたら励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、B5・16頁仕立てで進めている新マガジン、どうぞお楽しみに!!
選考結果を投函しました。
22日金曜日の夜、市川局にて選考結果の投函を行いました。
今回は北海道から沖縄までの294名のご応募をいただきました。
鋭意選考の結果、50名の作家に選考通過通知を送らせていただいております。
本日から到着することと思います。
選考通過作家の方は、文書を熟読いただき、アンケート用紙へのご回答をお願いいたします。
今日から、「工房からの風」、吹き始めます。
また、244名の方には、大変丁寧なプレゼンテーションをいただきながら、
ご意向に添うことができずに恐縮に思っております。
中には2回目、3回目のご応募でご縁が熟す場合もあります。
また、優劣ということではなく、向き不向き、ということで、ご縁が熟さない場合もあります。
50名構成での展覧会ですので、どうぞご理解いただきたくお願いいたします。
今回、結果として複数回出展者は11名の構成となりました。
新人作家に大変有望な方が多かったために、その出発の扉を大きく開いた結果です。
11名の作家の方は、前回との変化が大きかったり、
制作、発表の流れの中から、今年のご参加がより必然と思われる
プレゼンテーションをされた方を選考させていただきました。
いずれ万能の選考などありえず、せっかくのお気持ちに応えることができず、
大変心苦しい思いでおります。
しかし、ここで私たちなりの精一杯の選考が、
「工房からの風」の豊かさの基本だと信じて進めています。
私たちは木や土を削ってものを作ることはできませんので、
せめて心を澄ませて、心身削る思いで応募用紙に向かわせていただきました。
ご縁が熟した作家の方はもちろんですが、
今回は熟さなかった作家の方も、秋の日の「工房からの風」に
お出かけくださいましたらありがたく思います。
お待ちしています。
ご応募くださいました皆様、広めてくださいました皆様、
お心を寄せていただいた皆様に心より感謝申し上げます。
+++
郵便物が今月中に届かなかった場合は、ご一報ください。
ご応募ありがとうございました。
15日着の応募をもって、今年度の出展希望を締め切らせていただきました。
「工房からの風」としては、過去最高のご応募数をいただきました。
主催者一同、心より御礼申し上げます。
丁寧な写真と、思いのこもったメッセージが例年以上で、
作品展開のレベルを大変高く感じています。
私たちも心を澄ませ、鋭意選考にあたらせていただきます。
厳しい選考になるかと思いますが、
そのことが秋の日の二日間の”あの”豊かさを生みだすのだから。。。
そう心に置いて進めます。
ご応募いただきました皆様、遅くとも2月末日までには結果を投函いたします。
(この場でも、「投函しました」とお知らせしますね)
今しばらく、お待ちくださいませ。
また、ご来場を楽しみにしてくださっている皆様!
今年の「工房からの風」も、ぜひご期待ください。
この画像は、開催前日の様子。
さあ、2013年、秋。
この空白のテントの中で、
どんな出会いが生まれるでしょうか。
応募用紙15日必着です
一緒に仕事をする
2月になりましたね。
今秋、第11回の出展者の応募受付もあとわずかとなりました。
15日必着ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
+++
出展経験者の方から、どのようにしたらいいですか
と、お尋ねをいただきました。
初回出展の方と同じように、応募をお願いいたします。
ほんの数人の方ですが、オファーというかお声をおかけしましたが、
その方たちからもご意志がある場合は、同じように応募をいただくようにしています。
(何も言われていないけれど、、、などと臆したりなさらないでくださいね。)
+++
応募用紙、丁寧にお書きくださる方がほとんどで、
ありがたい思いと、身の引き締まる思いで拝読させていただいております。
読ませていただきながら、「工房からの風」が他の野外フェアと違うのは、
「一緒に仕事をする」人を募っているのだ、ということ。
作品に魅力があることは当然ですが、
一緒に仕事をしたい、そう思わせる静かな力のある応募に触れると、
うれしい気持ちがふくらみます。
2013年の工房からの風。
私たちもですし、一緒に出展する作家たち同士は、「一緒に仕事をする人」。
さあ、どのような出会いが待っているのでしょうか。
さこうゆうこさんのヒヤシンスポット
クウネル最新号。
頁を開くと、あら、こんにちは。
そう、昨年の工房からの風に出展くださった、さこうゆうこさんのヒヤシンスポット。
編集者さんが来場くださり、お選びになられていたのでした。
こんな風に広がっていくのも、うれしいですね。
さこうゆうこさんのHPはこちらです → ☆
応募用紙の記入について
出展についてのご質問
応募をご検討中の方から、ご質問をいただきました。
皆様にもあわせてお答えいたしますね。
Q1. テント(タープ)をお借りすることはできますでしょうか?
A1. テントは全て当方で設営いたします。
Q2.雨天決行ですか?
A2.雨天決行です。著しい悪天候の場合のみ中止の可能性があります。
Q3.作品や什器を宅急便で届けることは可能ですか?
A3.作品および什器の搬入出に宅配便をご利用いただけます。
当方の指定日時までに発送していただき、倉庫に保管、当日朝お引き渡し、という流れです。
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野外クラフトイベント、ではありますが、
内容的には「展覧会」をイメージしていただくとよろしいかもしれません。
出展場所はあらかじめ決定して、テント設営も当方が無料で行います。
そのために、全体ミーティングを2回行い、
(出席義務はありませんが、皆さん積極的に参加くださっています)
また、ディレクターとの企画折衝も行っていきます。
当日は作家が直接販売を行いますが、売上金の管理は当方で行います。
所定の手数料を申し受けます。
詳しくは選考に通った方に詳しくご説明し、ご納得の上で参加いただいております。
尚、応募選考費、出展費としての徴収はありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
応募始まります。
2013年の「工房からの風 craft in action」の応募が10日より始まります。
こちらのcraft in actionとは → ☆の中に、
応募について、また、応募用紙のダウンロード先と、web登録がリンクされています。
今年からは、web登録もお願いしています。
これは手書きの応募用紙から間違えなくデータ化することと、
事務作業の効率化のために行うものです。
応募される方は、ぜひweb登録へのご協力をお願いいたします。
ちなみに、web登録だけでは応募したことにはなりませんので、ご注意くださいね。
web登録をされた方は、ダウンロードした応募用紙の基本事項にお名前だけの記入でも大丈夫です。
もちろん、念のため、応募用紙に記入いただいても結構です。
すみません、訂正です。
web登録をされた方も、応募用紙にもすべてご記入ください。
お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、すでに未記入でご応募くださった方は、大丈夫ですのでそのままで結構です。
パソコンが苦手だ、という方などへは応募用紙の郵送も行いますので、
事務局までお申し付けください。
047-370-2244 galleryらふとが直通電話となっています。
2013年の工房からの風
どんな方たちと一緒にそよがすことが出来るでしょうか。
意欲的なご応募お待ちしています。
フォーラムのご報告です
先日参加したフォーラムのレポートを、宇佐美智子がまとめました。
少し長いですけれど、ご報告としてこちらに掲載させていただきますね。
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企業メセナ協議会
GBFund『文化による震災復興の、これまでとこれから』(12月10日:電通ホール)
フォーラムに参加してきました。
GBFund(東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド)は、
災害の際に後回しになりがちな、けれども重要である芸術文化面に特化したファンドで、
このファンドをもとに助成された伝統的な芸能、文化財、
例大祭や修復されたお神輿などはこれまでに153件に上ります。
ディレクター稲垣は、『ぬくもりを届けよう。ニッケ+工房からの風から』
パネラーとしてお呼びいただきました。
東日本大震災を受けて立ち上がった『ぬくもりを届けよう。ニッケ+工房からの風から』では、
2011年工房からの風より、ものづくりを通した応援プログラムを実施し、
その売り上げをGBFundへ託しています。
2012年工房からの風では、継続してチャリティ作品と庭の恵みの売上をGBFundへ、
そして、石巻市牡鹿半島おさかなたわし売上を編み手の方々へお渡ししました。
第1部のグループディスカッションでは5つのグループに分かれて話し合います。
『ぬくもりを届けよう』は
「持てる資源・スキル・ネットワークをいかした支援活動の<今>を語る」グループです。
10組のパネラーの内、寄付側としては『ぬくもりを届けよう』だけがお呼びいただいていました。
『ぬくもりを届けよう』の「もてる資源・スキル・ネットワーク」とは、
毛織物メーカーであるニッケからの素材提供、工芸作家の技術、
ものづくりや暮らしを大切に思う方々や地域の方々が集まる場での展開、などでしょうか。
企業、作家、お客様が手をつないでの寄付金を生み出しています。
編み物はスキルをいかしながら、同時に毛糸で癒される活動でもあるとご感想もいただきました。
■自ら作ることの意味
同グループパネリストの佐藤敏博さん(小渕浜獅子舞復活プロジェクト/小渕浜通信)は
デザイン制作、まちづくりを手がけ、ご自身も仙台で震災に遭われましたが、
その後、支援の行き届きにくかった石巻市牡鹿半島の小渕浜の応援に駆けつけ、
以来現地へ通われていました。
ある日、浜の実業団に欲しい物を尋ねると「欲しい物はないけれど、ただ、
獅子頭が流されてしまったのが気になっているんだ‥」という声があがったことから、
古くから浜に伝わる獅子舞復活の必要を感じ、プロジェクトを起ち上げられました。
小渕浜獅子舞の獅子頭を再び作る活動がGBFundの助成を受けることになった時、
どこかの工房にまるごと制作を頼むことも可能だったそうですが、
最終的には、すべて自分たちの手で作り上げることを選ばれました。
知恵を集めて工夫し、自らの手を動かし、ものを作る。
それでこそ、自分たちの誇りである「祭り」を取り戻すことができたのかもしれません。
自ら作る、と言えば。
2011年11月、『ぬくもりを届けよう』として、
kegoyaのお二人と牡鹿半島の仮設住宅数か所を訪ね、
手編みの帽子やマフラー、そして、毛糸を手渡した時のことです。
数日前に回してもらった回覧板を見ていてくださったのでしょうか、
あるおばあちゃんが、「ね、これから編み物するんでしょ」と
ポケットから大事そうにかぎ針を出してみせてくれました。
(その編み針をいったいどんな思いで今の住まいに持ってきたのでしょう。
手放せないものだったのだと思います。
思うだけで、今でも胸がはりさけそうですが、
同時に、編む、つまり、ものを生み出すことがそのおばあちゃんにとって
いかに身近であったのかがわかりました。その編み針を再び使うということが、
普段の生活に戻っていくことを意味するのだとも。)
その日は手編みと毛糸をお届けするまでで、
編み物の時間をご一緒はしなかったのですが、
その後、私たちは『ぬくもりのつながり』(2012年2月)で、
おばあちゃんやお母ちゃんたちの素晴らしい手編みの腕前を見せていただくことになります。
■様々な「もてる資源、スキル、ネットワーク」
グループ参加のパフォーマーの方から、
「身体動作に関わる知識を持った人が、身体をほぐす手伝いをすることで心の和らぎを導く」
という意見もありました。
また、これまで現地で見受けられた支援の中には現場のニーズと合わず、
支援する側の思い込みや自己満足になっているような活動もあったそうです。
だからまず会いに行き、話し相手になって関係(ネットワーク)を作り、
「何が必要ですか?」と声をかけることから始めよう、という意見がひとつまとまりました。
■これからの課題
「気持ちがあってもアクションを起こしきれない芸術家もまだまだいる。
そんな人たちを巻き込んでいく仕組みを作ろう。」
「ものづくりを共有する場を作る。復興と声高にしない支援を、
しかし結果的に支援をしていることが理想なのでは」といった今後の課題が出ました。
支援のあり方も刻々と変化しているので、現地の方が何を求めているか
(仕事、衣食住、生き甲斐、人間関係)を互いに話し合うことが一番必要なことだと言えます。
その中でもやはり、ものづくりを通しての応援を、私たちも模索しながらにはなりますが継続していきたいと思います。
佐藤さんからは、被災地へ支援した方は、自分が暮らす地域のつながりにもフィードバックして欲しいというお話もありました。
第2部では、各グループのファシリテータ―より他グループでの議論の結果を聞くことができました。
『郷土芸能の復活と地域コミュニティの今を語る』グル―プで、
「元の通りに戻す一方で、新しい芸能をも作っていくことがこれからは重要なのでは」
とまとめられていたのが印象的でした。
フォーラムのように各地から様々な人が集まる場も、また、
例えば身近な人とも、日頃から話し合うことが大切と感じました。
以上、『ぬくもりを届けよう。ニッケ+工房からの風から』に
ご協力ご賛同いただきました皆様へ、ご興味をお持ちいただきました皆様へ、
ここにご報告させていただきます。
最後になりましたが、
東日本大震災により被災された方々のご健康と、
一日も早い復興をお祈りしております。
(以上、宇佐美 記)
:::
今回、ほかのパネラーが被災地にお住いの方が多く、
日々震災の爪跡の中で暮らしていらっしゃることに対して、
私のように震災以前の暮らしにほぼ戻っている者が、
何を伝えることがあるのだろうかと、正直なところ、とまどいもありました。
(本質的には変わったことも多いですし、
戻ることもある意味必要なことであるとは思うのですが)
答えは簡単には出ませんけれど、こうして機会あるごとに、
人と人とが交流しながら、気付いていく、考えていくことは、
大切なことなのではないだろうか。
そんなことを思いながら、会場を後にしました。
尚、10月の工房からの風では、以下の作家の方々が、作品を提供くださり、
その売上金の全額617.880円をGBFundに託しましたことを、
あらためてご報告いたします。
提供くださった作家の方々、お買い上げくださいましたお客様、
ありがとうございました。
作品提供作家
赤堀友美・大谷哲也・大中和典・沖澤真紀子・小澤基晴
加藤かずみ・加藤仁志・平厚志・中本純也・萩原千春
平野照子・松塚裕子・山崎裕子・安土草多・さこうゆうこ
硝子屋 PRATO PINO・Mellow Glass・アトリエ倭
泉健太郎・kino workshop・tomot・名古路英介
深見昌記・Anima uni・笹島友紀子・月日工藝
中川久美子・新田麻紀・増子浩代・mitome tsukasa
鈴木有紀子・伊香英恵・いわもとあきこ・大谷房子
今野恵・佐藤亜紀・里見香奈子・横山正美・qan:savi
(順不同 敬称略)
2013年の応募のお知らせ
年明け早々、1月10日から応募が始まります。
今年は半月、応募期間を延ばして募集します。
応募用紙の正式公開と、web登録フォームの公開は1月9日夜の予定ですが、
こちらでまずはご案内いたします。
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第11回開催日: 2013年10月12日(土)13日(日)
応募期間 : 2013年 1月10日(木)-2月15日(金)期間中必着
応募方法 : 1-応募期間中にweb登録を行ってください。(困難な方は郵送のみでも可)
2-以下のものを送付ください。
a・記入済みの 応募用紙
b・作品写真
(制作内容が伝わり、かつ出品予定の作品に近い2年以内に制作したもので6~10点程度)
注・A4以内の封書で送付ください。
メールやCDなど、デジタルデータでの受付はしておりません。
※ 写真の返却はしないこと、個々の選考結果へのコメントは一切できませんことを
ご了解の上ご応募ください。
結果発表 : 2月末日までに応募者へ封書にて発送いたします。
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趣旨など以下もご理解の上、ご応募をお願いいたします。
「工房からの風・craft in action」は
千葉県市川市にあるニッケコルトンプラザで開催する野外展覧会です。
2013年10月12日(土)13日(日)に第11回目を開催します。
「工房からの風・craft in action」では、次のような出展者を募集します。
暮らしに生きる「工芸・手仕事・クラフト」を制作する人。
プロ、もしくは明確にプロを目指している作り手。
「工房からの風」の 趣旨 に賛同する作り手。
応募条件は以下のとおりです。
展覧会として充実した作品内容、点数を当日に出品し、展示販売ができる人。
(目安として、1800mm×3600mm程のスペースで充実した作品展示ができること)
会期中、会場で自らのブースに滞在し、搬入、搬出を自らできる人。
野外展であることを認識の上で展示構成ができる人。
趣味としての制作ではないこと。 作り手本人の作品であること。
作品は展示販売のみで、受注販売ではないこと。
会期の前後3週間以内に、個展、または規模の大きな企画展への出展がないこと。
今回が「工房からの風」に初出展となる場合、50歳未満であること。
2011年と2012年に出展した方は応募できません。
補足
・「工房からの風」では、会場の広さや環境と出展者の作品を生かして、
ゆとりのある企画を進めるために、約50ブースでの展開を適正数と考えています。
・「新人作家を発掘する」ことも展覧会の大切な趣旨のひとつとしています。
判断基準のひとつとして、年齢制限を設けていることをご理解ください。
・出展作家を継続して紹介していくことも、回を重ねる中で大切な目的となりました。
新人作家を発掘することと、作家を継続して紹介することの両立のため、
新規出展者と複数回出展者をおよそ半々での構成を想定しています。
(当方からオファーを行う場合もありますが、基本的には応募をお願いいたします。)
・選考は「工房からの風」ディレクター稲垣早苗を中心として、
「galleryらふと」スタッフで行います。
尚、選考は作品の優劣を競うコンペが意図ではなく、展覧会の全体構成を考慮して行います。
・食品出展の公募は行いません。
趣旨
素材の恵みと、それを生かす人の技術と美の感覚によって形づくられたもの。
現代の暮らしに響く工芸・手仕事・クラフトを中心に企画しています。
「craft in action」と名付けたのは、作家自身が作品を展示して販売する、
ということを通じて、素材のこと、技術のこと、表現のこと、使い方のこと・・・
などの売買だけではない、作り手と使い手の交流を願ってのことです。
企画をする上で目指しているのは、より有意義で手ごたえ豊かな工芸・クラフトの展覧会です。
新鮮な作り手と使い手が集まってくる出会いの磁力のある場づくり。
展覧会への準備体験が、作り手の制作を進化させていくような展開。
自由で和やかな雰囲気の中にも、個々の上質で意欲的な試みが行われる野外展。
展覧会全体のプロデュースと共に、個々の作り手と企画者が折衝を重ね、
各ブースでの展開を深めていきます。
来場者との出会いはもちろんですが、「工房からの風」に共に出展することによってつながる
作り手同士の出会いは、毎回、出展者の大きな喜びになっています。
第10回展を機に出版された
「工房からの風-作る・働く・暮らす・生きる-20の工房を訪ねて」
(稲垣早苗著・アノニマスタジオ刊)も参考までにご一読をお薦めします。
この企画は、日本毛織株式会社の企業文化活動のひとつでもあります。
ニッケコルトンプラザの前身は、日本毛織中山工場でした。
その一角には、工場時代の女性従業員の守り神様として伊勢神宮より御神体を賜ったという神宮社があり、
当時から茂る樹木と共にひっそりと佇んでいます。
日本毛織株式会社では、「ニッケ鎮守の杜プロジェクト」を設け、残された自然環境を生かし、
手仕事に恵みを与えてくれる植物を育む庭づくりを行っています。
「galleryらふと」はこの庭園内にあり、「工房からの風」は、
この庭園を中心とした年に一度の大きな文化催事となっています。
◆出展作家へ抱くイメージ
新鮮な作り手たちは、時代の中で果実のように生まれてきます。
作り出すかたちは必要な用途から生まれ、時代の感性が美しいと呼び寄せたものが使い手の心に響き、
暮らしの中で息づいていくと考えます。
この企画では、既に種をもった作り手、芽を出し始めた作り手、
あるいは幾つかの花を咲かせ始めた作り手が、
多くの使い手との触れ合いを含むこの展覧会を通し、
より豊かな成長へと進化することを希うものです。
そのために公募を行い、未知なる魅力に溢れた作り手の出展も期待しています。
また、企画を牽引する現在活躍中の作家へも出展を依頼して、展覧会の内容を高めています。
◆応募・お問い合わせ
〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-1 ニッケコルトンプラザ管理事務所内
「工房からの風」係 tel. 047-378-3551 fax. 047-378-3555






























