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- 2025/10/02 director's voice Emina Mizuki (装身具・織布)
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- 2025/10/02 director's voice inch”(インチインチ/装身具)
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2025年10月の記事一覧
「director’s voice」New
director's voice
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Emina Mizuki (装身具・織布)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
Emina Mizukiさんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
手織り、手染めのテキスタイルを用いた装身具を出品いたします。
経糸に「絹糸」、緯糸に細く切り裂いた「正絹オーガンジー」を用いて、手織りでテキスタイルを制作。
自ら編み出した手法で織り上げたテキスタイルの良さを活かすように、織物の一部を切り取って、装身具に落とし込んでいます。
中でも、織物の縁「耳」と呼ばれる部分を活かした【MIMI】seriesのイヤリング、ピアスは、大振りながらも軽やかで、身につける方の個性をそっと引き立てます。
ご試着可能なものもございますので、是非会場にて、儚く優しい質感をお試しいただければ幸いです。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
装身具がメインの展示とはなりますが、今回の出展を機に、新しいチャレンジとして、織物そのものを魅せるアート作品もお持ちしようと考えております。
手染めならではの自然な色の滲みや、素材の透け感、糸と糸の交差、おみせしたい特徴、個性がたくさんあります。
まだまだ荒削りな表現になるかとは思いますが、「シルクオーガンジーを用いた裂織り」を存分に感じていただける作品を準備いたしますので、私の新たな挑戦をご覧いただけますと嬉しいです。
Q3
Emina Mizukiさんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
A3
常に身近に置いている道具3点。
カッター、鉄定規、ピンセット です。
織り作家としてはそこまで使用頻度の高い道具では無いのですが、私にとっては相棒のような存在たちです。
大学生時代は建築を学んでおり、図面や模型制作において、毎日この道具たちを使用してきました。
昼夜を問わず、私がものづくりと向き合っているときは、必ずそばにいました。
ものを創り出すことへのリスペクトの心を培った大学4年間、種こそ違えど、今の創り手としての活動の礎となっています。
その時期に肌身離さず持っていた道具たちは、当時の、怖いもの知らずに挑戦し続けるエネルギーや、初めて自分が創り出したものについて談義した感動を思い出させ、フレッシュな気持ちを呼び起こしてくれます。
時には色んな苦悩を共に乗り越えてきた相棒として、今でも出展の際には必ず持って行き、御守りのような役割を果たしてくれる、なくてはならない存在です。
きっと、この先もずっと、全国各地の出展を共にしていくと思います。
ものづくりができる感謝と初心を忘れないためにも、私のものづくりの原点となった道具たちを、この先も永く、大切に使い続けていきます。
Emina Mizukiさんは自らの興味関心、創らずにはいられないものを、どこかのだれかに届くようにと形にし始めたところ。
その新鮮な表現やかたちへの感想をぜひ、会場でお伝えいただけたらと思います。
作品を介した想いの交流は、使い手と作り手それぞれの感性に磨きがかかっていくことと思います。
きっと、楽しい会話が繰り広げられますね。
Emina Mizukiさんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前
インスタグラムはこちらです。
→ click
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浜西 正さん(木工)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
浜西正さんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
アクセサリ重箱を紹介します。
重ねたり、仕切りが外せるようにしているんですが、その動作に木のならではの感触や、手仕事を感じられると思います。
外観は木材を切った順番そのままに配置していますので、木目も揃って自然な感じなんですよ。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
特に見ていただきたいのは木目彫り。
箱の蓋に加飾する彫り方で、木目の間隔を、3mmの丸刀で彫り埋めます。
光の反射で浮かび上がる文様が煙に見えたり、川に見えたり。
自然美と手仕事、うまく引き立て合っていると思うのです。
Q3
浜西正さんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
A3
好きな道具をひとつ紹介します。
スコヤ(square)と言う直角の定規です。
僕が好きなのは焼き入れが施され、目盛りの無いタイプ。
作業中、ぶつけたり、落としたりしても、超硬くてそう簡単には変形しない。
いつまでも直角が正確なんです。
目盛りが無いから、寸法を測ることはできないんだけど、そこが不器用だけど実直な感じがして好きなんです。
直角はきっちり見させてもらいますと。
信頼できるヤツなのです。
木の箱。
と、ひと言で呼んでも、奥が深いですね。
容れるものの多様さから、箱の姿がさまざまに。
浜西正さんの木の箱ものからは、きりっとした始末の良さと、素材からくるあたたかみが響きあって、何とも言えない心地よさがあります。
コレクションケースをはじめ、「こういうのが欲しかった!」という方、きっとたくさんいらっしゃいますね。
浜西正さんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前
インスタグラムはこちらです。
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inch”(インチインチ/装身具)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
inch”さんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
メタルのライブに行くときに着けたいと思ったものを作り始めたのがアクセサリー制作のきっかけです。
スタッズブレスレットもそのひとつ。
けれど、ライブで兄の振り上げる腕のスタッズ(金属製)ブレスレットが頭に当たって地味に痛かった。
これはモッシュでも危険に違いない。
編みなら柔らかく仕上がるし、ビーズを編み込めば金属の雰囲気を持たせることもできる。
天啓を得たような気がしました。
それから、より編み地が綺麗に並ぶように、取ってつけたようなトゲではなく、自然と生え出たような一体感のあるトゲにしたく、何度も改良しました。
糸とビーズだけで仕立てているので、水に濡れても安心。
汗も海も気にせず身につけられます。
行きたい場所へ、したいことへ、自分らしい装いとともにご堪能ください。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
「編みたい」という渇望にinch”らしさを足したらクッションになりました。
背に座ると収まりが悪く、酷く座り心地の悪いクッションですが、
あるだけで楽しくて、抱き抱えると心地よい最高のクッションだと思います。
Q4
「工房からの風」の出展が決まってから、inch”さんに起こった変化について教えてください。
A4
“ どうしたらもっと届けられるだろう ”
と思い、「手しごとを結ぶ庭」を手にしました。
届けるためのディスプレイでの心構えなど、何かヒントを得られるのではないかと思ったのです。
本を開いて4ページ目の序文にあった “ 結ぶ ” という言葉から、届けるんじゃないんだ!結ぶんだ!と衝撃に固まってしまいました。
そもそもから違うんだと呆然としてしまったのです。
そこから読み進めるうち、コンセプトに囚われてはいなかっただろうか?
売るためのコンセプトになってはいなかっただろうか。
簡単な編みだから、単純な編みだからと美しいと思っても遠ざけていなかっただろうか?
純粋な編みたいという迸りに蓋をして見なかったことにしていなかっただろうか?
と思いがけず、原点を省みることに。
「工房からの風」まで2ヶ月を切っているのに!!
ただ、ビーズが整然と並ぶ姿そのものに、美しさを感じています。
その静かな美しさが、どなたかの心に届き、共感を結ぶことができたら。
『ライブで兄の振り上げる腕のスタッズ(金属製)ブレスレットが頭に当たって地味に痛かった。
・・・
編みなら柔らかく仕上がるし、ビーズを編み込めば金属の雰囲気を持たせることもできる。』
ビーズの細やかな表情の原点が、メタルのライブだったとは。
インチインチさんのデザインの個性と、それを形作る誠実な技術が響きあったビーズ作品は、唯一無二のもの。
第一印象とその奥にあるものの素敵なギャップを、ぜひ会場で感じてみてください。
インチインチさんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
インスタグラムはこちらです。
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佐々木のどかさん(染織)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
佐々木のどかさんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
裂織りバッグを作り始めて10年になりました。
新作のバケツ型は、底に帆布を組み合わせて軽さを出しています。
持ち手も裂織りです。
オリジナルの持ち手を作りたいと、長年課題として取り組んで、2年前からようやく形になってきました。
革を巻いていますが、紐を巻いたり、何も巻かなかったりとバッグに合わせてアレンジしています。
他にも持ち手の素材が異なる裂織りバッグも持っていきます。
持ち手でバッグの印象が変わるので、そこも楽しみながら見ていただきたいです。
口紐の先に、小さな真鍮のビーズが付いています。
今年の春、この小さなビーズに気づいて喜んでくださったお客様がいて嬉しかったです。
口紐の先にも注目してみてください。
裂織りは柔らかい質感が魅力の1つなので、
会場で手に取ってぜひ質感も楽しんでいただきたいです。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
数年前に芭蕉布の展示会に行って感動し、それから糸だけで織りたいと思うようになり、
制作したのが今回の三徳袋になります。
三徳袋は、ヒモでくるくる巻いて包むポーチのような袋です。
綿や麻、太さも違う糸を使い、少しふっくらした布に仕上げています。
糸も染めて、1つの袋に4~5色の色糸を組み合わせて作っているので、1つ1つ微妙に色が異なります。
ヒモもそれぞれ違うので、お気に入りの組み合わせを見つけてもらえたら嬉しいです。
内袋を作った際に出るハギレを使った布バッグも作り始めました。
織りは計算しながら作っていくのに対して、これはハギレの大きさや、その時の気分によって自由に布をつないでいくので
自分でも意図していない柄になるのが面白くて、ハギレがたまってきた時に作っています。
Q3
佐々木のどかさんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
A3
2006年に、籐バッグの展示会で購入した針山です。
もうだいぶ前のことですが、会場に入った時に積み上げられたバッグの数々を見た時の感動は今でも残っています。
この針山は、整いすぎていない縫い目や少し緩さを感じる籐など、1つのものの中に手仕事の緩急を感じるところに惹かれています。
手元に届くまで半年待ちましたが、使いやすく今でも現役で使っているお気に入りです。
仕事場から見えるリビングの棚にもいろんな作家さんの陶器の置物など置いて、眺めてはリラックスしたり、目には見えない仕事ぶりを想像して気合を入れたりしています。
佐々木のどかさんの出展は、2018年以来。
継続して制作されてきた作品の完成度が高まり、新たな取り組みも加わってとても楽しみですね。
佐々木のどかさんの出展場所は、コルトン広場スペイン階段前。
インスタグラムはこちらです。
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glassworks tre(ガラス)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
glassworks treさんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
2021年頃から作っているものです。
線が集まることで、単純なものが複雑になっていく様子が面白くて、上手く表現できないかなと思って制作しています。
外側の模様が内側から透けて見えるところもガラスらしくていいなと思っています。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
電気窯を使って作ることをキルンワークというのですが、ガラスは溶けて液体になっても水のようにサラサラではないため、石膏型の中を流れるように厚みは5mm程度持たせて作ります。
そのため私の作品は少し厚みがあります。
ひとつの作品というよりは、全体を通してキルンワークならではの、ガラスの厚みや重みも手に取って感じてみてほしいです。
Q3
glassworks treさんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
A3
電気窯でしょうか。
陶芸用の小型電気窯をガラスの焼成に使用しています。
大学を卒業してから自宅で制作ができるよう購入しました。
100Vで使えるこの電気窯は、制作を続けるうえでなくてはならないものです。
石膏型にガラスを詰めて焼成するキルンワークでの作品作り。
こちらで掲載した作品はシックな色あいですが、広やかな色彩のガラス作品を制作されています。
頃合いのよい厚みのガラスに、すこしくぐもりながらも内側から輝くような光を感じさせてくれるガラス作品。
秋の日の空の下で、どのように目に、心に映るでしょうか。
glassworks tre(グラスワークス トリエ)さんの出展場所は、本八幡方面から入ってまっさきのテント。
スペイン階段前です。
glassworks treさんのインスタグラムは、こちらです。
→ click
後日、映像もこちらにリンクしますね。
director's voice
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山野実優さん(陶芸)
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
山野実優さんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
A1
私が作る定番的な作品の一つとして、一輪挿しがあります。
作品制作する上で大切にしていることの一つとして、その人の生活に寄り添い、元気を与えることができるような作品づくりを目指しています。
そのツールのひとつとして、小さく、日常に加えやすい一輪挿しを制作し、多くの人に手に取って頂きやすい一輪挿しを定番商品として制作しています。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
A2
今、力を注いでいる作品はプレート作品になります。
今までは自身の作風である「研磨」という技法を食器類に活かす難しく、一輪挿しや蓋物など主に食器以外の器を制作してきましたが、今回は「研磨」を用いた食器、プレート作品に挑戦しています。
お皿の中や、プレート裏のなど、細部にもこだわりを施していますので、ぜひ会場でご覧になっていただきたいです。
Q3
山野実優さんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
A3
わたしの工房で印象的なものは、作品の模様を彫るときに使う「カンナ」です。
大学生時代、陶芸の恩師にいただいた道具で、刃の部分は彫るたびに少しづつ擦り切れていく為、何度も刃を自身で作り直し、取り換え続け、いまでも使い続けています。
心にすぅっと光が差し込んでくるような眩しい美しさ。
山野実優さんの陶磁器に初めて触れたとき、そんな印象を抱きました。
今年の「工房からの風」には、1990年代生まれのフレッシュな出展作家が10人いらっしゃいます。
山野実優さんも、そのうちのおひとり。
心に響くデザインを、細やかな技法でかたちにしていく制作。
もくもくとひたむきに作られた瑞々しい陶器が「工房からの風」に並びます。
山野実優さんの出展場所は、本八幡方面から入ってまっさきに建つテント。
スペイン階段前になります。
ホームページはこちらです。
→ click
director's voice
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作家からのメッセージ
10月1日
おりひめ神社での「千客万来安全祈願祭」
ニッケコルトンプラザの代表者様、警備、設備、清掃など各御担当者様、
出展作家からは、木工の横田博之さん、そして、ディレクターの稲垣が玉串奉奠をさせていただきました。
出展作家さんからは、Tomoko Yukiさん、inch”さん。
風人さんからは、大野七実さん、本間あずささん、齊藤智美さんが参列くださいました。
いよいよですね。
今日から3作家ずつ、いただいたメッセージをご紹介していきます。
順番は、コルトン広場、本八幡駅方面のブースから、モニュメント周り、そしてニッケ鎮守の杜へと。
私からの質問は以下のものです。
まず2問、作品についてお尋ねしています。
Q1
「工房からの風」への出展作品についてお尋ねします。
〇〇さんの代表的な作品、または、定番的な作品、作り続けている作品の中から、ひとつをご紹介ください。
Q2
もう一つ作品について教えてください。
今回、特に見ていただきたい作品はどのようなものでしょうか。
新作や、今特に力を注いでいる作品についてひとつをご紹介ください。
3つ目はふたつの問いのうちから選択してお答えいただきました。
Q3
〇〇さんの「工房」で印象的な「もの」をひとつ教えてください。
Q4
「工房からの風」の出展が決まってから、〇〇さんに起こった変化について教えてください。
各作家のメッセージは、まさに「工房からの風」のよう。
メッセージに触れてから、当日、作品、作家との出会いをより豊かなものにしていただければ幸いです。
では、スタートいたします!!
director's voice
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出展作家名を公開しました
9月に入り、日中の猛暑はあいかわらずですけれど、朝晩には秋の気配を感じるようになりました。
第23回工房からの風のメインビジュアルと、出展作家名を公開いたしました。
出展作家 → click
メインビジュアルは、恒例の大野八生さん。
今回は、いちじくをメインに据えて描いていただきました。
「新鮮な作り手たちは、時代の中で果実のように生まれてきます。」
第一回目から掲げてきたフレーズ。
実は、近年あまり表立ってうたってきませんでした。
しばらく寝かせて?あらためて、新鮮に掲げてみようと思った次第です。
原点に還るような気持ちで。
果実の意味を、今回はいちじくに託して。
あと2か月弱。
全国の55の工房で、作品という果実も、最後の実りに向けて熟成されています。
10月25日、26日の土日。
ニッケコルトンプラザでお待ちしております。
director's voice
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秋の実りへ
猛暑の市川に、熱い思いを抱いた作家たちが集いました。
今回も北海道から沖縄まで。
40名の出展作家と14名の風人作家、計54名もの作家が集い、語らいました。
今回、MTGの形式を少し変更して、自由度を高くしてみたせいでしょうか。
とても和やかで、闊達なMTGとなった気がします。
「工房からの風」に向かって、各作家がそれぞれの仕事について話すことで、
客観的に自分の仕事を感じ、制作や展開の方向性を新鮮に見つめ直す機会とされたことでしょう。
そして、何よりも出会い。
出展作家同士の佳き出会いは、これからのそれぞれの作家活動にとって、恵みとなることでしょう。
到着時には少し緊張されていた表情も、帰り際には名残惜しそうにされている作家が多かったように感じました。
さあ、あと2か月。
2か月後が終わりではなく、2か月後の出展がこれからの作家活動の励み、養いになるような機会となりますように。
魅力に満ちた作家の集いに、眩しい気持ちを抱いたMTGデーでした。
9月5日には、出展作家を公開予定です。
10月25日(土)26日(日)
「工房からの風」、スケジュールにお入れください。
director's voice
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機会
機会
「工房からの風」では、出展前に集まる機会を設けます。
1回目は、1次通過の方で1月
2回目は、2次通過も加わり第一回の全体ミーティングを4月に
3回目は、8月の終わり
先日、2回目となる全体MTGを行いました。
北海道から沖縄まで。
任意の参加ながら、万障繰り合わせて集ってくださった作家の方々。
ニッケ鎮守の杜中央の八重桜の前で記念撮影。
当日の私からの最初のご挨拶を要約してこちらへ。
ようこそ!
第23回工房からの風に応募くださり、ありがとうございました。
そして、見事選考を通過されましたこと、あらためて敬意を表します。
ようこそ!と心から皆さんを歓迎いたします。
工房からの風
これは、ひとつの「機会」です。
この機会を、10月25日、26日の当日、出展してよかった!
としていただくのもよいでしょう。
まずは、ぜひ、そうしていただきたいと思います。
でも、もっと欲張りになってみませんか?
この「機会」をもっと豊かに、重層的にしてみませんか。
まず、今日、こうして出席されたこと。
すでに「機会」にされていますね。
今日の「機会」は、「出会い」と「気づき」の「機会」と私は思います。
多くの作家の方にとって、「はじめまして」の出会いが多かったことと思います。
この出会いは、ただの出会いではありません。
この国において、同時代に工藝、ものづくりに真剣にとり組む、決して多くはない人同士の出会いです。
このはじめましてから、今後のものづくり人生にとって、かけがえのない作家仲間がきっと生まれてくることでしょう。
そして気づき。
今日、私も心を込めて皆さんのこれからの作家人生、ものづくりの時間に向けて、惜しみなく想いを言葉にしたいと思っています。
その中から、皆さんにとって養分になるような気づきを得ていただけたらと願っています。
また、風人さん、スタッフ、何よりこの場に集った自分以外の作家の方々の言葉も、きっと気づきにつながると思います。
けれど、ひとつアドバイスです。
気づき、とは、いくら言葉が降ってきても、受け止める側に求める心がなければ、気づきになりません。
ぜひ、今日、変な緊張なんか手放して、しなやかに佳き物事を、全身で吸収していただきたいと思います。
:::
今回、初めてZoomも活用してみました。
現場での臨場感には及ばないかと思いますが、この機会、経験をゼロではなく少しでも得ていただけたらとの想いです。
広い空間での音声を拾ってのことで、聞きづらい点もあったかと思い申し訳ない気持ちもあったのですが、
Zoom参加された東北在住の作家の方から、素敵なメッセージをメールでいただきました。
一部を許可をいただきましたので、共有いたしますね。
直接参加に勝るものはもちろんありませんが、それでも
“技術を高めることは礎となる”、
“万人にウケる必要はない”、
“供給量と需要量のバランス”、
“工房からの風がゴールではない”
などなど、気付きとなったり得心したりしました。
ベクトルの違う、激励と発破と受容を如雨露(ジョーロ)に入れてそっと注がれたような、勝手ながら愛に包まれた様な気分でおります。
効率重視の現代にあって、一つ一つを手で生み出す仕事は、時代の求めに逆行するところがあるかもしれません。
それでも、省くことのできない、手がけなければおけない工程を経て生み出していく制作。
それを続けていくためには、何をあきらめず、何を手放すか。
それには、まず自分の真ん中にあるものや初期感動という源泉などをしっかり見つめなおして、そこからぶれないことだと思います。
私がエラソーに言っています(書いています)が、
これは、現在幸せなものづくり人生を送っている、成功している作家の方の姿から学んだことなのです。
私は、それを次の世代の作家に伝えているだけ。
愛をもって。
第23回工房からの風
北海道から沖縄まで、全国に散らばった55の工房では、すでに秋の実りに向けて制作が始まっています。
今年の工房からの風、乞うご期待ください。