director's voice

YUSHI SOSHIRODA (革)

Q1
2018年に出展くださったYUSHI SOSHIRODA さん。
今年の「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?

A1
4年前の初出展の時にはなかったバックのシリーズをはじめ、
原点でもある動物シリーズやお財布、アクセサリーなどを出品予定です。
どの作品も共通して年齢や性別を問わずお使い頂ける物作りを心掛けています。

Q1_作品4s

Q1_作品2s

Q1_作品1s

Q2
YUSHI SOSHIRODAさんの工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
針では大きさに限界があるので細かい部分が縫いにくく、穴を最小限に抑えて革への負担を減らす為、
僕の作品は針を一切使わずに、糸を熱して1cm程度の小さな針のような糸先を作って制作しています。

そしてドイツでレザークラフトを始めた時に最初に購入した道具が千枚通し(目打ち)です。
日本ではあまり見かけない形ですが、手の中にすっぽり収まって力が入りやすく、1番の相棒です。

Q2_道具s

Q3
YUSHI SOSHIRODAさんが自作以外で、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。

A3
竹の網代編みの小物入れです。(姉作)
通気性が良くサイズがピアスの在庫入れとしてぴったりだったので愛用しています。
ここに入るだけの量を目安に毎回作るようにしており、
これを使い出してから在庫を出す時が少し楽しくなりました。
いつか革と竹を組み合わせた作品が作れたらと構想しています。

Q3_工芸品s

4年の間に新たな展開へと進まれて、その作品群を拝見するのがとても楽しみです。
そして、道具にまつわるお話も興味深いですね。
竹とコラボの夢もいつか・・・。

YUSHI SOSHIRODAさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜入って左側、
銀座アスターを背中にしたエリアです。
作家ページはこちらになります。
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