2025年10月の記事一覧

「企画テント/工房からの風」New

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風人テント − めぐる手仕事の庭

風人とは、「工房からの風」に出展経験がある作家で、1年ごとに構成されています。
企画運営に携わることで、人の輪が広がり、作家としての成長を期待されている仕組みです。
今年の風人テントでは、庭をめぐる四季に、4組の作家の手仕事をなぞらえてブースを構成しました。

工房からの風には、「手仕事の庭」があります。
そこには、自然の素材をいただいて工芸品を作るということ以上に、工芸家が集う場として豊かな奥行きがあると感じます。
季節ごとに草木が彩りを変えてめぐり行き、花のあとには種を継ぎ、次の年へとバトンが渡される。

「庭」の在り方とは、人の営みと象徴的にも身体的にも関係が深いように思います。
そんな庭の営みを本に綴じた『鎮守の杜の色暦』を起点に、4枚の染め布がつながり合い、庭の四季をうつした映像が途切れることなく続いていきます。
そのあいだに、4組の出展者に寄せていただいた「めぐる手仕事」をテーマとした文章と写真がたゆたう空間を設えました。
個々の作り手の「点」がつながり「線」となり、やがてめぐり行く……そんな手仕事の循環が、ここ「工房からの風」でも、その後の作り手の日常でも、ふくよかに広がっていきますように。

季節が手をつなぎ、連綿と続いていく営みに心を寄せて

風人テント
和泉綾子 RIRI TEXTILE
大野七実
岡林厚志 hyakka
本間あずさ

+++

事務局より

風人テントを担当くださった4作家の企画で、今年度出展作家の中から4作家に寄稿を依頼されました。

『めぐる庭、めぐる手仕事』
これらの文章と写真を響かせて、風人テントで展示をいたします。
ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭、花壇の奥です。
ぜひ、ご覧ください。

僕のめぐり − 榎並慎太郎(陶芸)
山から街へ、街から山へ − kino workshop(木工)
めぐる手仕事 − 糸花生活研究所(木工+染織)
戸隠・季節の巡り − 戸隠かごや 朗々 -rou rou-(竹細工)

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僕のめぐり - 榎並伸太郎

「とっとの部屋で遊びたい!」
と保育園から帰った娘は僕の小さな工房で粘土遊びをよくしていて、まだ0歳の息子も僕がろくろをしていると不思議そうに見つめてきます。

30年前、僕も同じ経験がありました。
僕には信楽焼の伝統工芸士である祖父がいます。
ろくろを回す祖父の隣に座り、粘土でロボットや怪獣を作るのが大好きな遊びでした。
今思えば、この頃から陶芸家としての種を祖父から継ないでもらっていたんだと思います。

大人になり、僕は大阪でアパレル業を勤めていました。
身の回りは目新しい物に溢れていました
が、毎日が同じ繰り返しで自分から刺激を見出せていませんでした。
家に帰り、いつものように食卓で祖父の器を手にした時、当たり前すぎて気付かなかった手作りの温かみを改めて感じました。
いつも優しくて心の豊かな祖父の姿にいつしか憧れを持つようになり、思い切って仕事を辞めこの世界に足を踏み入れる事に決めました。

種が蕾になったのは、窯業試験場の課程を修了し当時の先生に大谷哲也さんと桃子さんを紹介してもらった時です。
5年間の弟子期間で技術面だけでなく作家としての活動など多くのことを教えてもらいました。
特に影響を受けたのはお二人の豊かな暮らし方でした。
作り手の思いを知り、物を大切にされるお二人、そして人との繋がりを大切にされているお二人には、自然と人が集まり、いつも笑顔が絶えませんでした。
みんなで賄いを作って料理を囲みながら、たわいない会話で盛り上がったあの時間が僕を豊かにしてくれました。

また、「遊び」を大切にされていることも印象的でした。
哲也さんとビワマスを釣ったり、桃子さんに他の弟子たちと一緒に料理を教えて貰ったり、師弟関係以上に家族のような繋がりを感じました。
哲也さんはよく言ってました。
「俺はまだまだ青春真っ只中だ」と。

全力で挑戦し続け、美しい花を咲かせ続けているお二人に昔の僕に足りなかった豊かさに気付かせてくれ、蕾の僕にたくさんのエネルギーを注いでくれました。
いよいよ僕も花を咲かせる時が来ました。
20年前哲也さんもこの工房からの風で作家としての活動がスタートし、自分が同じ境遇である事にとても縁を感じます。
祖父が種を継ないでくれて、哲也さんと桃子さんが芽を成長させてくれたように、これからの世代に物を作り出す仕事の尊さ、豊かな暮らしを伝えていくことが僕の義務であり、僕のめぐりです。


-榎並伸太郎-

風人テント(ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭花壇の奥)で、4作家からの文章をご紹介いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。

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山から街へ、街から山へ ー kino workshop

私たちが暮らす飛騨市は面積の9割以上が森林という山深い地域です。
そのうちの7割が多様な広葉樹の森で、昔から広葉樹の産地として木材を供給し続けています。
現在伐採している森は、かつて薪や炭のために利用されたところで、70~80年生の二次林です。
一般的に広葉樹は植林されません。
皆伐後一面に太陽の光があたると、実生の種が芽を出し、樹齢の若い切り株からは萌芽します。
一斉に競争が始まり、3~4年程経過すると身の丈を超えます。
飛騨の気候は広葉樹の生育にとても相性がよく、100年後には元の森のようになると想像できます。
こうして森を利用することで、山の仕事が継承され次の世代へと受け継がれていきます。

しかし、伐採される広葉樹の大半は、曲り、節、小径、多種という特徴のため単価の低いチップや薪などになっているのが現状です。
曲り、節、小径、多種という特徴のため今まで利用されてこなかった未利用材を活用するため、飛騨市では2014年より「広葉樹のまちづくり」が始まりました。
伐採(川上)、製材(川中)木材加工(川下)が協力、試行錯誤して、今まで単価の低いチップになっていたような木材の中から、ニーズをひろい、丁寧に仕分けし、単価を高く流通させ少しでも多くのお金を山に還すことで、次の世代に広葉樹の森を引き継いでいこうという取り組みです。

広葉樹のまちづくりを通して、飛騨材を豊富に使えるようになった今は、個性豊かな木の特徴をどうしたら活かせるか考えをめぐらせます。
特徴のある飛騨材は部材を木取るのに手間と時間がかかり、一筋縄ではいきません。
しかし、曲がった木や節のまわりの木目、豊富な樹種の色目はとても魅力的で、どの部分をどんなカタチにするか想像するだけで楽しくなります。

広葉樹の産地での作り手として、作品とともに、飛騨の山の現状や飛騨材の魅力を使い手にお伝えすることが私たち川下の役割だと思っています。
飛騨の山に興味と関心を持ち続けてもらうこと。
そうして、山から街、街から山へのよい循環が広がっていき、山の仕事が残り、持続可能に木材が供給され、飛騨の広葉樹の森を次の世代に残していく。
そんな思いが今のものづくりのモチベーションとなっています。


-kino workshop-

風人テント(ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭花壇の奥)で、4作家からの文章をご紹介いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。

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めぐる手仕事 - 糸花生活研究所

今年の 「工房からの風」 にも、 秋明菊のお花が揺れているでしょうか。
出展する作り手が素材と対話しながら手を動かしてきたのと同じ時間の流れの中、 寒い日も暑い日も、お庭の土と草花と対話されてきた方々がいらっしゃる…
このお庭を訪れる度に、 自然の巡りと人々の営みが交わる心地良さを、 感じています。

私たちは2011年春より、 糸花生活研究所という名前で、 手芸道具を中心とした制作を続けています。
さぁこれから、 と思ったその春に、 大きな地震がありました。
毎日のあたり前の暮らしが揺らぎ、 確かなものが何なのかわからなくなりそうなときに、ある忘れられない景色に出逢いました。
それは穏やかに蝶達の舞う菜の花畑で、 今までと何も変わらずに季節は巡り続いてゆくことを教えてくれる、 静かな景色でした。

淡々と繰り返される自然の営みに安心し、 何も心配せずにただ日々を続けようと手を動かし、 小さな織り機を作り、 蝶と花を模したリボンを織ったのが、 制作の始まりでした。
巡る季節に見守られて、手を動かすことで照らされる、糸と花と手仕事のある景色を見ていたいと、菜の花畑で抱いた気持ちは今もずっと変わらずに、 私たちの活動の源にあります。

手芸道具を使って下さる方から、 見ていたいと思っていたその景色を、 見せていただくことが度々あります。
ご家族のために、 お友達のために、 ご自分のために、 大切な方々へと手を動かす時間が作り出した、 心の通う穏やかな景色です。
そこには、 あの日に見た蝶達の舞う菜の花畑と同じ確かさを、 感じるのです。

私たちには、 4歳と11 歳になる子供がいます。
これから先の未来に、 彼らの支えになってくれるものがあるとしたら、 それはなんでもない、 日々重ねている営みの作り出す安心感なのではないかと思っています。
そしてその営みのひとつに、 自然に触れて手を動かす“手仕事” があることを、 信じています。
子供の世代にも、 その次の世代にも、 四季の美しさと共に手仕事のある生活の景色が、 続いて、 繋がって、 広がって、 めぐっていってほしいと、 心から願います。

美しいお庭に見守られた秋の日に、 皆様が続けてこられた手仕事の営みと交わることでまた美しい景色へと繋がってゆくのを楽しみに、 制作に向き合ってきました。
この文章を読んでいただいている今日ここには、 どんな景色が広がっているでしょうか


-糸花生活研究所-

風人テント(ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭花壇の奥)で、4作家からの文章をご紹介いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。

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戸隠・季節の巡り ー 戸隠かごや 朗々 -rou rou-

かごの制作に使用する根曲り竹(チシマザサ)は、雪深い地域に自生します。
冬の間、深い雪に守られるように地面に倒れ越冬し、雪解けとともに少しずつ起き上がるため、雪の重みで折れないようにと初めから根元が曲がり、強くしなるのが特徴的です。

森の中には沢山の出会いがあって、整備をしながら斜面を奥へ奥へと切り開くたびに、ここにはこんな竹があったのかと嬉しい気持ちに包まれます。
「すらりとした竹はあのカゴに良さそうだ」
「この細さと長さがあれば、持ち手に使えそうだ」
「ズングリむっくりしているが練習になら使えるんじゃないか」
「目の前にある竹を活かすにはどんなかごが作れるのか」
そんなことを思いながら山の中で竹と向き合うひと時が何よりも好きです。
私と山を繋いでくれたのは、戸隠の季節の巡りと共に訪れる山仕事とそれを続ける竹細工の職人たちでした。

雪が深々と降る2月の早朝、手製の弓矢を手にやってきた職人たちは、神事が終わると矢を放ちながら
「良い竹が生えますように」
「山で熊に会いませんように」
「ケガをしませんように」
と口々に言って竹の成長と1年の山仕事の安全を祈願し、初夏には誤って筍が採られないように成長するまで毎日交代で山の中を巡回して守り、
秋には竹採りのための道づくりを職人総出で行い、いよいよ竹採りが始まります。

「山の口(やまのくち)※解禁日」が設けられ、作るかごと部材ごとに採る時期や藪を変えながら、適した材料を適したタイミングで採ることが伝わっています。
そして山仕事が終わる頃、「山の神様」に一年の無事を感謝しながら神事を執り行います。
この一年の巡りは、先人たちが技術とともに山と竹を守り、次の代へと繋ぐために行ってきたものです。

戸隠の人たちにとっては当たり前のことでしたが、私の中にとても特別な機会を貰って山に入れているのだという気持ちが湧いていました。
山があり、森があり、雪が降り季節が巡るからこそ根曲り竹がある。
そして、竹を仕事にしながらも、竹と共存するために続ける山仕事がある。
間近で体感した営み全てが、戸隠竹細工を作っています。
その中で、根曲り竹の力強さと、朗らかさをかごと共に届けることができたなら、竹細工という仕事をしていてこんなに幸せなことはないなと思いながら制作をしています。


戸隠かごや 朗々 -rou rou- 西濱芳子さん

風人テント(ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭花壇の奥)で、4作家からの文章をご紹介いたします。
ぜひ、お立ち寄りください。

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ご予約イベント Index

本日10/20(月)12:00より、ご予約制イベントの受付スタートです。

予約専用サイトを活用いたします。

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ご予約を承るのは、以下となります。

素材の学校ワークショップ(お子様対象)

アトリエ倭ワークショップ(お子様〜大人対象)

ワークショップ(大人対象)
Ohama/齊藤智美/Autumn Basket/大野八生

手仕事の庭めぐりツアー

トークイベント「工藝作家という生き方」
大谷哲也(陶芸家)× 稲垣早苗(工房からの風ディレクター)

それぞれの記事頁に受付URLをリンクしておりますので、ご興味あるものについてお読みくださいませ。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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ご予約制:トークイベント:大谷哲也×稲垣早苗

信楽在住で現在活躍中の陶芸作家、大谷哲也さん。
実は初めての作品発表が、2003年の第二回「工房からの風」でした。

それから22年の間、どのような想いと実践を重ねて「陶芸作家 大谷哲也」になったのか。
工藝作家という生き方は、現代においてどのようなものなのか。
そして、工藝作家というバトンをどのように手渡していくのか。

長く交流を重ねてきた、今展ディレクター稲垣早苗がお話を伺います。

工藝作家という生き方
大谷哲也(陶芸家)× 稲垣早苗(工房からの風ディレクター)

日時: 10/25(土)14:00〜15:00
場所: コルトン広場 多目的テントA


ご予約席を20席ご用意いたします。
ご予約のない方もお聞きいただけますが、立ち見になる場合がございます。
よいお席確保のため、ご予約をお勧めいたします。
ご予約(無料)はこちら → click


ご予約いただいた方のうち、当日抽選で5名様にオリジナルグッズを進呈いたします。

昨年、稲垣が記した大谷さんに関する記事がございますので、よろしければご覧ください。
→ 大谷哲也さんの作品展に寄せて

夫人で陶芸作家の桃子さんと。

弟子第 1号の榎並伸太郎さん。
今春独立を果たし、今年、「工房からの風」へ初出展。

大谷製陶所   ホームページ    → click
大谷哲也さんのインスタグラム →    click 

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ご予約制:パンチニードルでのワークショップ

ワークショップのご予約承ります。
タッセルの長さは調整できます。
バッグにつけたら、とってもかわいいです!

土曜日→ https://kouboukaranokaze24-event1026-2.peatix.com/view
当日席を、ワークショップ開始30分前より開催テントにて受付いたします。

日曜日→ https://kouboukaranokaze24-event1027-2.peatix.com/view
当日席を、ワークショップ開始30分前より開催テントにて受付いたします。

〈ワークショップテント B〉



10:15〜11:15

laglag__「パンチニードルで作るタッセルラグブローチ」 定員10名様 参加費2,500円

〈ワークショップテントB〉



10:15〜11:15

laglag__「パンチニードルで作るタッセルラグブローチ」定員10名様 2,500円



13:00〜15:00

laglag__「パンチニードルで作るラグポットマット」定員10名様 3,500円

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ご予約制:トークイベント

ご予約承ります。

https://kouboukaranokaze24-event1026-2.peatix.com/view
当日席を、開始30分前より開催テントにて受付いたします。

トークイベント
「おばあちゃんの食器棚+工藝のバトン」
10月26日(土)14:30〜15:00
登壇  稲垣早苗 (工房からの風ディレクター)
ゲスト 山下謙介さん(婦人之友社 編集者)
大野八生さん(イラストレーター・ガーデナー)
吉田史さん(金工作家)

「おばあちゃんの食器棚」(稲垣早苗著)の出版と、「工藝のバトン」展の巡回展開催を機にトークイベントを開催いたします。
工藝を通じて、つながっていく佳きものごと。
作る人の営みを通じて、どなたにもつながるお話しを、出版に関わってくださった方々と共に行いたいと思います。
イラストを描かれた大野八生さんは、どんなことを心がけて描いてくださったのでしょうか?
作り手を代表して、吉田史さんは、どのような箇所にどんなことを感じられたのでしょうか?
「工房からの風」がお好きな方、ぜひ聴きにいらしてください。

ご予約席 15名様 1,980円
「おばあちゃんの食器棚」1冊 ご希望により大野八生さんと稲垣のサイン本をお渡しいたします。
当日席 無料

ご予約、只今承り中です。

https://kouboukaranokaze24-event1026-2.peatix.com/view

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ご予約制:チャリティーの風

チャリティー作品、続々到着中。

作品をご寄付くださった出展作家様の方々 34名様
Oostveld Pottery 木村悠希さん 齊藤智美さん shiro 高橋祐也さん 佐藤牧子さん
渡辺信史さん 佐々木光さん 長谷部陽子さん 増田早紀さん 逢見祥平さん 川端マリコさん
迫田希久さん 天野琴音さん 水村真由子さん 宮﨑眞さん 吉田欣司さん 角舘徳子さん
春日麻衣子さん Taller Uraraka 菅野あゆみさん 谷口亜希子さん 繍 ぬいとり
岸田志穂さん 染と織 樹庵 いゑもり 坂本美奈子さん hada makoto KOHAN
moe matsuda celeste  石毛みほさん Autumn Basket 奥田紀佐さん

風人作家様 8名様
石井宏治さん 大野七実さん CHIAKI KAWASAKI 本間あずささん もくのすけさん
森友見子さん 吉田慎司さん Yu-ten 大野八生さん

ざっくり開梱したところ。
ここから心を込めて!ふたつづつ組み合わせて袋詰めをします。
価格のことをいうのは品がありませんが、どれも3000円ではとても購入できないものです。

コロナ禍前2011年から2019年まで、毎年行ってきたこのチャリティーの風。
毎回、長い列ができて、ご参加できない方が出てしまっていました。
当日の混乱を避けるために、事前予約形式としました。
(当日券も少しでるかもしれませんが、入手困難かもです・・・)

よろしければ、確実にチャリティーにご参加いただける(作品をお渡しさせていただける)ご予約をお願い申し上げます。
→ click

:::

以下、初出時の記事です。

このたびの令和6年能登半島地震により被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
そして日々、救援・復旧活動にご尽力されている多くの機関・市民の皆さまに敬意を表します。

「工房からの風」では、2011年東日本大震災以降、コロナ禍期間を除き、
公益社団法人企業メセナ協議会が行うGBFund(芸術文化復興ファンド)へ、寄付を行ってきました。
出展作家の方々からご提供いただいた作品をお客様にご購入いただき、その売上金全額を寄付させていただいてきました。

今年は、工藝作家も多く工房を構える能登半島で被災された方々へ届くように、チャリティーを再開させていただくことといたしました。

内容は

今年度出展作家有志+風人作家(企画運営をサポートくださる作家)からお寄せいただいた作品を事務局で集める。

作品内容を見ながら、ひとつ、あるいは複数の組み合わせで、袋詰めを行い、くじ引き用の番号をふる。

おひとり様3000円で、くじを1枚引いていただき、その番号に該当する作品袋をお渡しする。

どの作品袋にも3000円以下にはならないようにお詰めします。
(約4000円~10000円以上になる予定)
但し、お好みに左右されるものですので、その点ご納得の上ご購入ください。
ご寄付での販売ということをご理解の上、お求めくださいませ。

ご協賛いただいた作家名は、25日までにこの場や会場に掲載させていただきます。

ご予約について 修正しました10/18
10月22日(火)正午から予約サイトにてご予約を承ります。
→ click

ご予約された方は、
当日27(日)、本部テント 1 において、お名前をお教えください。
チャリティ参加券をお渡しいたします。(10:00〜14:00)
(14:00以降はコルトン広場/多目的テントにてお渡しいたします。)

チャリティ実施場所 コルトン広場/多目的テント 14:30〜15:00
チャリティ参加券と3000円と引き換えで、くじをお引きいただきます。
引き当てられた番号の袋(チャリティ作品在中)をお渡しいたします。

・15:00を過ぎますとチャリティのご参加ができませんので、ご注意ください。
・50名様分を事前予約とさせていただきます。

当日販売分について 修正しました。10/21
ご予約分以上に、作品袋ができた場合は、当日販売をいたします。
13:30〜本部テント1において、チャリティ参加券を発行いたします。
(ご用意できた作品袋数に達し次第、チャリティー参加当日券発行を終了いたします)

・チャリティ実施場所 コルトン広場/多目的テント 14:30〜15:00
チャリティ参加券と3000円と引き換えで、くじをお引きいただきます。
引き当てられた番号の袋(チャリティ作品在中)をお渡しいたします。

・15:00を過ぎますとチャリティのご参加ができませんので、ご注意ください。

チャリティーの風は、27日(日)のみ行い、26日(土)は行いません。
ご寄付は、現金のみで承ります。
お釣りのないようにご準備ください。