2016年10月の記事一覧

「director’s voice」New

14671140_883114458488359_4028575456359375013_n
director's voice | コメントをどうぞ

シンケンなヒトビト

前日の仕込み。
な、なんだか、す、すごいことになっています。

工房からの風のために、こんなに設え、真剣勝負!!してくださって。
みんな、作品も作ったんですよねー(笑

本山ひろ子さん
テント、デザインからオリジナルで、骨組みから作ってきてくださいました。
お稲荷様の脇。
かっこいいアートなテントの中の作品構成、早く見たい!です。

藤崎均さん
マジですかー?のみんなの声。
美術館内のパネルみたいなものが造作されました。
しかも、もちろんお手製。

お隣の瀬川辰馬さんも、灯篭流しを空間イメージにした造作を。

谷田貝さんは、お部屋のインテリア家具のような新作什器。

hyakkaさんは、引っ越し用2トントラックで搬入!

とりもと硝子店さんも鳥(とり)籠をアイキャッチとした構成で。

14671140_883114458488359_4028575456359375013_n

おりひめ神社奥では「男たちの仕事場」

こんな光景も出現。

すごいなぁ。
力の入れ方、半端ない。
そして、どのひとも、すっごくいい笑顔。
楽しんでる。

シンケンって、タノシイんです。ね。

皆さん、70人の作家のシンケン、
70人の作家のタノシサ。
秋日和の中で、ぐるぐる、何周も楽しんでくださいね。

img_3895-534x800
director's voice | コメントをどうぞ

民具の扉

今回、ほうきの吉田慎司さん、
青竹の勢司恵美さん、
こぎん刺しの角舘徳子さんが
一緒のテント構成をしてくださいました。

「民具の扉」

若き作り手3人が、先人の作ったものと、
自分たちの作ったものを展示します。
(このブースは展示のみで非買です)
皆さん、師匠の作や、貴重な品を持ち寄ってくださるそうです。
(必見)

そして、3人が想いを文章にしてパネル仕立てにもしてあります。
16時~は両日3人のトークも。

このブース、ほうき職人吉田慎司さんの構成です。
やってみたいこと、たっぷり尽くしてくださっていますから、
私も拝見するのが楽しみなのです。

そして、吉田さん、この二日間で、galleryらふとの箒を編んでくださいます。
素材は、私たちがここのお庭で育てた「ホウキキビ」で。
幸せなことです!

■デモ
タイトル:「らふと産ほうき制作中!」
時間:10時半~11時半
場所:民具テント

吉田慎司さんが最新ブログで、工房からの風を巡って文章を書いてくださっています。
ぜひお読みいただけましたら。
→ click

勢司さんは、会場内あちらこちらでワークショップ。
角舘さんは、この民具の扉テントとお隣の風セレクション中心にいてくださいます。

若き作り手が開く未来への扉。
ぜひご覧ください。

14470366_1050339855084263_7897230447119381794_n
director's voice | コメントをどうぞ

風の口福

只今、私はwifiを使って、ニッケ鎮守の杜で前日の準備中。
フードのご案内までもっと早く到着できなくてすみません。
(柄にもなく絵文字なんてくらい、ごきげんな青空ワークです)

コルトン広場の出展ブースでは
カフェ ポステン(コーヒー)
n*cafe+tsubomi(果醬/薬膳ジャム)
今回の販売メニューの詳細はブログへ → click
カナルファーム(野菜・ジャム)
寺田本家(日本酒)

ポステンさんからメニューが届いています。
ホットドリンク
☆ホットレモン☆秋風ブレンド☆ホットジンジャー ☆カフェラテ
アイスドリンク
☆国産レモンソーダ ☆アイスコーヒー ☆アイスオレ
☆ジンジャーソーダ☆ハニートマトソーダ☆完熟りんごジュース
焼き菓子
☆シナモンツイストロール☆スコーン 2個とミニいちごソース
☆スコーンのみのパック☆栗のカトルカール
☆レモンのカトルカール☆ケークオショコラ

<広場de屋台>
AGIO 三笠會館
銀座アスター
クマリカレー

ニッケ鎮守の杜の中ではトキニワカフェ

<Food>
■トキニワカフェ
ドリンク+小腹が喜ぶお菓子

CORDUROY(パン)
 レモンキャラメルブリオッシュ
 らふとハーブと3種のチーズフーガス

patisserie MiA(スイーツ)
 レモンケイク
レモンとオリーブオイルのシフォンケーキ

・らふと茶菓部
 らふとミントと夏みかんピールのパウンドケーキ
 栗の渋皮煮とクルミの黒糖パウンドケーキ

14470366_1050339855084263_7897230447119381794_n

ほんとうにさくっとご紹介ですみません。
皆さん「工房からの風」に向けて、
とびっきりのおいしいものを開発してくださいました。
会場で、ぜひぜひお楽しみくださいませ。

MAP2016
director's voice | コメントをどうぞ

ゾーン別出展者のご紹介

いよいよ、明日となりました。
なんだか、不思議な感じです。
ちらほら、遠方から出発の作家の方からも、同じようなフレーズのメールが。
7か月間ほど。
一緒にひた走ってきた同志のような気持ちですから。

先日、おりひめ神社で安全、晴天、千客万来を願って、
宮司様にお越しいただき、祈願祭を行っていただきました。

その日は、あいにく雨の予報。
祈願祭用に、初めて参道にテントまで設えての祈願祭でした。
でも。
雨、降らなかったんです。
むしろ、祈願祭中にお日様が現れて、光が満ちて、
木漏れ日の美しかったこと。
祝福されているようなひとときでした。

現在のところ、土日のお天気は良好な予報。
ほんとうにありがたいです。
雨の多かった秋の始まりでしたが、
この週末、「工房からの風」で、
気持ちよい秋の日をお過ごしいただきたいと願っています。

:::

木曜日、無事テントも立てて、今日は最終準備日。
風人さんたちサポートくださる出展経験作家の方々も全員集合して、
それぞれの「ミッション」!を遂行です。

キビキビ、プロ集団って、感じですよー。
でも、みんな、こうして会えて、一緒に立ち働くことがうれしくってしょうがない!
そんな風にしてくださっています。

ひとりひとりが熟した作家。
普段はひとりや少人数の工房での仕事。
でもこの場にきゅっと集まって、
こんなチームワークのよい時間を過ごせるのがとっても幸せなんですって。
ありがたいことです、しみじみ~。

:::

プリント
(clickすると大きくなります)

さて、出展作家からのメッセージをお届けしたところで、
ゾーン別にまとめてみますね。

コルトン広場・スペイン階段前
岩沢彰 一郎さん睦子さん(ガラス)
革工房ABALLIさん(革)
野田 マリコさん(ガラス)
KUUSI6さん(フェルト)
松本 郁美さん(陶芸)
フナハシトモハルさん(木工)
田中 友紀さん(金属)
麻生 綾子さん(染織)
momoendoさん(金属)
藤野 華子さん(染織)
福井 一伯さん(陶芸)

ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭
(コルトン広場側からレンガ道より入って左側)
RIRI TEXTILEさん(染織)
とりもと硝子店さん(ガラス)
Renさん(金属)
竹口 要さん(陶芸)
フジタマリさん(木工)
熊谷 峻さん境田 亜希さん(ガラス)
梅田 かん子さん(陶芸)
堀江 悦子さん(染織)
石渡 磨美さん(陶芸)
サタヶマユミさん(木工)

ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭
(コルトン広場側からレンガ道より入って右側)
(コルトン広場側からレンガ道より入って左側)
qan:saviさん (革)
前川 わとさん(陶芸)
hyakkaさん(木工)
モノエさん(陶芸)
gra..さん(帆布バッグ)
山下 透さん(陶芸)
liirさん(ガラス)

ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭
(galleryらふとの手前・花壇の前方)
su-nao homeさん(陶芸)
柳 弘之さん(木工)

おりひめ神社・鳥居手前
今野恵さん(フェルト)
鈴木有紀子さん(ろうそく)
今井なお子さん(染織)
岡野達也さん(木工)

稲荷社ほとり
本山ひろ子さん(金属)
竹村聡子さん (陶芸)
オオタ硝子研究室さん(ガラス)

おりひめ神社ほとり
谷田貝陵子さん(革)
pupila カミツレさん(木・装身具)
VANILLAさん(服)
瀬川辰馬さん(陶芸)
studio fujinoさん(木工)
色葉工房さん(染織)

参道脇
nagamori chikaさん(染織)
金城 貴史さん(木工)
nishikata chieko さん(金属)

当日、本部テント+ウエルカムテントでは、
出展作家名を記したマップをご用意しています。
こちらを、ぜひ入手してくださいね。
(刷りたてほやほや「風の音」最新号も!
そして、ワークショップご希望の方は、
ワークショップご案内のプリントもぜひゲット、です)

「工房からの風」ならではの、一期一会の作家構成。
ブースも隣や向かいの作家ならではのハーモニーが生まれるはず。
ぜひ、何周もぐるぐる、楽しんでご覧になってみてくださいね。

あ、途中、トキニワカフェや、レストランブースでブレイクも。
こちら、別ページでご案内いたしますね。

matsuzuka_mitsukoshi_01
director's voice | コメントをどうぞ

風セレクション

今回、企画運営をともにしてくださった風人さんたち。
そして、ワークショップなどで参加くださった方々の中から、
一部の作家の方の作品を少しずつ展示販売いたします。
セレクトショップ?みたい??
というわけで、「風セレクション」です。
コルトン広場、モニュメント周りで展開します。

出展作家は

アトリエ倭 (木)
Anima uni(金属)
大野 七実(陶磁)
Ohama(革)
角舘 徳子(こぎん刺し)
菅原 博之(木)
加藤 キナ(革)
勢司 恵美(真竹)
TETOTE(革)
吉田 慎司(箒)
服部 謙二郎(染織)
松塚 裕子(陶磁)
森 友見子(再生紙)

ここでは、松塚裕子さん、加藤キナさんを中心にご案内くださいます。
あわせて、ぜひお立ち寄りくださいませ。

matsuzuka_mitsukoshi_01

画像は、販売品ではないのですが、松塚裕子さんの大きなコンポート。
風セレクション隣、本部テント2にて、レモンをたっぷりのせて、
展示する予定です。

14328817_864489437017528_1943937558_n
director's voice | コメントをどうぞ

デモンストレーション

ものづくりの制作公開、今年も行います。

民具の扉・コルトン広場
◆ 吉田慎司 10:30~11:30 『らふと産ほうき制作中!』 
 ♪ニッケ鎮守の杜、手仕事の庭で育てた「ほうききび」。
  5年分以上をためて、ようやくほうきに!
  この会場で吉田さんに編んでもらえてうれしいのです♪

galleryrらふとデッキ・ニッケ鎮守の杜
◆ 勢司恵美 10:00~10:45 『真竹のひご作り』
かっこいいですよー、職人技もくもくと。
  時々、にかっと面白いこと言ってくれますし。

男たちの仕事場・ニッケ鎮守の杜 おりひめ神社奥
◆ 服部謙二郎 11:00~16:00の間 随時 『織りなす響き』

_0026116

実はここに公開用ではなかったのですが、素敵なスケッチ送っていただいていました。

14328817_864489437017528_1943937558_n

おりひめ神社の周りの木立で、こんな光景が出現する予定。
ひめ、じゃないんですけど。
男たちの仕事場、なんですけど。

◆ 羽生直記  11:00~15:00の間 随時 『いちにちでひとつのフライパンづくり』

dsc_0342-536x800

wqimg_3877-533x800

一日かけて、ひとつのフライパンを作る工程を公開してくれます。
かぶりつきの方、きっと現れますね!

◆ 藤武秀幸  12:30~14:30の間 随時 『古い事務椅子を張替える』

%e5%bc%b5%e6%9b%bf%e3%81%88%e5%89%8d
張替前
%e5%bc%b5%e6%9b%bf%e3%81%88%e5%be%8c
張替後

椅子張り職人の技、今年も公開です。

*表記時間内にも一時休止の場合があります。
詳しくは該当ブースでお尋ねください。

%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97%e3%80%80%e8%8f%85%e5%8e%9f%e5%8d%9a%e4%b9%8b
director's voice | コメントをどうぞ

ワークショップのご案内

16歳以上対象のワークショップもございます。
(アトリエ倭さんは5歳から)
ちょこちょこっと作る、というよりは、
かなりがっつり!系のワークショップですので、
どちらも参加人数に限りがありますことをご了承くださいませ。
しっかり素材や技法、作家と触れ合っていただきたいと願っています。

どのワークショップも、開催30分前から実施のテントで申し込みを承ります。
(但し、人気の講座ですと30分前からお並びになる方もいらっしゃいます)

:::

木と遊ぶテント・コルトン広場
対象:5歳~大人

アトリエ倭 『風のイレモノ』
(対象:5歳~大人)
10:00~随時受付 定員各50名様 ¥1,100
最終受付16:00/定員に達し次第終了

yamatows

Workshop A テント・コルトン広場
対象:大人(16歳~)

Ohama 『 手縫いで作る革のコインケース』
10:30~12:30 定員各8名様 ¥ 3,000

b0142872_22531475

◆ Anima uni 『 レモンの花咲くブローチ』
13:30~15:00 定員各6名様 ¥3,800

lemonflowerbroochws01_880px

◆ 磯 敦子 『 綿の手紡ぎ』
15:30~16:30 定員各10名様 ¥1,200

img_0191

Workshop B テント・galleryらふと前
対象:大人(16歳~)

◆ 勢司恵美 『 ござ目編み籠を作る』
11:00~13:00 定員各8名様 ¥4,800

imgp7685-800x532

◆ 原 真紀 『 アロマのハンドケア』
13:30~14:30 定員各8名様 ¥1,000

img_8458-600x400

◆ 大野八生 『 庭の恵みのハーブリース』
15:00~16:30 定員各8名様 ¥2,000

IMG_5010-266x400

男たちの仕事場・ニッケ鎮守の杜 おりひめ神社奥
対象:大人(16歳~)
◆ 菅原博之 『 南京鉋で削る料理用のヘラ』
10:30~12:30 定員各5名様 ¥2,000

%e8%8f%85%e5%8e%9f%e5%8d%9a%e4%b9%8b%e3%80%80%e6%96%99%e7%90%86%e7%94%a8%e3%83%98%e3%83%a9

dav
director's voice | コメントをどうぞ

ワークショップ・素材の学校

今年もやってきました、「素材の学校」
お子様向けに継続しているワークショッププログラムです。
未来の作り手、よき使い手へ。
好評につき!今年は2クラス(2テント)に増えました。

対象:小学生以上のお子様
中学生未満のお子様は、必ず保護者同伴でのご参加をお願いいたします。
○お並びいただく場合は、お一人につきご参加もお一人分とさせていただきます。
(例:お母様1名につき、お子様1名)
○お申し込みは、それぞれ実施するテントで30分前から受け付けます。

:::
1組(テント1)
○ 革の時間
  TETOTE 『革のレモンチャーム』  
10:00~11:00 定員各15名様 ¥800

img_3835

○ 金属の時間
  Anima uni 『銅と真鍮の型押し小皿を作ろう』
11:30~12:30 定員各10名様 ¥1,000

ws2016forkids02_1000px

○ 綿の時間
  磯敦子 『綿の実を作ろう』
13:00~14:00 定員各10名様 ¥1,200

141016a-800x600

○ 竹の時間
  勢司恵美 『竹を切ってペン立てを作ろう』
14:30~15:30 定員各20名様 ¥800

2組(テント2)
○ 綿の時間
  磯 敦子 『綿の実を作ろう』
  10:30~11:30 定員各10名様 ¥1,200

○ 箒 の時間 
  吉田慎司 『ミニほうきを作ろう』
12:00~13:00 定員各5名様 ¥2,000

ws%e7%94%a8%e8%b1%86%e7%ae%92%e3%80%80-800x642

○ 木の時間
菅原わかこ 『鉄媒染で描く組立式の家』
13:30~14:30 定員各10名様 ¥1,000

dav

dav

○ 紙の時間
森 友見子 『再生紙で作るカラフルモビール』
15:00~16:00 定員各10名様 ¥1,500

_dsc6028-537x800

studio-fujino01
director's voice | 1件のコメント

studio fujinoさん(木工)

出展作家ご紹介のトリは、studio fujinoさんです。
神奈川県藤野町制作をされています。

Q
studio fujinoさんは「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?

A
2013年に出展させていただいた際には、
箱や花器など比較的小さな作品を出させて頂きましたが、
今回は家具を中心に持って行きたいと思っています。

展示会に家具を出す機会はほとんどないので、
初めての試みで楽しみです。

studio-fujino01

樹木特有の表情をこよなく愛するstudio fujinoの藤崎均さん。
日本の伝統的な技術と7年間を過ごしたミラノで培ったセンスを響かせて、
独自のものづくりをなさいます。

期間限定で開いている藤野町にある
藤崎さんのgallery&cafeで出会ったテーブル。
シンプルながら独特のライン、存在感に圧倒されて、
藤崎さんの作る家具の美しさを想いました。

今回はその家具が中心ということで、とても楽しみにしているのです。

Q
studio fujinoさんにとって「工房からの風」は、
どのような風でしょうか?

A
長年、木工に携わって来て、新しい道に促してくれる春風のような。

studio-fujino02

日本の建具、木工芸の基本を身に付けられた後、
2001年にイタリアに渡られ、ミラノに工房を構えた藤崎さん。
特注家具を製作する傍らエンツォ・マーリ氏をはじめとする
力のあるデザイナーたちのプロトタイプの製作も手がけてこられました。
デザインと技術ともに豊かな力をもつ藤崎さんに、
ますます新鮮な木工の世界を見せてほしいと思っています。

Q
studio fujinoさんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?


2007年に帰国する際に、移住地として選んだ藤野町。
多くの作家やアーティストが移住して来る町です。

2010年に合併して「藤野町」の名前はなくなってしまいました。
ちょうど、その少し前に屋号を考えていたタイミングだったので、
町の名前が残ると良いなとと、名前を拝借させていただいています。

今でも、旧藤野町では、多くの作家さんが元気に活動しています。

studio-fujino03

優秀なグラフィックデザイナーでもある裕子夫人とともに、
新たな地元となった旧藤野町での活動も精力的に展開する
studio fujinoさん。
これからの作家活動と共に、ギャラリーなどでの活動からも目が離せません。

studio fujinoさんの出展場所は、おりひめ神社の奥。
陶芸の瀬川辰馬さんの隣になります。

ホームページはこちらになります。
→ click

Processed with VSCO with g3 preset
director's voice | コメントをどうぞ

今野恵さん(フェルト)

2012年に出展くださったフェルトの今野恵さん。
二回目の工房からの風です。

(「工房からの風」を初めて知って、
このブログを読んでくださっている方もいらっしゃいますよね。

「工房からの風」では、出展作家が固まらないように、
そして、複数回の出展の時も新鮮な作品構成で臨んでいただけるように、
一度出ると最低二年は応募いただけないようになっているのです)

Q
今野恵さん、今回の「工房からの風」には、
どのような作品をお持ちくださいますか?

A
様々な羊種の天然色の羊毛を使い、
帽子・マフラー・ショールを主軸に
冬の装いに寄り添うアイテムを展示予定です。

マフラーとショールは布フェルトの技法で肌触りと柔らかさを、
帽子やバックは従来のフェルトの技法で作り、
強くたくましい生地に仕上げました。

くつろぎのひとときに温もりを添えてくれるラグやクッションも
従来のフェルトの技法でしっかりと密な生地に仕上げました。

細くしなやかな毛のメリノはマフラーやショールに、
山岳系や原種に近い羊はバックや敷物にと、
目的に合った羊毛を選び、
技法の選択により羊毛の個性が生きるように作っています。
ぜひお手に取って羊毛の個性を感じていただけましたら嬉しいです。

Processed with VSCO with m3 preset

限界フェルト。
今野恵さんの前回の作品はその名の通り、限界まで縮絨させた丈夫な丈夫なフェルト。
動物の息吹がダイレクトに感じられるようなフェルトの質感と、
それをモダンなセンスで統合させた独特の世界が印象的でした。

今回は、そこに幅が広がって、表情がぐんと柔らかく、華やいできました。
この二年間の制作の充実が感じられますね。

帽子や巻き物。
インテリアのもの。
ぜひお手に触れて、そのたっぷりとした素材感、
造形の素晴らしさを体感してみてくださいね。

Q
今野恵さんにとって「工房からの風」はどのような風でしょうか

A
実りの風。

今年2回目の出展となります。
4年ぶりの工房からの風です。

前回の出展の後、たくさんの「実り」が私の中に収穫されました。
制作と向き合う精神力、体力、
お立ち寄りいただいたお客様との出会いとご縁、
出展作家さんたちとの繋がり。
大切なものをたくさんいただきました。

そして、4年前の実りの展示から、
また再び土を耕し種まきして育て、
ゆっくりとじっくりと新しいアイデアを作品にしてきました。

今年も実りの風、吹きますように。

Processed with VSCO with m3 preset

ええ、ほんとうに広がっていかれましたね。
今回は、きっとより客観的に工房からの風を感じられて、
実りが豊かになるのでは。

ところで今野さん。
この私からの問いかけに、二通のメッセージをくださったのでした。
もう一つには、八風吹不動(はっぷう吹けども動じず)という禅語
について書かれてあって、とっても豊かなメッセージだったのですが、
こちらのほうを掲載くださいと。
どうしてなのかしら???
ブースでぜひお尋ねになってみてくださいね、八風吹不動。

Q
今野恵さんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてください。

A
結婚を機に夫の姓になり、活動名を今野恵にしました。
それまで続けてきたフェルト作家としての在り方を見直し、
第二ステージへ進む決意とともに屋号も「KONNO FELT WORKS」に。
羊毛の個性がわかる、堅実でシンプルなフェルトを作ろうと思い
屋号もわかりやすい名前にしました。

Processed with VSCO with g3 preset

羊毛の個性がわかる、堅実でシンプルなフェルト。

今野さんがそう思えば思うほど、今野さんらしさがふんわりにじみ出ていくようで。
矛盾しているようなことを書きましたが、
ほんとうの個性ってそういうものかもしれません。

今野恵さんの出展場所は、おりひめ神社の鳥居のふもと。

ホームページはこちらになります。
→ click

text sanae inagaki

%e8%a1%97%e3%81%ae%e7%81%af%e3%82%8a
director's voice | 1件のコメント

鈴木有紀子さん(ろうそく)

今回の最多出展作家?3回目の鈴木有紀子さん。
ろうそくの作家です。
静岡県富士市から出展くださいます。

Q
鈴木有紀子さんは、「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?

A
定番として作り続けている灯して造形を愉しむ灯り、
デザインを透けさせてコトバのないストーリーを楽しむような灯り、
これからの季節に愉しみたい仕掛けのある灯り、
を連れて行きます。

%e5%85%89%e3%81%ae%e6%95%99%e4%bc%9a

ろうそく。
私が渡航を重ねてきた北欧では、ろうそくのない暮らしは考えられません。
それは何も照度としての役割ではもちろんないのです。
ゆっくりと寛ぐとき、家族や友人と過ごす和やかな時間、
ろうそくを灯すことで、その時間が初めて色づいていくかのようです。
ちょうど花を飾る気持ちや、
おいしいものを食べたり飲んだりするような気持ちでしょうか。
どちらも消えものであります。

鈴木有紀子さんのろうそくは、灯すためのもの。
手作りろうそくは、灯していない状態のアート性を感じることが多いのですが、
鈴木さんのろうそくは、灯した時の美しを求めて作られています。

周りのろうと、芯のあたりのろう(wax)の
性質を変えることで溶ける速度を変えてみる。
そのことで浮かび上がる文様の影絵のような美しさ。
ゆらぐ炎の描き出す時間の豊かさを、ぜひ味わっていただきたいのです。

Q
鈴木有紀子さんにとって「工房からの風」は、どのような風でしょうか?

A
いつでも「工房からの風」をとりまく『風』は、
大らかで和やかな風だと感じていますが、
出展の扉が開かれてから両当日、
再び工房に戻り静けさに身を置いた時、
その後ふと思い出す時、その時々で
『風』は、細やかに表情が変わる経験もしました。

みたび。

その『風』はやはり大きくて、
見守られているような-そんな『風』の表情を感じています。

%e3%81%9f%e3%82%93%e3%81%bd%e3%81%bd%e3%81%ae%e7%b6%bf%e6%af%9b

鈴木さんのろうそくはお花のよう。
と先に記しましたが、贈り物としてもお花のようにお使いになるのをおすすめします。
お誕生日や新居のお祝いに祝花として。

また、お悔やみの時には白にうっすら文様の仕込まれたものを、
お忍びの品として。

上質なエッセンシャルオイルがかすかに香るのも、
鈴木さんのろうそくならではです。

Q
鈴木有紀子さんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?

A
下の名前の「有紀子」は、富士宮浅間大社で
幾つか戴いた候補の中から両親が選んだそうです。

一説には、当時とても素敵な俳優さんにこの漢字の方がいたからと。
(ミーハー。)

・・・

工房名の『kaltio . (カルティオ)』は、
ろうそくの文化が生活に馴染んだ国(フィンランド)の言葉が
素敵だったので名づけました。

kaltio.=湧き水のでる場所
独学で始めたこのものづくり、
いつでも灯りとの対話(考え方)やデザインが湧き水のように滾々と
鮮度・純度をもって心や頭、そして手に湧き出ますように
そんな願いを込めています。

・・・

そうそう余談ですが、私の名前を戴いた浅間大社の敷地内に
「湧玉池(わくたまいけ)」という富士山の湧水が
滾々と湧くそれはきれいな水の場所があります。

時折、誘われるように足を運ぶのですが、
この質問が投げかけられて返答しながら、
そういうコト(繋がっているような気持ち)か、
と妙に腑に落ちた気がしました。

%e5%ae%9a%e7%95%aa%e3%81%ae%e7%81%af%e3%82%8a%e7%be%a4

湧玉池とkaltio

運命的ですね。

131016a

こちらの画像は、先日galleryらふとでひらいた、
ろうそくの夕べのときのもの。
実際に灯したろうそくのある時間がどんなに心にあたたかいか、
ご体験いただきました。

工房からの風は日中ですのでなかなかそれを味わってはいただけませんが、
今回は少し光が差し込みにくい場所で実際に火を灯してもいただこうと思っています。
ニッケ鎮守の杜、galleryらふとの正面奥の方。
ぜひほっこり和んでみてくださいね。

鈴木有紀子さんのブログはこちらになります。
→ click

text sanae inagaki

121016b-799x599
director's voice | 2件のコメント

梅田かん子さん(陶磁)

2009年、今から7年前に出展くださった方が、
「工房からの風」に帰ってきてくださいました。
梅田かん子さん。
当時は小杉かん子さんというお名前でした。
その後ご結婚されて、二児の母となられての再登場!です。

Q
梅田かん子さんは「工房からの風」に、どのような作品をお持ちくださいますか?

A
白磁にいきものや植物を上絵付けで描いています。

7年前の初出展の時はロクロ成形のものが主だったのですが、
今回は「タタラ成形」という、
薄く伸ばして板状にした土を切り取り
成形する方法を主として制作しています。

「タタラ成形」では板状のものを組み立てる事になるので背が高く
くびれのあるものは作りにくいのですが、
試行錯誤の末、ピッチャーや徳利など
コロンとした形のものが作れる様になりました。

いきものと植物を描いたカップ&ソーサーや
水族館をモチーフに描いたピッチャーもタタラ成形で作っています。
最近ようやく自分の絵付けに合う形が作れる様になってきたと感じています。

121016c-600x800

かん子さんの絵付けは、一目見たら忘れられないような個性的なもの。
モチーフ自体が花鳥風月というよりは、生きとし生けるもの、といった感じで、
バッタやキリンなど通常器には描かれないものが登場します。
また、そのタッチが所謂愛らしいばかりではないところがぐっときます。

前回の出展以降、お客様から再登場のご期待もいただき、
工房からの風としてもお待ちしていたのですが、
作家からはそれ以降連絡が途絶え、
謎の?小杉かん子さんとして存在していたのでした。

その間、結婚、出産を経て、新たな人生を開きながら、
ご自身の制作の在り方との葛藤を重ねてこられたのでしょう。
7年ぶりに名字が変わっての応募用紙には、
進化した作品の写真に、静かな決意が綴られたものが添えてありました。

Q
梅田かん子さんにとって「工房からの風」は、どのような風でしょうか?

A
2回目の出展という事もあり、
前回の出展時には見えなっかた風が見えています。

まだまだ見えてない風も感じていて、
この先見えるのか見えないのか果たして見たいのか。
多くの事を考えさせてくれる風です。

今の私にとっては暴風。
吹き飛ばされない様に自分の足元を
しっかり確認しながらここまで取り組んできました。

121016a

富山県在住のかん子さんとは、準備期間、
お目にかかったのは二回でしたが、
電話やメールで何度も言葉を交わしました。

「自己ベストは更新したい」
かん子さんの言葉の中で印象的なフレーズです。
ふたりの幼い男の子との時間は、大変ながらも
愛おしくて過ぎていくのが惜しいばかりのことでしょう。
けれど、自分の作りたい、描きたいものがある。
そのふたつの想いに身をちぎられそうな中、
だからこそ、やるからには上を目指そう、
それこそが自分への、そして家族への本物の愛だと信じて。
かん子さんはこんなふうに思っていたのではないでしょうか。

今回、たたらでの立ちもの(皿ではなく高さのある器)への挑戦をはじめ、
一歩ずつ前進させた成果がまもなく庭にやってきますね。

Q
梅田かん子さんのお名前、あるいは工房名についての由来、
またはエピソードを教えてくださいますか?

A
7年前の初出展の時は「小杉かん子」という名で出展していました。
その後結婚、出産を機に「梅田かん子」と改めました。
旧姓のまま作家名として続けるという選択肢もあったのですが
「梅田かん子」に変える決断をしました。
決断なんて大袈裟な言葉かもしれませんが、
やはり独立してから8年間、
頑張って育ててきた名前を捨てる事に当時は抵抗がありました。

今は6歳と4歳の男の子を育てながらの制作で、
続けていくのは難しいと感じる時もあります。
そんな中でも作ることを続けさせてくれる主人に感謝しています。

「梅田かん子」は私一人の名前ではなくて、
支えてくれる主人や子供たちと共にある名前だと最近感じる様になりました。
今は家族と共に「梅田かん子」という名前を育てていきたいと思っています。

変わった名前のせいか「かん子さんは本名ですか?」
とよく聞かれるのですが、
実は「かん子」は作家名で本名ではありません。
なぜ「かん子」なのか?本名は??
気になられた方はぜひ「工房からの風」で
直接私に問いかけてみて下さい。
お答え致します!
ヒントは「かんは音読み」です。

121016b-799x599

作家名を家族とともにある名前だと想い抱けるひとの幸福。
かん子さんの描く器は幸福の器ですね。

『自分にとって、正直、当日の結果はたいして重要ではないんです。
当日まで、どんなふうに仕事に取り組めたか、
その過程こそが自分にとっての「工房からの風」なんです。』

ある日届いたメールにはこのように綴られてありました。
そう取り組める人の心の姿の眩しさと、
「工房からの風」が成熟してきた喜びを感じさせてもらったのでした。

と、いささか長くなりましたね。
かん子さん、7年も音信不通で、まったく素っ気ない?(笑)ようでしたが、
こうして再び2016年の工房からの風で共に仕事ができたことがうれしいのです。

梅田かん子さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入ってすぐのところ。
金属のRenさんや、とりもと硝子店さんと対面の緑の空間です。

ホームページはこちらになります。
→ click

text sanae inagaki