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- 2024/11/02 director's voice 宮﨑眞さん(木工)より
- 2024/11/01 director's voice 谷口亜希子さん(染織)より
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2024年10月の記事一覧
「皆様へのお知らせ/工房からの風」New
director's voice
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千客万来安全祈願祭
10月2日、晴れやかな日に、千客万来安全祈願祭が執り行われました。
「工房からの風」の会場にある「おりひめ神社」。
宮司様にお越しいただき、祝詞をあげて、玉串奉奠を行いました。
日本毛織、ニッケコルトンプラザの代表、
防災や設備、設営、進行、、、と裏方で支えてくださる方々
そして、作家代表として角舘徳子さんにも参拝いただきました。
今回は、遠く京都、静岡からも作家の方々が参列くださいました。
ありがとうございます。
参列くださった方をご紹介させていただきますね。
shiro さん(陶磁) → click
hada makotoさん(木工装身具)→ click
角舘徳子さん(こぎん刺し) → click
KOHANさん(金属・ガラス装身具)→ click
m a n a m i さん (金属装身具) → click
清々しい気に包まれて、清々しい気を生み出せるように、皆で心澄ませて、当日関わる人たちすべての笑顔を願いました。
あと3週間と少し!
皆様をお迎えする準備、日々整えてまいります。
10月26日、27日の土日。
カレンダーチェック!どうぞよろしくお願いいたします。
director's voice
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工藝のバトン
福岡での企画展のご案内をいたします。
作家活動の初期に「工房からの風」に出展くださり、
現在活躍中の作家6名による展覧会です。
「工藝のバトン」
10月5日(土)6日(日)
御料理茅乃舎『楽舎』
福岡県粕屋郡久山町猪野字櫛屋395-1
出展作家
茅乃舎さんのHPでは、ご案内の記事を掲載くださいました。
(工房からの風のご案内も!)
https://www.kayanoya.com/news/archives/890
会期中は、陶芸作家 松塚裕子さん、「工房からの風」ディレクター 稲垣早苗が在廊いたします。
よろしければ、ぜひご来場くださいませ。
尚、今展示は「工房からの風」開催時に、出品内容を少し変えて巡回展としてご覧いただきます。
詳しくは、開催近くなりましたら、あらためてご案内いたします。
director's voice
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2024年「工房からの風」
今年も10月の最終週の土日、26日、27日の開催です。
出展作家名を公開いたしました。
→ click
そして、楽しいメインビジュアルもお披露目です。
今後、ワークショップや、食品販売のご案内も追加していきますね。
10月最終週の土日。
「工房からの風」でお待ちしています。
director's voice
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次回開催のご案内
これを書いているのは、11月3日金曜日16:00を過ぎたところ。
1週間前には、開催前日の準備がほぼ整って、薄暗くなる会場の庭で、明日からの成果を祈るような気持ちで過ごしていました。
早いですね、1週間。
余韻に浸っている間もなく時は進み、出展作家、風人さんたちも、次の活動に入っていくことと思います。
今年の「凪ぐ浜の宝物」は、この前の記事、風人長野麻紀子さん(Anima uni)の文章と、岡林厚志さん(hyakka)の写真で〆たいと思います。
味わい深い文学な文章と、芸術な写真。(あえて「的」とは書きません・・・)
才ある方々が心をくだいて風人さんとして臨んでくださること。
「工房からの風」の財産だと思っています。
そして、ここにはすべてを掲載はしませんが、出展作家の皆様から丁寧なお心のこもったメールをいただきました。
どのメールも、これからのご自身の丁寧なお仕事につながっていく内容に拝読いたしました。
今回の経験が、皆様のこれからの制作、発表、そして人生に、何らかの佳き潤いとなりますことを心より願っています。
また、折々、お会いできますことを。
さて、来年第22回「工房からの風」に向けてのご案内です。
開催は、2024年10月26日(土)27日(日)
募集は、4年ぶりに1次、2次の二回募集形式に戻します。
1次は、本年12月1日から20日着
2次は、来年3月予定
1次で出展が決定すると、来年の予定が立ちやすく、準備もより豊かにすることが出来ます。
また、1次で選外であっても、2次に再応募も可能です。
詳細は11月20日以降に「工房からの風」HPにてお知らせします。
2022年と2023年に出展された方は応募できません。
尚、来年は、食品販売ブースと、大人対象のワークショップブースを復活させます。
コロナ禍の余波を意識して、本年は控えた企画も復活させて、全面的に通常開催に向けて準備をいたします。
出展を検討されている方、ご応募をお待ちしています。
そして、出展に適した方をご存知の方は、ぜひおすすめくださいませ。
第21回工房からの風
終了後も、こちらの記事までご覧いただき、ありがとうございました。
こうして、丁寧にフォーローしてくださる方々がいて「工房からの風」が豊かに成立しています。
皆様方も「工房からの風」の中の大切な存在です。
あらためて、心より感謝申し上げます。
迎える第22回「工房からの風」が、関わる方々の心に、佳き風をそよがすものでありますように。
日々、庭に触れながら、スタッフ一同精進してその日を迎えたいと思います。
感謝を込めて
工房からの風ディレクター 稲垣早苗
director's voice
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風の奥行き
心地よい秋晴れの中、初日を終えました。
大野八生さんと庭人さんが整えてくださった庭の草花が、各ブースにその名の通り「花を添え」ています。
出展作家、来場者の方々、交友が育まれています。
29日日曜日、10時~16時
会場を整え、皆様のご来場をお待ちしています。
:::
director’s voice
ニッケ鎮守の杜、花壇の奥では、「風人からの風」と「鎮守の杜の色暦」という企画テントがあります。
奥まっているので、見逃された方もいらっしゃるかもしれませんが、来られた方は皆さん長くゆっくりご覧くださる充実のブースです。
工藝作家(風人さん)による、木工や陶芸、箒づくり、草木染のデモンストレーション。
オリジナル映像放映(作家の工房での制作光景)。
本日日曜日14:30から小一時間には、
風人さんを代表して、岡林厚志さん(hyakka)×吉田慎司さん×ディレクーの稲垣のトークイベントも行います。
「工房からの風」の奥行きにあるだろう豊かなものを、皆さんと共に紡ぎだせる時間にしたいと思います。
お越しをお待ちしております。
(風人テント・花壇の奥です)
director's voice
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ハレの日へ
前日の準備が整いました。
北海道からの坂田琢磨さん
沖縄からのnikadoriさんも、無事到着!
風人さんたちは、出展作家さんたちのサポートをしつつ、風人からの風テント、素材の学校テント、鎮守の杜の色暦テント、万華鏡WSテントづくりに勤しんでくださいました。
庭人さんと大野八生さんは、明日の朝、出展作家さんにお配りするお庭の恵みつくりに終日励んでくだって。
なんといっても、プロの水きり!による草花ですので、持ちもよいのです。
お庭の草花をお配りできるクラフトフェア、野外展ができること、幸せです。
季節の巡りなので、こればかりは思うようにならないのですが、今年の「工房からの風」は、史上最高!お庭の草花がきれいです。
ちょうど、お花の咲き加減が美しく。
7月、8月、9月、そして今日!と撮影してきたお庭の映像(約5分)も公開しましたので、ぜひご覧ください。
→ click
この日のために惜しみなく準備された50の個展!の集積と惜しみなく準備に励むことができた「第21回 工房からの風」。
工藝、クラフトに関心がある方はもちろんですが、そうではない方も不思議な澄んだ気持ち、心晴れるような気持ちになっていただけたらいいなと思います。
関わるたくさんの人たちの笑顔で、皆様のご来場をお待ちいたしております。
director's voice
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ハレの日へ
あと16日。
今年の「工房からの風」の開幕が迫ってきました。
第21回となる今展の特徴。
それは、ひとりひとりの作家のブースが、輝いて立ち上がっていること。
コロナ禍で3年間できなかった事前ミーティングを行ったことで、各作家が自身の仕事について深く考えて、それに基づいて準備に進めてきました。
その実りは、当日の各テントで豊かに花開いていることと確信しています。
そう確信している理由の一つが、明日からこの場でご紹介していく作家からのメッセージ。
例年以上に自身の仕事について、とても丁寧に伝わる文章や写真が届いています。
まとめている私が、読みながらほんとうにワクワクしてくるのです。
ただなんとなく作品を持ってきて並べる。
そんな作家は「工房からの風」には、ひとりもいません。
作品の豊かさ、その展示の仕方、自身の仕事のプレゼンテーション。
個展が50ブース集まったような第21回「工房からの風」。
10月 28日 29日の土日。
ぜひ、カレンダーにチェックしてくださいね。
そして、ものづくりとそれを心に響かせてくださる方々が集うことで生まれる、清々しくも優しい人の笑顔が満ちた「工房からの風」に、ぜひご来場ください。
出展作家、風人作家、主催者一同、皆様のご来場をお待ち申し上げております。
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出展作家50ブースと共に、今展では風人(かぜびと)と呼ばれる、企画に加わってくださる16人の作家の方々の展開も輝きがひとしおです。
出展作家からのメッセージを前に、今日はこちらをさくっと(個々にはあらためて)ご紹介いたしましょう。
制作光景動画放映/デモンストレーション/トークセッション
1 「南京鉋で削る木の道具」 杉田創作 (木工)
2 「手箒と小箒」 吉田慎司 (箒)
3 「タタラ作りで陶のうつわを作る」大野七実 (陶)
4 「木のボウルを彫る、削る」 片田学 (木工)
5 「家具を作る」 hyakka (木工)
6 「上映会&トークイベント」-風の実りと風人-
岡林厚志(hyakka 風人)× 吉田慎司(中津箒 風人)× 稲垣早苗(工房からの風ディレクター)
鎮守の杜の色暦
ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭で約20年にわたって続けてきた草木染めの営み。
製本家の本間あずささんによって、「Book」にまとめ、
RIRI TEXTILEの和泉綾子さんによって、布に織りあげ、当日は草木染めのデモンストレーション(制作公開)を。
素材の学校
こどもが工藝に触れる喜び。
ものが作られていく過程を見聞、体験。
大人の(工藝作家の)本気!を感じてもらう「素材の学校」という企画を10年以上続けてきました。
いつの日にか、このワークショップを体験した子どもが、出展作家として参加することも夢見て!
金属の時間「刻印キーホルダーを作ろう」川崎千明
金属の時間「たたいて作る錫(すず)の腕輪」川崎千明
紙の時間「かお、顔、どんなかお?再生紙で作る壁飾り」森友見子
綿の時間「綿の糸を指で織る」磯敦子
木の時間「いろんな木でお魚を作ろう!」鈴木友子(もくのすけ)
竹の時間「竹のオーナメント」勢司恵美
フェルトの時間「お水でゴシゴシ、羊毛フェルト」西澤泉(IZOOMI)
綿と紙の時間「綿と紙で作るスイーツ」森友見子×磯敦子
キッズ庭めぐりツアー 風人
(詳細は、別記事でご案内しますね)
風の光 – 小さな万華鏡を作る
アトリエ倭による恒例となった木工ワークショップ。
今年は、万華鏡づくりです。
子どもから大人まで、どなたもご参加いただけます。
ほかにも、特別編集の制作光景動画の公開など、ここから2週間、webやSNSを通じて、「工房からの風」のプレゼンテーションを行っていきます。
ハレの日、二日間をより心から楽しんでいただけますように、ぜひ、このサイトやインスタグラム→clickをご覧ください。
さあ、明日から、出展作家からのメッセージをお届けします。
定番の
Q1
「工房からの風」には、どのような作品を出品されますか?
の他に、今年は以下のような質問にお答えいただきました。
Q2
工房で大切な、あるいは象徴的な、あるいはストーリーのある「道具」について1点教えてください。
Q3
お手持ちの「工藝品」で愛用、または大切にされているものついて1点教えてください。
Q2とQ3は、どちらか、あるいは両方をお答えいただいています。
ではでは、どうぞお楽しみに~
director's voice
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第21回 工房からの風 craft in action
第21回 工房からの風 のご案内をいたします。
10月28日(土)29日(日)10時から16時
50組の作家が北海道から沖縄、日本全国から選出されてニッケコルトンプラザにやってきます。
今年のキービジュアルも公開いたします。
毎年恒例となった大野八生さんによる描きおろしです。
会場の一部、「ニッケ鎮守の杜」に茂る植物が散りばめられた画面に、
さまざまな種や実、そして工藝品が手のひらに載せられています。
手から手へ
シンプルに、原点を思いつつ、今の風を感じあえる展覧会を目指します。
:::
昨日は、北海道からの出展作家の方と電話でお話を。
「こちら、準備を整えていますから、安心していらしてくださいねー」
と最後にお伝えしたところ、
「会場は田舎ではないですよね?」
と、ちょっと不安そうなお声。
「ええ、街なかですねー」
とお答えすると
「都会の道路、車事情がちょっと心配で・・・」
とのこと。
フェリーで茨城県の大洗まで来られて、そのあと自家用車でコルトンプラザへ。
あらためて、すごいことなんだなって思いました。
大変な思いをして遠くからはるばる来てくださる作家の方々。
ああ、来てよかった!
すべての出展作家にそう思っていただきたいと心から思いました。
ああ、来てよかった!
そう思える一番のこと。
それは出会い、だと思っています。
そのもっとも大きな実りが、来場くださる皆様との出会い、なんですね。
作品を介して会場で交わされる豊かなやりとり。
かけがえのないその恵みを目指して、全国津々浦々からやってきてくださる出展作家。
その魅力的なお仕事と想いのご紹介も、間もなくこちらからも始まります。
21回目の工房からの風
来場くださる皆様の手に、心に触れるものが豊かでありますように。
director's voice
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庭に集う
今年度の「工房からの風」(10月28日(土)29日(日)開催)へ応募いただくための要項を公開しております。
→ click
3月15日から31日必着です。
郵便配達が以前よりも遅くなっていますので、お早目のご準備をおすすめいたします。
また、出展が適していると思われる作り手の方をご存知でしたら、ぜひ情報をご案内くださいませ。
豊かな第21回「工房からの風」を皆さんと創りあげたいと希っております!
3月に入って庭の手入れの日。
庭全体はまだ冬の名残りでさびしい雰囲気ですが、ひとつひとつ花が開いてきています。
ささやかな音色から、春爛漫、そして夏へと向かって、徐々に音量が豊かになっていく。
そんな目覚めを感じさせてくれる春の庭。
「工房からの風」の会場の一部「ニッケ鎮守の杜」(その中に、「手仕事の庭」という空間があります)の手入れは、私たち「工房からの風」「galleryらふと」スタッフが事務局となって運営しています。
具体的には、「工房からの風」のメインビジュアルを描いてくださっている大野八生さんに全体構成のアドバイスをいただき、月に3日ほど実際にお庭に入っていただいています。
そして、庭人さんとお呼びしている15名ほどの地域にお住いのボランティアさんが、共に庭作業を行ってくださっています。
(ちなみに、5月から新年度になり、新規庭人さんの募集も行います。
→ click)
庭人さんと一緒に作業着で庭の手入れをしていながら、「庭」という言葉の豊かさについて考えていました。
自然そのものである草木。
その草木のままであれば、山野や草原。
けれど、庭という空間には、人の意思と行動が自然と結びついて姿を成している。
まるで工藝のようですね。
自然素材と人の想い(デザイン…)と手の技が結びついて成したかたち。
そして、庭では、さまざまな草木(そして虫やいきものたちも)が影響し合って育まれていきます。
コロナ禍のこの3年間。
新たに世に出ていこうとしていた作り手たちは、出会いの機会の消失の中で、必死に模索してこられたのではないでしょうか。
自らを発露するために、SNSなどを活用してこられた方も多かったことでしょう。
たとえば小さな植木鉢の中で、一生懸命花や実をつけようと励んだように。
今年、「庭」に出てこられませんか?
工房で蓄えてきた力を持った作り手たちが、庭に集う。
集ったことで、影響を受け、与え、成熟に向かう。
そんなイメージを抱いて。
ホースで水撒きをしながら、「工房からの風」という野外展が、庭づくりと響き合って存在していることが、不思議なくらい必然に感じられたのでした。
一年を通して、庭人さんたちと共に育んでいる庭。
そこに、全国からはるばる集ってくる瑞々しい作り手。
そんな年月が、20年以上も続いてきたこと。
小さな奇跡の集積が、この時空を存在させてくれている。
21回目の「工房からの風」。
豊かな出会いをこの庭で叶えていただけまうように。
水撒きで出現!した虹。
新しい季節の始まりを祝福してくれているようでした。