投稿者「director」のアーカイブ

庭日誌 | コメントする

甘い花

27日は夏のような光の中での一日庭作業でした。
草も伸びてきましたし、花がら摘みに、苗の植え付けに…と作業はたくさんあります。

午後は実験的なことも。
ボリジ、ルッコラ、パンジー、チェリーセージなどのエディブルフラワーの砂糖漬けを作りました。

ボリジの花摘み。

ふさふさ茂り始めたミントやレモンバームの葉も。

卵白を塗る方法もあるそうですが、今回は、大野さんアドバイスのもと、
りんご漬けブランデー(果実の香りがふわりと。)をひと塗りして砂糖をまぶします。

これで2〜3日乾燥させて冷蔵庫へ。
紅茶やサイダーに浮かべたり、ケーキに添えたり、ゼリーや寒天や…
鮮やかな花の色に心も踊り、
作業をしながらさまざまなアイディアが飛び交う時間でした。

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祝受賞

今日はビッグニュースが飛び込んできました。

国展の工芸部で、最高賞の国画賞を、
2011年出展作家の下地康子さん(URIZUN)が受賞されました。

沖縄ご出身で、大学卒業後は服飾メーカーの生地企画に入社され、
ずっと糸とともにある人生を歩んでこられた下地さん。
個人作家としての仕事を柱にして間もなく、「工房からの風」に出展くださいました。

心に広がる色合い、風合いを、
鍛え蓄えられた技術を使って布に織り上げる下地さんならではの布。
こつこつと積み上げてこられたその仕事が認められたこと、
この場からも、心から祝福したいと思います。
ますます、心に響く布、織り上げてくださることと思います。

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平成26年度日本民藝館展-新作工藝公募展-でも、
奨励賞を箒の吉田慎司さん(まちづくり山上)と、
ガラスの平岩愛子さん(glass studio Rainbow Leaf)が受賞されました。
吉田さんは2011年、平岩さんは2013年に工房からの風に出展くださいました。
風のあとも、日々続けられるお仕事に対して、
よき句読点となるような祝福が与えられたこと、
あらためてお祝い申し上げます。

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工房からの風は、美術工芸団体のどこ系?でもありませんし、
毎年一期一会のゆかりで集った、作り手たち50人程が共にひらく野外展です。
その50人はある響きあうものを持った方たちですが、
決して一色ではなく、さまざまな志や、方向性を持っています。
その違いを豊かにまといながら、出展後も制作をつづけ、時に立ち止まり、
熟していかれます。

受賞はひとつの価値観ではありますが、
作家にとっては、大きな励みになることと思います。
下地さん、吉田さん、平岩さん、おめでとうございました。
そして、賞にかかわらず、ますます作家の方々がよき仕事を深められるように、
私たちもこの場を耕していきたいと思うのでした。

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鎮守の杜から 2015年4月版

本日 4月24日付、読売新聞夕刊の大野八生さん連載『鎮守の杜から』。

「野草が彩る庭の風景」として、春の野草の広がる様子が紹介されています。
野の花を庭で楽しむためにはこまめな手入れがポイントです。
イラストは、春の野の花とともに支柱の役割や種類について。
ぜひご覧下さいませ。

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4/23 発酵暮らしごはんの会-春のお弁当 ご参加の皆様

発酵暮らしごはんの会-春のお弁当
ご参加ご予約の皆様へ

4月23日(木) 寺田聡美さんによるワークショップ
「発酵暮らしごはんの会-春のお弁当」は予定通りに開催いたします。

フェンネルふさふさ、らふとにてお待ちしております。

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二年後の桜のもとで

ソメイヨシノが葉桜になり、八重さくらが満開となりました。
急ぎ、開ききっていない蕾を探して収穫。
桜茶や、アイスクリーム作りのために、塩漬けに。
庭人さんが、笑顔で収穫くださいました。

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春の草花は駆け足で開いていきますね。
クロヌマタカトシさんの個展の最終日から早10日。
白い時間、と名付けられた時間に、さくら色の光がかぶさって、
今も心の中に残像が揺らぐようです。

yukihiromatsuoka さんがフィルムで撮られた写真を送ってくださいました。

明け放った天窓から、はなびらがひらひらと入り込む
年に数日だけの祝福の日。
その光の中で、スウェーデンのHasselbladを構えて、じっくり作品と向き合って撮ってくださいました。

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クロヌマさんの個展では、作品をお選びいただきました皆様、
すべて最終日まで展示をさせていただき、ありがとうございました。

今回、お選びいただける作品が早々に少なくなり、
後半お越しいただいた方には申し訳ないようでしたが、
それでも、うまく言えないのですが、申し訳ない、、を超えて、
ご満足いただいた実感がありました。
ご希望の作品をお渡しすることは叶いませんでしたが、
お越しいただき、ご覧いただいたことへの感謝の気持ちのほうが
ずっと大きく感じられたのです。

それは、お越しくださった方々と作家の何かが、この場で響き、結び合ったからなのだと、
10日経った今、ようやく言葉にすることができました。
この時間にかかわってくださった方々が、作家をまた次に進ませていくのだと思います。

二年後の桜の季節、
二年後のクロヌマさんの作品とこの場でお会いいただきます。
はなのもとでの出会い、再会、心待ちにしています。

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4/18 4月の花生けのブローチ ご参加の皆様

4月の花生けのブローチ-銀の月のポージーピンを作る
ご参加ご予約の皆様へ

4月18日(土) Anima uniさんによるワークショップ
「4月の花生けのブローチ-銀の月のポージーピンを作る」は予定通りに開催いたします。

八重桜ポンポン咲く、らふとにてお待ちしております。

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風の予感 vol.1

galleryらふとは催事期間のみ開廊しております。
次回催事は…

風の予感  vol.1
4/30(木)・5/1(金)・2(土)・3(日祝)
11:00〜18:00

2015年の「工房からの風」の出展者が決まりました。
その中から、4名の作家の作品をご覧いただきます。

zuca|革
千 sen|金属
yagate|木
ヤマジョウ|陶

○作者在廊日
zuca 4/30(木)
sen 4/30(木)
yagate 5/3(日祝)
yamajou 5/2(土)・3(日祝)

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白い時間 

「白い時間」
クロヌマタカトシ木彫展、終了しました。
お運びいただきました皆様、お心を寄せてくださいました皆様、
ありがとうございました。

〇作品をお選びいただきました皆様へのご案内〇
作品のお届けの準備を進めております。
お届けまで今しばらくお待ちくださいませ。

galleryらふと

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「手は顔の次に感情を表しますね」
クロヌマさんから興味深いお話を伺いました。
手紙を読む女性の手、腕を組む女性の手、花を摘む女性の手。
その心の動きは、見る方の心持により、
日々、違って感じることもあるかもしれません。

ご来場いただきました皆様には、
クロヌマさんの作品と対話するように、
作品のはなつ空気感も味わうように、
ゆっくりとじっくりと、ご覧いただいています。
ありがとうございます。

本日最終日となります。
皆様のお越しをお待ちしております。


桜、ほろろ。

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4月の花生けのブローチ – 銀の月のポージーピンを作る

来週末 4/18に開催、Anima uniさんのワークショップ
「4月の花生けのブローチ – 銀の月のポージーピンを作る」、
現在、第1回のみ余席がございます。

■4/18 (土) 「4月の花生けのブローチ – 銀の月のポージーピンを作る」
講師:Anima uni
第1回:10時半〜13時 → 受付終了しました
第2回:14時半〜17時 → 受付終了しました
定員 各回6名 会費 5500円

ポージーピンは
胸元に花を生けるためのブローチ。
昔からヨーロッパで愛されてきました。
春の庭を歩き、イメージを切り紙に映しとり
銀の月にローラーでプリントして作る
オリジナル紋様のポージーピンです。
お帰りは、胸元に4月の庭の草花を一輪挿して。
素材:銀と真鍮

今回のワークショップのためにAnimauniさんがデザインしてくださった、
スペシャルなブローチです。
素材として銀材を使っていただく貴重な会かと思います。
もちろん初心者の方もご参加いただけます。

庭は、ビオラパンジーやデイジー、ワイルドストロベリー、
わすれな草、ハーブなどが元気です。
4月の花を胸元にそっとさして。

ご参加ご希望の方は、お電話、
お問い合わせフォームよりお申込み承ります
https://www.nikke-cp.gr.jp/member/koubou.jsp
galleryらふと 047-370-2244

お申込み、お問い合わせ、お待ちしております。