director's voice

248 nishiyaさん(布バッグ・小物)

先日ご紹介した陶芸の市岡泰さんと同じく、
宮城県で制作をする248 nishiyaさん。
バッグを中心とした布ものを、自らの世界観を大切に制作しています。

Q
248 nishiyaさんは、「工房からの風」に、どのような作品を出されますか?

A
素材一つ一つにこだわり、持つ人に寄り添うような、やわらかなバッグや小物を出品いたします。

私たち248 nishiyaの作品は、自然からいただいた草木で染め、
草木染めされた糸や裂いた布を丁寧に手織りし、
ヨーロッパのアンティーククロスや素材にこだわったリネンを組み合わせて生み出されます。

時間とストーリーがつまったバッグは、時を重ねる度に表情を替え、
持つ人に寄り添うような特別な存在となります。
二つと同じものはない一点モノ。
末永く愛されますように…

今、248 nishiyaさんは、アトリエも整備中。
作品の撮影も、シャビーな雰囲気で、スタジオのようなご自身のアトリエで行われています。
ホームページからも、その雰囲気伝わってきますね。

現在発売中のnidでも、ヌイトメルさんと同じ特集内で、
1頁づつ紹介されています。
こちらも、ぜひご覧くださいね。

Q
248 nishiyaさんにとって、「工房からの風」って、どんな風でしょうか?

A
「工房からの風」に応募した時に見えていた風は、とても強く、とても早い突風でした。
だからこそ、この風にうまく乗れるのか、それとも流されてしまうのか…
そんな不安がありました。

でも、今見える風は、出展者、主催者、関わる全ての人、1人1人が起こす風。
それが集まっている風。
力強く、暖かい風に見えています。

流行のように乗る風ではなく、自分たちが起こす風。
私たち248 nishiyaが起こす風は、暖かく芯のある風です。

10月に集まった大きな風で、248 nishiyaの種がたくさん運ばれて欲しいです。

初めてお会いした時は、とっても不安そうにされていたのが、印象的でした。
けれど、お会いするたびに、眩しい笑顔で応えてくださるようになって。。
当日も、静かな色合いの布とともに、穏やかな表情で来場者の方々とお会いできそうですね。

Q
248 nishiyaさんは、小学生のとき、どんな大人になりたかったのでしょうか?

A
妻:クレープ屋さん、お店屋さん、歌手、ファンシーショップ、
印刷屋さん、水族館でエサをあげる人

夫:大工さん、とりあえず何かを作る人、意外と出来る人だなぁと思われる人、
危なくない仕事をする人

芯のない小学生ですよね…

ふふ。。
クレープ屋さんって、なんだかリアル・・・(笑)

さて、248nishiyaさんのホームページはこちら → 

出展場所は、おりひめ神社奥。
木工の菅原博之さんのお隣です。