director's voice

前田昌輝さん(木工)より

昨日はミーティングに参加させていただきありがとうございました。
あの場にいた人たちからたくさんのパワーをもらって帰って、未だ興奮冷めやらずな感じです。

「工房からの風」は他に類を見ないクラフトイベントなんだなと確信しました。
クラフトイベントという言葉すら似あわない気がします。

稲垣さんやスタッフの皆さん・風人さん・そして出展作家さんたちの心がすでに同じ方向をむいていて、
その親身で優しくも芯が通った熱い想いに包まれる感覚。

受付の少し前に会場に着いたのですが、ショッピングセンターから森に入った瞬間に空気が変わり優しい風に包まれて、まず神社とお稲荷様にお参りしたときの心地良さがまだ鮮明に残っています。

まさに「風」なんだなと。
そしてそれは本展だけで過ぎ去っていくものではなく、常にあの場所でさわやかに吹き続けている風なんだと思いました。

出展作家の皆さんの落ち着いた自己紹介を聞いているうちに何をしゃべればよいのかと頭が真っ白になっていく自分がいました。
制作活動が生活というより体の一部なんだなと感じるほどさらりとした皆さんの自己紹介。
良い刺激になりました。

私は頭が真っ白のまま順番がきてしまい、うまく伝えられなかったなぁと反省しています。
でも会が終わって皆さんに作品を見てもらいお話が出来たことで少しは伝わっていたのかなと。

初参加なので雰囲気だけでも味わいたい一心で参加しましたが、予想以上の繋がりを得ることが出来ました。
ありがとうございました。

前田 昌輝(タジェール・デ・マエダ)
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