director's voice

前田昌輝さんから

ニッケ鎮守の杜、中央部、galleryらふと脇で出展されていた前田昌輝さんからのメッセージをご紹介します。

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第20回 工房からの風 craft in action お疲れ様でした。
前田昌輝です。

心地良い晴天に恵まれた二日間、お客様やスタッフさん、風人さんたちの笑顔が素晴らしく輝いていました。
僕も皆さんのような笑顔になれていたのかなと、思い返してみたものの緊張しっぱなしだったので、ぎこちない笑顔になっていたかもしれませんね。

沢山の方が作品を観て「あなたの想いが伝わってきます」「木の力を感じます」と言ってくださり、作品を通して心が繋がる確かな手ごたえを感じました。
出展が決まったその日から、本番に向けて直前まで手を掛け続けた作品たちと共にあの場所に立てたこと、その想いが伝わったこと、本当に嬉しかったです。

8月のミーティングで出展場所を再検討くださったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして本番が終わった後の脱力感もまた想像以上でした。
こんなに緊張してたし疲れてたんだな~と思うくらい一晩で体が軽くなりました。

終了後も市川に泊まり、月曜日は手伝ってくれた家族と共にのんびりと箱根へ。
ギャラリー関係の方ともつながることができて、おかげさまで少し風向きが変わってきそうな予感です。

この工房からの風に関わってくださったスタッフさん、風人さん、そしてもちろんディレクターの稲垣さん、大変お世話になりました。
感謝の気持ちは到底言葉では尽くせません。
本当にありがとうございました。
今後とも末永くお付き合いいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

Wood Work Studio タジェール・デ・マエダ
前田 昌輝

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祝福されたような青空の二日間の記憶が鮮明ですが、
第20回展、実は募集期間から夏まで、コロナ禍に悩まされ、どのような展開になるかは予測が立ちませんでした。
「工房からの風」では、準備期間の交流も大切に考えて企画しているのですが、全体ミーティングもできずに夏まで季節が進んでいきました。

それでも8月のはじめ、集まれる方だけでも集まりましょう、ということでミーティングの機会を持ちました。
その時の記事はこちらです。
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この日、前田さんも岐阜県から訪ねてきてくださいました。
そして、応募用紙からだけではわからなかった制作、作品のことに少し近づくことができたのでした。
その上で、より適した出展場所のご相談もできたのですね。

時間も交通費もかけて、数時間のミーティングのために来られるのは大変なことだったと思います。
けれども惜しみなく行動しよう!という想いに、私たちも応えたいと思っています。

今年の出展作家の方々の交流は、今、始まったところ。
会期が終わったことで終わりにするか、ここから始めとするかも作家次第ですね。
このご縁を、これからの制作、生きていく日々に豊かに結んでいただけたらと思います。

前田昌輝さんの出展前の記事はこちらです。
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