director's voice

Cimicuri(服)

Q1
山梨県北杜市で服の制作をするCimicuriさんは、工房からの風に、どのような作品を出品されますか?

A1
草木染や墨染の洋服を多数出展予定です。

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草木染のレースブラウス。
素材は国産リネンをしておりとても肌触りの良い素材。
ロックミシンを使わずレースを挟み込んでいるとても手間のかかるブラウスをログウッドで手染めしています。

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墨染のラップパンツ国産リネンを墨染しています。
巻きスカートに見えるパンツで実用的でおしゃれに見えるのでとても人気です。
水墨画の様な陰影がとても美しい墨染を是非手にとって観ていただきたいです。

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草木染のワンピース。
厚手の国産リネンのを使ったワンピースです。
アンティークドレスを参考に作った存在感のあるワンピースは玉ねぎの皮で何回も染め重ねました。

Q2
Cimicuriさんの工房の中で、特に大切にしている場所、あるいは部分、印象的な場所、空間、または、道具の写真を1カット撮ってください。
そして、その説明をお願いします。

A2
八ヶ岳に移り住み衣食(お米づくりをしています。)住をなるべく自分の手で行いたい気持ちが湧いてきました。
住である住まいは16年前に古民家をリノベーション。
次はCimicuriの洋服が並ぶお店を自分の手で少しずつ建築中。
石を使いこだわりの詰まったこの空間がCimicuriの象徴的な場所でありお客様に気持ちよく過ごしていただける事を目指しています。

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Q3
Cimicuriさんが自作以外で、大切にされている、あるいは、愛用されている工藝品をひとつ教えてください。

A3
愛用している工芸品は正太郎の裁ちばさみです。
職人さんが鋼から総手打ちで作り出された鋏は自分の手に馴染み、長い時間の使っていても疲れることがありません。

一本一本信念を持って作られた鋏を使い、自分も一着一着心を込めて裁断していきたいです。

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秋の空に映える洋服をたくさん制作くださっているようですね。
Cimicuri さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って、右側の4つのテントの一番中央部。
お隣は、革のYUSHI SOSHIRODA さんです。

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