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メタ情報
月別アーカイブ: 11月 2018
ワークショップ/らふと
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お気に召すまま ご参加の皆様へ
nomama お気に召すまま
ご参加ご予約の皆様へ
11/23(金祝)〜29(木)
* 26(月)お休み
nomamaさんによるワークショップ
「お気に召すまま」は予定通りに開催いたします。
桜紅葉ひらひららふとにてお待ちしております。
ワークショップ/らふと
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お気に召すまま 卓上ミニ機
■機織りワークショップ『nomama お気に召すまま』
11/23(金祝)・24 (土)・25 (日)・27 (火)・28 (水)・29 (木) 11時~17時
卓上ミニ機|定員 各日3名様 会費 4000円(材料費込・お茶菓子付)
手織布作家 nomamaさんによる機織りワークショップ『お気に召すまま』。
11時〜17時のオープン中、お好きな時間にお好きなだけご希望の布を織る会です。
足踏み式機のお申し込みは全日受付終了とさせていただきましたが、
卓上ミニ機のみご予約を承っております。
卓上ミニ機
コースターやティーマット、キーストラップ・バッグの持ち手など、
細長いものをつくりたい方におすすめです。
卓上ミニ機のお客様はお席のご予約だけいただき、何を織るかは当日決めましょう。
この一日は、機はひとり一台ずつ、ゆったりと。
例えば、マットもストラップも、と複数作ることもできるスペシャルな一日です。
糸はリネン、ウール、コットンなどから、
お好きな素材と色をお気に召すままお選びください。
恒例となりましたお茶菓子&ドリンクスタンドもお楽しみに。
【お申し込み状況:卓上ミニ機編】
11/23 (金祝) 受付終了しました
11/24 (土) 受付終了しました
11/25 (日) 受付終了しました
11/27 (火) 受付終了しました
11/28 (水) 受付終了しました
11/29 (木) 受付終了しました
庭は百日草や小菊がポンポンと。
しっとり秋の庭でトントンと布を織る時間をご一緒しませんか。
◯お申し込みは、HPお問い合わせフォーム
または、お電話 047-370-2244 にて承ります。
メールの方は、ご希望のお日にち、人数をお書き添えの上お申込みください。
◯大人向けワークショップとさせていただきます。
また、小さなスペースでの開催となるため、
大人・お子さま共にご見学をお受けすることができません。
ご理解とご了承の程、何卒お願いいたします。
ワークショップ/らふと
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11/10 わたしに嬉しい薬膳茶 ご参加の皆様
展覧会/らふと
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風の余韻、明日から 11/3(土)4(日)
穏やかな秋晴れの午後、『風の余韻』の会場づくりをおこないました。
展示にいらした風人さんと空間をつくりながら、ふとあの日の続きのように思えました。
でももちろんまったく同じ続きでもなく、
今のわたしたちの心には今年の凪ぐ浜の宝ものが光っている、
そう感じる時間でもありました。
『風の余韻』、明日3日と明後日4日、二日間の開催です。
11/3(土)4(日)
galleryらふとにて、
今年度工房からの風を豊かに膨らませてくださった風人さんから、
一部作家の作品展とワークショップ&デモンストレーション
『風の余韻』を開催します。
Exhibition
galleryらふと 11:00〜17:00
アトリエ倭 木・ちりとり
CHIAKI KAWASAKI 金属装身具
nagamori chika 染織ストール・バッグ
フクシマアズサ 箒
森 友見子 再生紙
RIRI TEXTILE 染織ストール
+
庭の本 風
アトリエ倭 木 *3日在廊
フクシマアズサさんの箒とあわせた、ウォルナットのちりとり
CHIAKI KAWASAKI 金属装身具 *3日4日 在廊&ワークショップ
たぬき、きつね、つばめ、ナマケモノなど、のびやかな生き物たちの装身具
nagamori chika
奏でる色合い、染織ストール・バッグ
フクシマアズサ *3日 在廊
みずから育てたホウキモロコシの穂を、RIRI TEXTILEさんの染めた糸で編んだ箒
森 友見子
再生紙のクリスマスモビール、貝のかたちの箱など
RIRI TEXTILE
手仕事の庭のローズマリーやコブナグサのほか、藍や茜で染めたリネンストール
庭の本 風
手仕事の庭をめぐるアンソロジー
工芸作家10名の言葉と絵を編み、空想製本屋さんの手によって綴じられた本
Workshop 大人対象(中学生以上)
galleryらふと前テント
「素材の学校」から、大人もつくりたい!というリクエストにお応えして
二つのワークショップを開きます。
■11/3(土)・4(日)
『たたいてつくる!打ち込み象嵌キーホルダー』
講師:CHIAKI KAWASAKI
時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00
定員:各6名様 参加費:2,000円
アルミの板の上に銅や真鍮、鉄などの小さなパーツをならべ、
金鎚でたたき込むとあら不思議!バラバラだったパーツが板に埋め込まれます。
ひもをつけてキーホルダーに仕上げます。
■11/4(日)
『綿から作るふしぎの実』
講師:磯 敦子
時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00
定員:各6名様 参加費:2,000円
綿から糸へ、糸から布を。
織って実ったふしぎの実。
ふわふわ綿の糸を木枠で織ってつくります。
当日、会場にお越しください。
ご希望のワークショップがお決まりのお客様は、
galleryらふとtel 047-370-2244 にて事前ご予約を承りますので、
お問い合わせくださいませ。
11/3(土)フクシマアズサ
『ハマグリほうきを編む(草の仕分けから、仕上げまで)』
11:00〜16:00・途中お昼休憩あり
Installetion
工房からの風の「文庫テント」から、
風人さんたちから寄せられた「手紙」のインスタレーションが再び現れます。
らふとを飛び出してシラカシの木にも。
およそ80通ほど。ぜひごゆっくりご覧ください。
「冊子/工房からの風」「小屋の音」のチャリティも継続して行います。
バックナンバー 1セット500円。
いただいた金額を、公益社団法人企業メセナ協議会の
GBFund(G:芸術、B:文化、F:復興/ファンド)に全額寄付させていただきます。
深まる秋の庭で、思い思いの風の余韻をご一緒できますように。
ご来園!そしてご来館をお待ちしております。
director's voice
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長野麻紀子さんより
ことばひとひら
その視線が、頁をめくる指先の滑らかな動きが、いとおしさを伝えていた。これでもか、というほどに。こんな風に育まれてきたのだとおもった。誰かにとって、いとおしくて、大切で、そうっとそうっと両のてのひらの間に抱えてきた、そんなふうな。工房からの風の、ほんとうにちいさなたねだったときから、可憐に咲くいまの時代までが、わたしのなかですうっと繋がっていった。はじめからそれを見たこともないのに、ふしぎと誰かのこころに灯されたあかりのなかで、はっきりとひとつの時代を、受け継がれてきたものの核が、わたしのてのひらにぽこんとのせられていたのだった。尋ねもしないのに、溢れるようにして、そこにそれはあった。祝福のたねだった。
文庫テントにて
(トップ画像もAnima uniさんより)
:::
Anima uniという名で金属装身具を制作する長野麻紀子さん。
2012年に出展されて以来、翌年から風人さんを続けてくださっています。
「私は風人を通してたくさんの経験やつながりや想いをいただいたので、
他の作家にも体験いただきたいから、その席を譲りたい」
と毎回終了後におっしゃるのですが、
その都度私の方でお願いをして続けていただいてきました。
今となっては、風人さんであると同時に、その役割を超えて、
「工房からの風」を構成する大切な要素、
粒子のひとつになっていただいているのだと私は思っています。
近年の風人さんには、そのような方が数名加わってくださっています。
それは、慣れあうということではなくて、
この活動に対して「役に立つ」「ヘルプ、サポートする」ということを超えて、
自身が粒子、要素となって活動の一部になってくださっているのだと思います。
それはまさに、先日の松塚裕子さんからのブログ記事に書かれてあった
『つなぎたいと思う手があるのならば
すこしの時間であってもいい、しっかり握っていないと。』
(いしいしんじ著「ぶらんこ乗り」より)
に通じているのではないでしょうか。
:::
と、ご紹介を兼ねた前置きが長くなってしまいました!
すみません。
冒頭の長野さんの文章は、私宛の私信でしたので、
皆さんにはわかりにくいかもしれませんね。
でも、とても美しい文章なのでそのままお載せしました。
今回、長野さん、松塚さんに担当いただいた「文庫テント」では、
白い空間に、白い封筒が短冊のように吊られてありました。
それを見る来場者の方々の視線、
テントに置かれた小冊子の頁をめくる指先を通して感じたことを
文章に綴ってくださったのでした。
「工房からの風」の前身の活動から30年が経ちました。
きっと当初から来てくださっていたお客様もたくさん「文庫テント」に寄られたのだと思います。
その方々が話す言葉、振る舞い、佇まいから伝わってきたこと。
それを、
『はじめからそれを見たこともないのに、ふしぎと誰かのこころに灯されたあかりのなかで、はっきりとひとつの時代を、受け継がれてきたものの核が、わたしのてのひらにぽこんとのせてられていたのだった。』
と捉え、言葉に昇華させてくださいました。
:::
波は繰り返し寄せては返す。
強い弱いを変えながらも続いていく。
続けていく時の中には、荒ぶることも鎮まることもあって、
むしろそうだからこそ続いていくのでしょう。
そして、荒ぶる時の波も、鎮まった時の波も実は一緒の波なのだということ。
区切られたものではなく、ひとつのつながった水の流れであって、
その時々で強弱の姿を現しているのだということ。
そんなことを想います。
波頭(なみがしら)ばかりに気を取られずに、水が動いたということ自体に、
目を気持ちを向けて行きたいと思います。
動き、かきまぜられたことで、きっと濁りはほどけていくでしょう。
「工房からの風」の風は、そんな波を起こす風なのかもしれません。
すべての出展作家の方々へ、そして未来の出展作家の方々へ、
愛を持ってそう伝えたいと思います。
そして、その手から生まれる佳き果実が、
来場者の方々の喜びにつながることを願って。
2018年の「工房からの風」のdirector’s voiceはここで一旦区切りますね。
あらためて、ご来場をありがとうございました。
そして、この場を通じてお気にかけていただきました皆様に心より感謝申し上げます。
そして、次の波は、2019年第17回「工房からの風」ですね。
またぜひお会いいたしましょう。
:::
追記
今週末「風の余韻」展をニッケ鎮守の杜、galleryらふとで開催します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→ click