2018年12月の記事一覧

「募集・選考/工房からの風」New

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一次募集20日まで

2019年の工房からの風への出展作家応募受付中です。
12月20日必着。

今回は一次募集期間です。
一次で出展が決まると、来年の予定が立てやすくなって、制作がより進むことと思います。

また、一次で選考不通過の方で、二次で選考に通って、
本展でとてもよい結果を出す方もいらっしゃいます。
一次応募の段階で一度制作について考え、不通過の際にまた仕事を見つめ直し、
あらためて二次に応募してくださる中で、制作発表の輪郭がはっきりしてくるのでしょうか。
なかなか、このような機会もないかと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。

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出展経験作家の方からは、二回目って敷居が高い!という声を時々お聞きします。
無我夢中な一回目と違って、様子がわかっているだけにそのように思ってくださるのでしょうか。

先日、出展経験作家の方との話の中で、
「一回目のたぎる気持ちが再び沸いてきたときに・・・」
のようなやりとりがありました。

たしかに、たぎる思いっていうのもすばらしいですよね。
でも、制作を続けていく日常の中では、たぎることよりも、
火を絶やさずに適切な火加減を保っていくことも大切なんじゃないだろうか、
そんな風にも思います。
再び、みたびの出展を通して、新鮮なよき風を自らの制作に送り込んで、
弛まぬじっくりとした制作の糧にしていただけたらうれしく思います。

敷居が高いなんって思うのは、案外つまらないことではないでしょうか。
それよりも、制作への火を継いでいく機会のひとつに
ぜひ「工房からの風」を活用してみてください。

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出展経験作家の方が、未来の作り手、出展作家に向けて、
ブログやSNSで、応募をおすすめくださっています。
ありがとうございます!

インスタで#工房からの風、でこのような記事を拝見しました。
→ click
最新のところ。
たくさんの作家の方が、熱く書いてくださっていて、スタッフとともにジーンとしてしまいました。
ありがとうございます!!
そして、自分のことだけじゃないんですね。
次に続く作家への愛がある推薦文。
ひとつひとつをご紹介して感謝も申し上げられませんが、
ほかに、フェイスブックやツィッター、ブログそして、口コミでも、
出展経験作家の方々がおすすめくださっています。

素材や表現は違えど、ものを作ることのどこかできちんと通じあえること。
工房からの風への出展で、ぜひその豊かさも体験していただきたいと願っています。

応募の詳細はこちらになります。
→ click

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次回開催の一次募集始まりました

第17回「工房からの風」開催のお知らせ

開催日2019年10月19日(土)20日(日)

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募集について

第一次募集期間
2018年12月1日(土)~20日(木)
50名(組)出展のうち、max25名(組)までを選出します。
年内に結果をお知らせします。

詳しくはこちらをご覧ください。
→ click

第二次募集期間
2019年2月1日(金)~27日(水)
50名(組)から一次募集で決定した人数を引いた人数を選出します。

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出展をご希望の方は、ぜひ一次への応募をおすすめします。
選出されますと、年内に出展が確定して、
新年の予定を早く組むことができます。
清々しい新年が迎えられることと思います。

また、一次選考に漏れた方も、そのことで仕事の見直しや、
プレゼンテーションを再考して、二次に応募くださる方も多いのです。
一次選考外で二次で選出される方も多いことをお知らせします。

出展したことのある作家の方々からのご応募もお待ちしています。
二回目、三回目の出展を、ものづくりの進化成長にぜひ活用ください。

工房からの風を構成するのは、魅力ある出展作家です。
2019年の工房からの風を通して、ぜひものづくりの道を
確かに進めていただけることを心より願っています。

意欲的なご応募お待ちしております。

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伊勢丹展でのトークイベント

伊勢丹新宿店5階での「工房からの風から」展。
お陰様で連日たくさんのご来場をいただいております。
ありがとうございます。

野外展の雰囲気が、都心の百貨店の真ん中で。
眩しいようで、でも、あの独特の真剣な?和やかさはそのままに。
そのこと自体がなんとも不思議な空間です。

24日土曜日14時半~15時には、
会場でディレクター稲垣早苗のトークイベントを行います。

現在、ちょうど今年度出展者募集期間。
「工房からの風」ディレクターとして、
「工房からの風」の企画運営にこめた想いや、
これからの「工房からの風」の展開についてをお話しします。

「工房からの風」に、いいね!と思ってくださっている方、
応援くださっている方、興味関心をお持ちの方、
一次で出展が決まっている作家、
現在の二次募集で応募を検討している作家の方々、、、、
ぜひお越しくださいませ。

稲垣のお話を中心に、後期出展作家の中から、
アトリエ倭の香田佳子さんらにもコメントをいただいて和やかに進行したいと思います。
土曜日14時半、大野八生さんが描いてくださった壁画の前!

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会期中、出展作家も多数在店しています。
伊勢丹展へ向けて取り組んだ新作、意欲作に満ちた今展。
来週火曜日まで。
ご来場をお待ちいたしております。

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募集始まりました。30日まで

今年度出展作家の募集が始まりました。
3月10日から3月30日到着分までです。

開催日: 2018年10月13日(土)14日(日)
一次で13名が決定していますので、
今回の二次募集で37名の出展作家を決定いたします。
ふるって、ご応募ください。

また、「この作り手は、工房からの風に向いている!」
という方をご存知でしたら、ぜひおすすめくださいね。

詳しくは、概要をお読みくださいませ。
→ click

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企画者として「工房からの風」について特筆しておきたいのは、
出会いの磁力が豊かである、ということ。
そのように願って創ってきましたし、
ようやく胸を張ってそう言い切れるようになったと思います。

使い手との出会い、つなぎ手との出会い、作り手同志との出会い。
扉を開きたい新人も、すでに活躍を始めた作家も
「工房からの風」での出会いは、一生モノの出会いへと育むことが出来ると思います。

まず、応募しなければ、扉は開きません。
心地よいノック音(応募用紙!)楽しみにお待ちしております。

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ちょうど14日から27日には、
新宿伊勢丹で「工房からの風から展」を開催しています。
→ click

この伊勢丹への出展作家は、すべて「工房からの風」出展経験作家です。
次回は、ここに出展してるのは、あなたかもしれません!
進化した作家たちの意欲作が集まります。
伊勢丹展もぜひご来場ください。

尚、17日と24日共に土曜日には、
工房からの風をめぐってのトークイベントを行います。
出展を希望される方もぜひ、お越しいただけましたら。
きっと、有効な話をお聞きいただけると思います。

▪ 3/17(土)14:30 – 15:00 ディレクター稲垣早苗×出展作家・ギャラリートークⅠ
▪ 3/24(土)14:30 – 15:00 ディレクター稲垣早苗×出展作家・ギャラリートークⅡ

会場内で行います。
予約は不要ですので、14時30分より前にぜひ会場へお越しくださいね。

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今年も豊かな佳き出会いの磁力が高まりますように!
魅力ある作り手のご応募、心よりお待ちしております。

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飛び翔ける

12月2日、いちにちかぎりの展示即売会、「風50+」展。
お陰様で終了いたしました。
開場時には豊かにお並びもいただきましたが、
混乱もなく、皆さまゆっくりと作品をご覧くださいました。
準備はしたつもりですが、至らない点もあったかと思います。
にもかかわらず、どなたさまも作家や作品を尊重くださっていること、
会場でじんわり感じておりました。
この場からも、あらためて御礼申し上げます。

作家の方々も、遠方は盛岡の舞良さん、岐阜の戸塚さんをはじめ、
飛び入り?で名古屋から名古路さん(誤植ではないんですー!)
もお越しくださって、お客様とたくさん会話を重ねていらっしゃいました。
作家の方同士も「工房からの風」出展年度がさまざまですから、
はじめまして!も含めて、よい交流の時間となっていただけたのではないかと思います。

稲垣のトークイベントも、不思議な時間となりました。
椅子席にお掛け下さった方々のほか、
気づけば会場中のお客様、そして、作家の方々が、一心に耳を傾けてくださって。
静かだけれど、ふかぶかとした思考の時間、空間が目の前に広がっていました。

夜は残ることができた作家とスタッフ合わせて20名で食事を共にしました。
途中おひとりずつお話ししてくださる時間もできて、
わははわははという笑いと、なぜか時には涙までまざって、
心のままに言葉を交わすことのできるすばらしい時間となりました。

「風50+」。
図録冊子作成から始まったこのプロジェクトもここで一区切り、ですね。
工藝とそれにまつわる人の営み。
大きな意味での活動の中の一里塚、
皆様と築かせていただけたように思います。
あらためて、ありがとうございます。
さあ、次、ですね。
こつこつと続けることの中に、+の意味が広がっていくように思います。

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春の鳶(とび)寄りわかれては高みつつ

コルトンホールでの展覧会の間、
飯田龍太さんの俳句が心にありました。

笑顔で仲良く言葉を、心を交わす作家の方たちにとって、
この時間はきっとこれからの制作の養分になるのだと思います。
でも、群れ、ではないんですよね。
私たち企画者も、ゆくりなくも出会い、思いを通わせる作家とは
惜しみなく仕事を深めたいと思いますが、
そこに安住して、新たな出会いを閉ざしてしまわないように。
そう心がけてもいます。

春秋に富む作家の方々は、大空を羽ばたきながら、
出会った者同士がひととき近く寄りながら、
そのことで一層高みに向いて、またそれぞれに羽ばたいていく。

熟した作品、熟していく作品が満ちた空間は、
春の鳶たちが伸びやかに羽根を広げあう空間のように思えました。

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最後に、ちらりと記念撮影。
先に帰られた方もいらっしゃいますが、スタッフとともに。
さあ、次の時空へ飛び翔けていきましょう。

そうそう、一次募集も始まっています。
12月20日まで!
われこそは!という方。
ぜひおすすめしたい!という作家の方へも、ぜひお伝えください。
詳細はこちらです。
→ click

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一次募集へ

「第16回 工房からの風」は、
2018年10月13日(土)14日(日)に開催します。


一次募集 
2017 年12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)
25 工房を最大にして、確定予定です。
年内に応募者へ結果発表をいたします。


二次募集 
2018 年3 月10 日(土) ~ 3 月30 日(金)
一次決定作家と合わせて50作家となるように出展者を確定します。
4 月上旬に応募者へ結果発表をいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。
→ click

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一次では出展経験作家への応募を特に促しています。
(もちろん、初出展の方の応募も歓迎です!)
年内に出展が確定すると、2018年秋冬の予定が立てやすいと思います。

以下、ちょっと長くなりますが、出展経験作家の方の応募を促す理由をお書きしますね。

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「工房からの風」は、出展すると2年は応募ができません。
その理由は、新たに世に出ていく作家への登竜門として
新人の方に門戸を開いていこうという想いと、
次の進化、深化へのステップには出展からある程度の時間が必要という想いからです。
出展作家メンバーがマンネリしてしまうこともよしとしませんし、
常によき緊張感があることが「工房からの風」ならではと思って構成してきました。

その趣旨は変わらないのですが、10回展くらいから、
複数回出展作家の「工房からの風」との関わり方に新しい展開が表れてきました。
作家自身の新たなステップとして、
個展の気持ちで「工房からの風」を活用される方が現れたのです。
その方々が、見事に結果を実らせて、作家活動を推進していかれる姿を、
毎回見られるようになってきました。

新人作家の登竜門と、出展経験作家が進化・深化の機会となるような場。
このふたつを明確に「工房からの風」への出展作家募集の柱としたいと思っています。

そのために、募集を一次、二次と二回に分けることも始めました。
すでに展覧会活動をされている方にとっては、
秋の予定は早く決定するのに越したことはありません。

2018年秋のメインの個展を設定する気持ちをもって、
「工房からの風」への出展、ぜひご検討ください。

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このひとつ前のブログの加藤キナさんや
山形で籠を編むkegoyaさんをはじめ、
今回複数回出展となった作家の方々、どなたもよい機会にしてくださっています。
12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)の一次募集。
ご応募お待ちしています。

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次回出展者募集について

「第16回 工房からの風」の一次募集のご案内をいたします。

開催日は 2018年10月13日(土)14日(日)です。


一次募集 
2017 年12 月1 日(金) ~ 12 月20 日(水)
25 工房を最大にして、確定予定です。
年内に応募者へ結果発表をいたします。


二次募集 
2018 年3 月10 日(土) ~ 3 月30 日(金)
一次決定作家と合わせて50作家となるように出展者を確定します。
4 月上旬に応募者へ結果発表をいたします。

詳細はこちらのページをご覧ください。
→ click
2018年の工房からの風、佳き出会いの風をそよがせましょう。

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ご来場ありがとうございました。

第15回工房からの風、終了いたしました。
お足下のわるい中、たくさんのご来場をいただき、
心より御礼申し上げます。

お客様とのお話しの中で、アンケートやSNSなどで、
雨を肯定的にとらえてくださるお声が多かったことに驚き、
励まされました。
雨でいつもと違った工房からの風とお庭を楽しめた!
などとまで(涙
そのように感じてくださる方々が集うから、
あのなんとも言えない幸福な空気感が会場に満ちるのですね。
・・・ありがとうございます。

「工房からの風」を構成している粒子の中には、
来場者の方々の想いがたっぷりと含まれている。
そんなことを感じた二日間でした。

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次回第16回工房からの風は
2018年10月13日14日の土日となります。

一次募集
2017年12月1日(金)~12月20日(水)
最大25工房までを確定予定です。
年内に応募者へ結果発表をいたします。
-11月はじめにHPで詳細を公開します。

二次募集
2018年3月10日(土)~3月30日(金)
ここで計50工房の出展を確定します。
4月上旬に応募者へ結果発表をいたします。

出会いの磁力を高めたい。
「工房からの風」が目指している展覧会の姿です。
よき作り手として、ものづくりを継続していきたい作家。
応募をぜひご検討ください。

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初めての集まり

今年度「工房からの風」への出展作家の第一回ミーティングが
ニッケコルトンプラザで行われました。

今年度出展者のうち41名、出展経験作家で
当日ワークショップやサポートを行ってくださる作家のうち
13名の計54名がニッケ鎮守の杜に。
北海道、東北、四国、九州、沖縄、奄美・・・
と今年は特に全国津々浦々からの大集合となりました。

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会場を共に歩き、その後館内で4時間以上のミーティング。
そして、懇親会と、「はじめまして」の作家の方々が、
切磋琢磨して高め合う仲間たちになった時間でした。

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さて、さっそくその「工房からの風」に向かってのスピンオフ展です。
「風の予感」
今年は、館内タワーコートで行います。

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『風の予感』
工房からの風  15th  Anniversary
2017 . 5 /20(土)・21(日)
11:00 〜 18:00
ニッケコルトンプラザ タワーコート/センターモール2F

今秋第15回目を迎える「工房からの風」。
先行企画として、8名の作家の作品展示販売と、
5名の作家のワークショップを行います。

● 展示販売
石川恵美子|金工
浦上陽介|木工
加藤キナ|革
小島亜伊|金工
chichi |布フェルト
nagamori chika|染織
はるな陶芸工房|陶芸
藤野華子|染織

● ワークショップ
アトリエ倭
nomama
堀江悦子
ますみえりこ *20(土)のみ
谷田貝陵子 *21(日)のみ

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同時スタートで、大野八生さんの絵画展も!
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その名も「庭とアトリエ」。
八生さんのお仕事の両輪、お庭と絵画を共に見ていただく絶好の機会です。
そう、お庭もバラが咲き出し、ハーブが茂り、初夏の緑が眩しい季節です。

「工房からの風」を巡るさまざまな芽や枝がぐんぐん伸びていきます。
皆様ぜひご覧いただき、伸びゆく姿を一緒にお感じいただけましたら幸いです。
秋の実りに向かって、初夏の光を堪能くださいますことを!

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伊勢丹新宿店での催事展開中

「工房からの風」出展経験作家50名が参加している
「工房からの風」から展。
前期が好評のうちに終了し、本日より後期が始まりました。

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営業時間中の写真が撮れませんので、雰囲気を伝えづらいのですが、
連日、大変多くのお客様に恵まれております。

作家として世に出た後、制作を深めていくひとつの機会としての
この展覧会。
今回出展作家の皆様が、今展に向けて制作のレベルを上げてこられていて、
その意味でも、この企画を行ってよかった!
と実感しています。

3/ 25(土) 14:30 – 15:00 
には、ディレクター稲垣早苗 × 出展作家のギャラリートーク
を行います。
「工房からの風」って何?
その願うところ、目指すところは?
出展経験作家は、どのようなことを思っている???
などなど、工藝を巡る、リアルな現場、作家や企画者の想いをお届けします。
入場無料ですので、ぜひお立ち寄りください。
伊勢丹新宿店5階センターパーク(今展会場内)です。

そうそう、今年度の出展作家の応募期間も3月25日必着です。
こちらもよくお考えの上、ふるってご応募ください。

詳しくは応募要項ブログをお読みください。

伊勢丹での展示でも、今年度の応募でも、いずれよきご縁を願っております。