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アトリエ倭さんより

木工のアトリエ倭さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

A1
掲載作品のタイトルは、森のスピーカーです。
iPhone専用の、電気を使わないスピーカーです。
音楽を流したiPhoneを置くだけで、
箱の中の空間で音が反響し、
音が大きく、深く変化します。
アトリエ倭が『デザイナーと職人のユニット』
に進化した象徴の作品のように思っています。

ほかに、手鏡や指輪ケースなどをお持ちします。

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Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせくださいますか。

A2
本を、本当の意味で『編む』って、こういうことだなと思いました。
作り手の方の言葉をどんどん読むのがもったいなくて、
届いてから1ページづつ、チビチビ読んで、
いつでもめくれるように手が届くところに置いています。
個人的に、大谷哲也さんのページが響きました。

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あ、私も哲也さんの文章とっても好きです!
皆さんはどなたの文章が心に響きましたでしょうか。

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
アトリエ倭さんは、どのような本をお持ちくださいますか。

A3
1・『最初の質問』 詩・長田弘 絵・いせひでこ
最近出会った本ですが、開く度に今日の自分を問われる気がして、
ものづくりへの気持ちとか、生き方とか、まっすぐにさせられる気がします。
子ども達が開けるような、絵本もあっていいかなぁと思って選びました。
心がチクッとするのは、きっと大人達だけれど。

2・『デザインの輪郭』 深澤直人
デザインを学ぶ学校では、とかく『他の人と違うこと』が求められて、
コンセプトを振りかざした主張ばかりの作品を作っていた気がします。
でも最近やっと、デザインの意図を『気付かれない』、
『普通』なもの(普通になりえるもの)が一番難しく、
美しいことが分かりました。
私がデザインしました!ではなく
『あるべきものがあるべき場所に納まった』ような、
使ってくださる方の意識に溶けていく仕事がしたいと思っています。

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建具職人としての確かな技術を持つ進さんと、
自らも建具職人の技術も習得したデザイナーの佳子さんのユニットで、
唯一無二の力を発揮しています。
佳き人たちとの出会いを吸収して、ぐんぐんお仕事を前進させるおふたり。
目が離せませんね。

アトリエ倭のサイトはこちらになります。
→ click

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この日、香田佳子さんがワークショップを開いてくださいます。
「風50+」展来場記念!!にいかがでしょうか。
私もどこかのタイミングで、ぜひ作りたいと思っています。

「+のブローチつくり」
風50+展を記念して、+マークのブローチを作るワークショップを開きます。
2本の木を、お好きな樹種で組み合わせていただいて
ヤスリを使ってご自分だけのカタチに削ります。
天然オイルで磨いて、ピンを付けたら完成です。

所要時間 15分程度
参加費 600円
10時から16時まで随時受付。
※25名様限定。材料が無くなり次第、終了となります。

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次へと進む木の+。
ぜひ制作なさってみてください。

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大野七実さんより

地元市川で作陶する大野七実さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

A1
貼花の花器を、掲載しております。
バラの他に、クリスマスローズ、ヤドリ木など、この季節の植物をいくつかお持ちいたします。

貼花(ちょうか)とは、貼り付け文様のことを言います。
普段うつわに絵を施すことはほとんどしないのですが、
これはじぶんの好きな花々を季節に合わせお届けしているシリーズで、
わたし自身とても愉しんでつくっています。

モチーフはどんな植物でも描くわけではなく、
庭で大切に育てているものや、その植物への愛着があって選んでいます。
花器の片面を無地にしているのですが、
それは、実際に花や草木を挿したとき、
絵柄と重なり賑やかになりすぎるため、使う時は無地のほうを正面に。
なにもない時はそこに花が咲くように。との思いからです。

以前お求めくださったお客さまが、
花器の絵柄を裏にして鏡に写して飾られていて。
そんなふうに暮らしのなかで楽しみながら使っていただけたら、
とてもうれしいです。

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Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせくださいますか。

A2
なんて美しい本なのだろう…
最初に手にした時におもいました。

そのうつくしさの源は、読みすすめていくほどに、
ひとりひとりの純粋で真っ直ぐな想いの輝きと、
それを花開かせてくださる方々の深い愛からきているんだと感じます。

作品と言葉が呼応し、
どの頁をめくってもその人らしさが溢れていて、
そのつくりだされるものにじっくり触れてみたいとおもいました。

私たちつくり手のそれぞれの路に、
寄り添い見守り導いてくれる土壌が工房からの風にはあります。
ものつくるひとのしあわせなじかんをあらためて考える機会を頂けたこと。
今の時代に生き、この仕事と巡り会い、よろこびを感じ、
こうして歩んでこられたことがとてもしあわせです。
この歩みをそばで見ていてくれる人たち、
刺激しあえるつくり手たちとの出会い。宝物の一冊を、
ありがとうございました。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
七実さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
「陶技始末」
著者/ 河井寛次郎

二十代の頃まだ独立する前に、この本と出会いました。河井の仕事への愛、やきものへの慈しみをことばのひとつひとつに感じます。やきもの本来のおもしろさを思いださせてくれる大切な一冊です。
”いつも手は、心より勇敢である”
つくり続けることでしか辿りつけない確かなことば。

「森の絵本」
作/長田弘 絵/荒井良二

長田さんのことばや詩がすきです。シンプルに大切なことを問いかけてくれるこの絵本は、風で出逢ったつくり手の友人からの贈りものです。
森はあらゆるすべてのものを深く静かに包み込む。失くしてはいけないこと。忘れてはいけないこと。こころの森にいつも澄んだ風が渡るように、その森でじぶんの小さな種を大事に育んでいきたいです。

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工房からの風の前身母体のギャラリー活動から関わってくださった大野さん。
やがて30年近くの歳月が流れましたが、
工房からの風出展自体は2015年のこと。
新鮮な感覚と、長きにわたって見続けてくださった想いが両輪となって、
今展にも力を添えてくださっています。

貼花の新作も楽しみですね!

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加藤キナさんより

革の加藤キナさんより届いたメッセージをご紹介します。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えくださいますか。

A1

暖かな陽だまり
光の束が キラキラ輝く

花はヒカリ
イノチ輝く 太陽からの贈り物

ヒナタ ハナタバ

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::

「鹿革長財布 ヒナタハナタバ」
鹿角・ゴールド・真鍮

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チカチカ瞬く 夜空の星
キンと冷えた大気の中で
交わされる 小さな囁き

真夜中の時間だけが知っている
遠い昔の物語り

ヨナカ ホシボシ

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「鹿革長財布 ヨナカホシボシ」
水牛角・ゴールド・シルバー

 

三部作でお届けいたします。

Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせください。

A2
読み進むうち
美しいものをつくる人は
言葉も美しい‥ そう思いました。

自分の欲するカタチを
明確に 言葉にすることができるということは
それをつくるための手順が見えているという事。

物つくりにも
言葉が大切なのだと そう思いました。

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
加藤キナさんは、どのような本をお持ちくださいますか。

A3
私たちの本棚からは2冊の本を。

::

アンデルセン「絵のない絵本」

藤城清治さんの影絵のピエロが表紙になった 小さな本。

母方の祖父は学校の先生をやっており、郷土史の研究もしていました。
書斎にはズラリと難しそうな本。
廊下にもずらり 本棚が並んでいました。

誕生日が近づくと、祖父は孫たちの性格や年齢を考慮しながら、
廊下の本棚からひょいっと選んで、本をプレゼントしてくれるのが常でした。

その中で、今でも大切にしているのが
アンデルセンの「絵のない絵本」

語られることのない言葉を聞き、
見えることのない世界を想像する力。

それは、物つくりのために欠くことのできない力なのだと感じています。

::

小野寺啓治 「手仕事のデザインー伝統工芸の再認識」

文学を学んでいた学生時代、とても面白い授業がありました。
色鉛筆でマーキングされたその教科書は、
それから20年、捨てられることなく本棚に居座り続けます。

革の仕事をする身になって驚くことは、
赤い色鉛筆で丸くマーキングされた箇所に
日本の革工芸の、失われてしまった技法の名があったこと。

現在、その技法を復活させるために取り組んでいる私たち。
残念なことに、先生は数年前に他界されており、
詳しいお話をお聞きする機会は失われてしまいましたが、
改めて読み返すだけでも勇気をいただけます。

革も工芸である そう断言してくださる小野寺先生を偲んで。

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いつも丁寧に仕事に立ち向かうおふたり。
「丁寧」は、工藝や手仕事というこのジャンルでは当たり前のことでもあるのですが、
制作という点だけではなく、やりとりひとつひとつ、
作ることと生きていくことの結びつきの丁寧さに、
気づけば教えられることばかりのおふたりです。
といっても、小難しいことはなにもなくて、
お会いすれば、わはは、と笑い合うばかりなのですが。
3部作のお財布、拝見できるのが楽しみです。

加藤キナさんのfacebookページはこちらになります。
→ click

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Anima uniさんより

Anima uni 、長野麻紀子さんからのメッセージをお届します。

Q1
掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品についてもお教えくださいますか?

A1
掲載作品タイトル:
ふれる ring / ゆりかご ring

石が肌にささやくようにそっと触れる「ふれる ring」 と、
あこやパールが金のゆりかごのなかでころころとやさしく揺れる「ゆりかご ring」。
とても純粋なところからするっとさらっとでてきたデザインは、やっぱりピュアで自分でもとても好き。
リングの他、同シリーズからネックレス、ピアスもお持ちします。

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Q2
図録冊子がお手元に届いた感想をお聞かせくださいますか。

A2
一読者として
こんなふうに飽かず絶えず日々手をうごかし
心をうごかし作りつづけているひとびとが
日本中にいるのだなあ、
と感慨深かった。

北極の海に住むという一角獣だったり、
森の狼だったり、砂漠のライオンだったり、
滅多に逢えるものではないけれど、
遠いどこかに確かに彼らが生きているんだっておもうだけで、
呼吸が深くなるような、見慣れた風景の彩度が少しだけ違ってくるような、
そういう気持ち。
(作家が珍獣と言っているわけではありません。)

一作家として
生きててよかったな、と。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
長野さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
『イニュイック』 星野道夫著

この本の頁をひらくと、いつだって原点に帰れる気がする。
極圏へと向けられる彼のすきとおった眼差しを通して、
世界が、古い殻をかちわるようにして鼓動を剥き出しに、
またあらたに何度でもたち顕われてくる。
たましいのせんたく本。

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今回の図録には、51名のプロフィールを英語でも掲載しました。
英文は長野麻紀子さんが訳と監修を担当くださいました。
この場からも御礼申し上げます。

そして、図録の中の文章、とてもすばらしいのです。
皆さんそれぞれに真実の深い心から発せられた文章ですが、
とくに長野さんの文章は必読いただきたく、
会場では大きく伸ばして掲出しようと思っています。
(ほかに、富井貴志さん、クロヌマタカトシさん、
勢司恵美さんの文章もパネルにしようかと思います)

Anima uni 、長野麻紀子さんのサイトはこちらになります。
→ click

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studio fujinoさんより

12月2日、コルトンホールに在廊くださる作家の方々からのメッセージをお届けしています。
続いては、studio fujino藤崎均さんより届いたメッセージです。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えくださいますか。

A1
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建具の伝統的な技法を最小にして、帯留めて仕立てました。
また、木のお皿などの定番となった作品も合わせて展示できたらと思います。

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Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせくださいますか。

A2
それぞれ作家さんの文章が、個性的で楽しく拝見いたしました。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
藤崎さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
イタリアのデザイナーachille castiglioniさんの作品集。
華やかさの際立つイタリアンデザイン。
しかし、きちんとした哲学から生み出されている物づくりを、彼の作品から感じられます。
イタリア滞在時代、ジュエリーデザイナーの娘さんとお仕事させて頂きましたが、
彼女を通じて、様々な事を得る事ができました。

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今回の図録のグラフィックデザインを担当してくださったのは、
studiofujino 、藤崎均さん夫人の東川裕子さん。
裕子さんもイタリア、ミラノでデザイナーとしてバリバリお仕事をされてきた方で、
おふたりの力があってこその今展ともなりました。
この場からも御礼申し上げます!
そして、おふたりのお仕事の一端、ぜひ会場でご覧ください!

studiofujinoのサイトはこちらになります。
→ click

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一部抽選販売について

今展は、図録「風50+」掲載作品と、
作家によってそれに加えた作品群での即売会となっております。

作品点数が少ない作家作品の販売について、
混乱を避けるために抽選方式とさせていただきます。

9時45分~10時00分に、
コルトンホール前にお越しください。

先着順ではありませんので、
10時より前にお越しいただいても有利なことはございません。
9時45分より前のご来場はお控えくださいますようお願いいたします。

尚、抽選該当作家以外の作品をご希望のお客様や、
展覧会としてご高覧希望のお客様には、
混乱のないようにご案内をいたしますので、
現場のスタッフの誘導、ご案内に応じてご入場をお願いいたします。

抽選該当作家(出展数僅少作家)

いわもとあきこ、kegoya(熊谷茜)、
クロヌマタカトシ、冨沢恭子
成田理俊、波多野裕子、初雪・ポッケ、
濱野太郎、松塚裕子、宮本佳緒里
(敬称略)

上記の作家作品の販売については、午前10時に抽選をいたします。
但し、当日開場前の判断で、作品数よりもご希望者が多い場合は、
上記以外の作家も抽選となる場合があります。

抽選はおひとり様1回(1作家)とさせていただきます。
購入希望ご本人様以外の抽選はご遠慮くださいますよう切にお願い申し上げます。
尚、作品数が抽選数より多い場合は、一般販売いたします。

また、今展は即売とさせていただいております。
ご来場の際に、作品をご覧いただけない場合がございますこと、
ご了承くださいませ。

お問い合わせは
047-370-2244
までお願いいたします。

素は続く2
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にしむらあきこさんより

和紙造形のにしむらあきこさんからのメッセージをご紹介します。
(にしむらさんは13時からの在廊予定です)

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せください。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

A1
作品タイトルは「素は続く」

先人の知恵である和紙漉きの主な材料、楮という植物の繊維は、
なんと懐の深い存在なのかといつも感動します。
紙になり糸になり、絡まりあい繋がりあい、
織られ編まれ綴られ、手から手へ続いていく。
そのさまを形にしてみたいと思って制作したオーナメントです。
おなじモチーフで制作した、和紙と箱もお持ちする予定です。

素は続く1

Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせください。

A2
尊敬してやまない工芸作家さんたちの、
体温が感じられる文章を美しい写真とともに大切に読みました。
「これだ」と思う素材に出会うことができて、その素材を信じている。
幸運と強運と強い信念を持った方々の文章だ、と思いました。

素は続く2

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
にしむらあきこさんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
「みみをすます」谷川俊太郎
和紙造形をはじめた頃に出会った本です。
目を閉じて空想の海に飛び込んでも、何の景色も浮かんでこないとき、
本棚からひっぱりだして声に出して朗読します。
声にだすとリズムが生まれて、同時にいろんなものが見えてきて、
ランナーズハイならぬ朗読者ハイ?になります。

「水の生きもの」ランバロス・ジャー
インドで1冊ずつ手作りされた手製絵本です。
絵本を作り始めた頃に、主人がプレゼントしてくれました。
開くとふんわりと刷りの良い香りがして、
手漉きの紙のあたたかな手触り。
私もこんな本が作りたい、と思った気持ちを忘れないように、
折りに触れて手に取る大切な絵本です。

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言葉の世界をふかぶかと育みながら、素材の美しさを丹念に引き出すにしむらあきこさん。
楮、和紙ならではの、にしむらあきこさんならではの制作にぜひ深く触れてご覧ください。

にしむらあきこさんのサイトはこちらです。
→ click

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戸塚みきさんより

岐阜県で藍を育て、すくもを作り、灰汁建てで藍を染める
戸塚みきさんからのメッセージをご紹介します。

Q1
掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せくださいますか。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

A1
掲載作品は藍染めのれんです。  

最も素で、原点の作品です。
藍の美しさに真っすぐに向き合うこと、
自分に立ち返ることのできる大切な存在です。

今回はその他に、タペストリーや間仕切り、手ぬぐいや首に巻ける作品も
出品させて頂きます。

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Q2
図録冊子がお手元に届いた感想をお聞かせくださいますか。

A2
一頁一頁に、作家の方々の息遣いや込められた思いが伝わってくるようでした。
その一人として加えて頂き、とても光栄です。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
戸塚さんは、どのような本をお貸しくださいますか?

A3
「旅をする木」 星野道夫
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン

どちらの本も出会いは何気なかったのですが、
人と自然、生きること、悠久の時そして、ひとひらの葉の中にある神秘。
感性を開けば見えてくる世界に、作り手としても人としても響かされました。

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12月2日は岐阜県からお越しくださる戸塚さん。
来場者の方々、作家の方々との交流が、
黙々と進められる藍のお仕事の滋養になりますね。
循環するお仕事にぜひ触れていただければと思います。

戸塚みきさんのサイトはこちらになります。
→ click

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波多野裕子さんより

得も言われぬ静かで味わい深い色調と
美しいフォルムのガラス作品を制作する波多野裕子さんからのメッセージをご紹介します。

Q1
掲載作品のタイトルと作品についてのコメントをお寄せくださいますか。
ほかに、出品くださる作品がありましたらお教えください。

A1
タイトルは特にありません。
浅鉢です。
1点の掲載ですので、今の自分らしい形、今の自分らしい色と思い制作しました。
他には数は少ないのですが、小鉢と色々なサイズのグラスを出品します。

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タイトルはあっても、なくても、それが作者の意図なんですね。
波多野さんの無音のような世界には、タイトルがないことこそが、
見る人、使う人に豊かな世界を提示してくれているような気がします。

Q2
図録冊子がお手元に届いた感想をお聞かせくださいますか。

A2
目次を見て、工房からの風の15回の歴史、積み重ね、そして作品の幅の広さを感じました。
ページをめくりながら、1回1回それぞれ違う風が吹いたんだろうなぁと、
色々な回の話を聞きたいと思いました。

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Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
波多野さんは、どのような本をお貸しくださいますか?

A3
ローラ・インガルス・ワイルダー
「大きな森の小さな家」
です。
最初は母に読んで貰い、読めるようになってからは何度も自分で読み返した本です。
これを読みながら、干した雑草で麦わら帽子を作ってみたり、
割り箸で丸太小屋のミニチュアを作ってみたりしたのを、今でもはっきり覚えています。
手で作り出す楽しみ、物が出来上がる過程のワクワクを私に刷り込んだバイブルです。

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2011年に出展くださった波多野裕子さん。
ろくろで石膏型を作り、そこにガラスの素材を鋳込む独特の制作は、
一点一点にかかる比重がとくに深いように感じています。
そうして完成したガラスには、しんとした美しさが宿って
見る人の心をぽっと灯してくれるような気がします。

波多野裕子さんのブログはこちらになります。
→ click

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高見由香さんより

染織の高見由香さんからのメッセージをご紹介いたします。

Q1
高見さん、図録にはどのような作品が掲載になrましたか?

A1
麻のハンカチです。
麻糸を藍染、墨染したものと染色無しの白糸をレース織りしハンカチに仕立てました。
四方はタテ糸ヨコ糸を数本抜いて手でかがる仕上げを施しています。
掲載写真作品の他、素材を変えて竹糸で織ったハンカチを出品します。

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竹糸で織ったハンカチ!
ぜひ拝見してみたいです!!(抗菌効果もありそうですね)

Q2
図録冊子が届いた時の感想をお聞かせくださいますか?

A2
作品写真だけでなく作り手からの言葉に耳を傾ける事で
深く作品に入っていける一冊だなと思いました。
作者をより知りたい、作品をもっと見たいと思わせてもらえるものでした。
その中に自身の作品も収められているという嬉しくも気が引き締まる思いです。

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
高見さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
タイトル:スウェーデンの伝統手工芸
著者:アンナ・マヤ・ニーレン

35年前に出版されたこの本。
ずっと探し続けて傍に置いておきたいと切に願った本でした。

織物の歴史、昔の人が辿ってきた手業への思いが今へと繋がるまでの興味深い話や
実際に作られたものの写真が掲載されていて夢中になって読みふけった一冊です。

それぞれの技法に託された思いやルーツを知った上でつくるという事は
自身のこれからの長い制作時間に
大きく影響を与えるに違いないと思った大切な一冊です。

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2009年と2015年に出展くださった高見由香さん。
6年という年月をこつこつたゆまず制作を続けられて、
今は高見さんに憧れて応募をしてくださる染織作家の卵の方が表れています。
制作を深めていくターニングポイントともなったハンカチ。
今展でぜひご覧ください。

高見由香さんのサイトはこちらになります。
→ click