-
アーカイブ
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年4月
-
メタ情報
投稿者「director」のアーカイブ
director's voice
コメントする
kegoya
久しぶりに「工房からの風」に戻ってきてくださいました。
山形県で籠編みをするkegoyaさんです。
Q1
今回の「工房からの風」には、どのような作品を出品しますか?
A1
あけびのつるやくるみの樹皮など山の材料のかごを作っていきます。
手提げから収納用の大きなかごまで、用途も色々なかごを作りました。
長年、ふと美しいと思っていた球根の形をかごにしてみたりと、
このタイミングで挑戦できたかごもあります。
藤棚のブースに吊り下げられるようなイルミネーションも新たに編んでみました。
シャンデリアをイメージしたかご細工にアレンジしています。
前回出展いただいて以来、すっかり籠編みのお仕事が忙しくなったkegoyaさん。
それでも、鶏を飼い、小麦を収穫し、お連れ合いの炭焼きや山菜取りの仕事も充実し、
今ではふたりのお子さんのおかあさんとなって、
日々の暮らしもますます豊かになりました。
そして籠編みへの情熱はますますふくらみ、
限られた時間の中でも、意欲的な制作を続けています。
球根の形の籠は、底のいくつものR(曲面)が
なんとも素朴な優雅さを醸し出しています。
また、シャンデリア!とは!!
kegoyaさんには脱帽です。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
前回、8年前になるのですが、
山形の木小屋をイメージした壁をブースに再現して
風や木漏れ日の中、作品もお客様もとても心地よさそうでした。
展示が決まった時は、
「またあの場所で展示ができる!」といううれしさで、
やってみたい展示イメージをあれこれ考えはじめてしまいました。
鎮守の杜は何でもない場所のようですが、
手入れをされたささやかで美しい場所に
工房村が2日間現れるというイメージがあります。
普遍的な場所だからこそ、
遠い異国にも通じてどこにでもなれる気がする、
作家にとってもあり難い展覧会だと思っています。
ありがとうございます。
二日間の工芸村。
まさにそのようなイメージで私たちもいます。
物語の中でのようなことが、確かに行われている。
そんな広がりの心を持つ人が集って、あの二日間が生まれるのですね。
Q3
あなたの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
工房のある山形県小国町は、
アルプスのような岩山と空が工房のすぐ裏に広がります。
下には畑や植えた花木や果樹、絵本のような世界が目前にありますが、
地元の人が夏の草刈や冬の雪囲いを何年もしてできた風景です。
何でもない美しい風景は高齢化で維持できなくなるかもしれないけど、
風景にかご細工をプラスして美しさや気持ち良さを感じて暮らすことで、
維持することにつながるかも、と思っています。
東京に生まれ育ったkegoyaさんが縁あって移り住んだ土地。
そこで出会ったおじいちゃんやおばあちゃんの素晴らしさに惹かれ、
根をおろして人生を編み続けていく中で、
この愛らしいくるみやあけびの籠も編まれていくんですね。
これからはkegoyaさんがそのすばらしさを継いで、
その姿に憧れる次の世代の方が現れていきますね、きっと。
kegoyaさんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜に入って右側すぐ。
藤棚の下にkegoyaさんの世界が広がります。
二日目だけになりますが、ワークショップの予定しています。
『あけびのペンスタンドを編む』
10/15(日)のみ 11:00〜12:00 定員6名様
14:00~15:00 定員6名様
(※ワークショップのお申込は、
開始30分前より開催ブースで行います。
ワークショップ専用のプリントを当日テントで配布します)
ホームページはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
高木剛さん
二回目の出展となる京都の高木剛さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
高木さんは「工房からの風」にどのような作品を出展くださいますか?
A1
薪窯と灯油窯で焼いた、粉引き、灰釉、三島、焼締などの器を出展します。
皿、鉢、注器、ふたもの、花の器など、暮らしの器を幅広くお持ちしたいと思います。
美しい画像ですねー。
焼き物っていいなぁ、という気持ちにあらためて立ち返らせてくれるような佇まい。
実際に触れるて、その風合いの確かさを味わいたいです。
Q2
高木さんは「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
とてもうれしかったです。
4年前に参加させていただいた経験をいかして、
より良い展示にしたいと思いました。
Q3
高木さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
とにかく自然がいっぱいの所です。
工房の前には小さな川が流れていて、
川のせせらぎを聞きながら制作できます。
裏山にはお茶の木があって今年は教わりながら青茶(烏龍茶)を作りました。
こちらに住んで10年程になりますが、
身近に自然の移ろいを感じながら生活できる事は
心を穏やかにしてくれて、とても気にいってます。
工房で感じられる風の音や匂い、光、草やけものたちの息吹き。
高木さんの作品には、それらがすうっと染みこんでいるのでしょうか。
工房からの風では、手仕事の庭の花壇のほとり。
棉やとろろ葵の花や実が揺れる空間にその作品がやってきます。
ホームページはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
阿部有希さん
陶芸作家もご紹介していきましょう。
愛知県から出展くださる阿部有希さんです。
Q1
阿部さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?
A1
土が自ら動いてつくり出す、形や質感、模様のおもしろさを大切に作陶しています。
白化粧を施し、白化粧土の罅(ヒビ)で模様を描いた花器やカップ、陶板。
土に土を押し付けて模様を描いたプレート。
少し低い温度で焼きしめた器に漆を施した菓子皿。
これらの技法を織り交ぜた装身具などなど。
ぜひ、直接手にとって、土が魅せる表情を感じていただけると嬉しいです。
端正なフォルムに、味わい深い風合いのある器。
盛ってみると懐深くいろいろ受け止めてくれるのは、
おはぎの画像からも感じられますね。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
背中を押す風が吹いてきた!
Q3
阿部さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
葦毛湿原に自生している白玉星草(シラタマホシクサ)
子供の頃から大好きな植物です。
細長い茎のてっぺんに、小さくて白くてギジギジした、
金平糖のような花がちょこんと咲きます。
東海地方の湿原など、一部地域にしか生息できません。
年々減少しているようなので、大切に見守っていきたいです。
白玉星草とは、なんて素敵な名前でしょう。
子どもの頃から阿部さんが親しんだというこの美しい花は絶滅危惧種になっているようです。
絶えることなく咲き続けてほしいですね。
育った地に構えた工房から生み出される阿部さんの果実のような陶器は、
ニッケ鎮守の杜レンガ道の近くにやってきます。
ホームページはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
田井将博さん
今回も器などを制作する素晴らしい作家が集まりました。
陶器、ガラス器、木の器・・・。
ガラスの田井将博さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
田井さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?
A1
去年の後半からちょっと真面目に制作に打ち込もうと少し作風を変えたので
今一番力を入れて作っている輪花のシリーズの器を中心に持っていく予定です。
器の縁に琥珀色のガラスを巻いたちょっとレトロで懐かしい感じの、
年中使ってもらえるような日常に取り入れやすい器です。
(と自負してるだけですが)
その他の物は会場でのお楽しみです。
私たちのサイトにある「#工房からの風」を括るところで、
新作を発見! → click
うっとり・・・。
すてきですねー。
Q2
田井さんは「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
届いた封筒を開けてみたとき一番に思ったのは、
千葉まで車か!マジか〜ちょっと遠いぞ運転していけるのか・・・です(笑)。
決まったときに思ったのは、
どんな作家さんたちと出会えるのだろうかという、わくわくドキドキです。
それと僕の器をどんな方が気に入って使ってくれるのだろうか、
もう既に使っていただいている方にも会場で
初めましてとお会いすることもあるかもしれませんし
これは楽しみで仕方ありません。
田井さんはすでに関東での展覧会で作品発表もされていますので、
使い手の方々との出会いも楽しみですね。
Q3
田井さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
僕は今工房のある場所がとても好きです。
そんなに田舎ではないのですが、表も裏も田んぼに囲まれています。
春になれば、土筆が生え5月頃には田植えも始まり家の近くでは蛍も観れます。
夏の終わりにはヒグラシが鳴き始め秋の夜には鈴虫の鳴き声が聞こえます。
香川県は暖かなとこなので雪はあまり降りませんが・・・。
工房の隣が中学校で朝夕は登下校の子供達が通り賑やかです。
4月は初々しい新入生が真新しい学生鞄を持って歩いてたりしてなんだかほのぼのとします。
自然からも人からも五感で季節を感じながら生活できるこの環境がここちよく大切なものです。
『工房のある場所がとても好きです』
このシンプルなフレーズがとても好きです!
いいですね、そのような環境の中で生み出される作品。
『これは頂き物のブロッコリー。旬のものもいただけますし。』
というキャプション付きで、この画像もくださいましたので、
共有しますね。
田井将博さんの出展場所は、手仕事の庭の花壇のほとり。
草花と光と美しいガラスが、今年ならではの光景を生み出すことでしょう。
ホームページはこちらです。
→ click
director's voice
コメントする
kielo*
ジャンルは素材の上から「布」としましたが、
装身具を制作するkielo*さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
kielo*さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?
A1
コットンの生地に、手刺繍でモチーフを表現したブローチを出品いたします。
日々の装いにさりげなく寄り添うようなブローチです。
今回は 「風」 をテーマに自然の中で感じる光と空気、
植物や鳥のモチーフを主に出品いたします。
刺繍図案は、日々の生活の中で感じたことをスケッチしてデザインをしています。
その時に感じた瞬間のイメージを大切にしたくて、文章にも残しています。
その文章は物語のようなもので作品にも添えています。
同系色での構成ですが、一点の中に細やかな手仕事が詰められていて、
奥行ある作品群ですね。
添えられる物語も楽しみです。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、 どのようなことを思いましたか?
A2
まずは、とても嬉しくて飛び上がりました。
本当に信じられない!という気持ちが大きかったです。
毎年、見る側として工房からの風に来場しては、なんて素敵なイベントなんだろう、、と
いつか自分も出展することを目標にしていました。
工房からの風には、不思議なパワーのようなものを毎年感じていました。
それは、さまざまな作家さん達の思いの強さ、
その集合体からそう感じていたのかもしれません。
今年は15周年の節目とお聞きして、
この場で他の作家さん達と一緒に出展できることを幸せに感じ、
多くの方に作品を見て頂けるように努めたいと思いました。
来場くださっていた方が、満を持して出展作家となる。
制作の時間、来場者として感じられた
さまざまな想いに励まされてこられたのではないでしょうか。
その実りとまもなく出会えますね。
Q3
あなたの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
千葉県我孫子市の自宅の一室を作業部屋にしています。
自宅から少し離れたのところに、手賀沼という水辺があります。
そこには沢山の野鳥が住んでいて、自然豊かな景色にいつもパワーをもらっています。
特に夕暮れの景色はキラキラと夕日に照らされた水辺が輝きを放ち、本当に素晴らしいです。
季節ごとに変わる植物や野鳥たちから、デザインのインスピレーションをもらうことも多くあります。
日々触れる風景が作品にはきっと反映されますね。
細やかな手仕事のブローチが並ぶのは、コルトン広場スペイン階段前です。
kielo*さんのインスタグラムはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
水野麻弥さん
しばらく木工作家からのメッセージが続きましたので、
別のジャンルから。
金工の水野麻弥さんからのメッセージをご紹介しましょう。
Q1
水野麻弥「工房からの風」に、どのような作品を出品しますか?
A1
動物をモチーフにしたジュエリーをメインに出品します。
シルバーの板を切り出して線を彫り、
ブローチやネックレスにしたものや、
それに石やパールを組み合わせた作品です。
ただ可愛らしいものではなく、動物の生きる力、
まっすぐで美しい姿を表現したいと思い、
一つ一つ制作しています。
動物モチーフのもの以外では、型を取り、
鋳造で制作した植物モチーフのネックレスやピアス、
石を使ったピンバッチやネックレスも出品する予定です。
動物の表情、石やパールの組み合わせ方、
水野さんならではの世界観、ぜひご覧ください。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、
水野さんはどのようなことを思いましたか?
A2
チャンスだと思いました。
今までのわたしの活動はギャラリーでの個展が中心だったので、
どうしても作品を見て下さる方の数が限られています。
もっと多くの人に実際に作品を見てもらうにはどうしたらいいかなぁ、、
と考えていたので「工房からの風」への出展はとっても良いチャンスだと思っています。
Q3
水野さんの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
都会でもなく、すごく田舎でもなく、天気が良くて自然災害が少ないところです。
わたしの工房は岡山駅や繁華街にわりと近い場所にあるのですが、
近くに川が流れていたりしてノンビリした空気が漂っています。
高校生まではとくに地元が好きではなかったけど、
県外にも住んでみて戻って来て、気づいたら居心地の良い場所になっていました。
一度離れてみるとその良さに気づくことって、ありますね。
この一文からも工房のある街の空気感が何となく伝わってきて、
自然体でいられる日々の中で、
これらの作品が生まれてくるんだなぁと感じられました。
水野麻弥さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
ゲートから入って左側に折れて花壇の近くです。
ブログはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
ラジオ出演
9月30日(土)と10月7日(土)の二週にわたり、
ラジオで「工房からの風」についてお話させていただきます。
おしゃべりラボ
しあわせSocial Design
→ click
ニッポン放送 朝 7:40~8:00
オンタイムではなくても、radiko のタイムフリーでもお聴きいただけると思います。
→ click
:::
パーソナリティーは、立教大学21世紀社会デザイン研究科の中村陽一教授
コメンテーターに、プロデューサーの残間里江子さん
そしてゲストの稲垣の3人でのお話を収録してきました。
ジョンレノンの直筆のスピリットボードがある広やかなスタジオの一隅での収録は、
とても貴重な経験となりました。
打ち合わせになかった不意打ちのような質問に、
ちょっとしどろもどろになったりしましたが
(編集でカットされていますように~)
ラジオのリスナーの方に「工房からの風」を
知っていただくきっかけになったり、
興味をもっていただけたらと思います。
お時間がありましたら、ぜひお聴きください。
director's voice
コメントする
Laboratory・oto
木工の技術を生かして、異素材と組み合わせた制作を展開する作家、
Laboratory ・oto。
フレッシュな作り手からのメッセージをご紹介いたしましょう。
Q1
「工房からの風」には、どのような作品を出品しますか?
A1
木材と樹脂素材を用いた、ピアスやブローチ等のアクセサリー、
ドライフラワー(茎の細いもの)専用の花器を出品します。
木工の技術を習得し、寄木細工も行いながら、
心の適う表現の方向にあった樹脂という素材。
出来合いのパーツではなく、
樹脂自体も試行錯誤を重ねながら
調合、制作を重ねてきた作者が創り出した作品群は、
とても新鮮な表情をしています。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A2
実はこういった大きなイベントに今まで応募した事が無かったので、
応募する1ヶ月前まで応募するか迷っていたんです。
応募締め切りまで2週間を切った頃に都内で展示した時に、
前年度の工房からの風を見に行った際、
現地でばったり遭遇した知り合いの方が見に来てくれて、
作品の作りとかを見て、応募しなよと薦めてくれたんです。
それで自分の気持ちも固まり、応募しようと決心しました。
工房からの風には、毎年行っていたので、
この展示会がどういう目的で行われているのか、
それは自分なりに現地で感じ・理解していたつもりなので、
その思いを応募用紙に書き、写真を同封してすぐに投函しました。
選考通知の封筒が届いた時は、厚みがあったのでもしやと思って開けると、
中には出展の詳細が入っていて素直に嬉しく思いました。
あの時背中を押してくれなかったら応募していなかったかもしれないです。
回りの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
初めての野外展が「工房からの風」というのは、きっといいと思います!
(そう思ってもらえるように企画していますから!!)
出会いの磁力を高めたい、と思っての運営なので、
本人がそう望めば、佳き出会いがじっくりと結ばれていくことと思います。
今まで、そうやってよき仕事、展開につなげた方がたくさんいらっしゃいますから。
もっとも、もちろん全員ではありませんね。
出たから必ず授かるものではなくって、自らが磨いていかねばなのですが。
あ、あたりまえでしたね(笑
Q3
「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
A3
私の作業場から5分ほど歩くと、見渡す限りの美しい田園風景が広がっています。
高い建物が一切無いので、夕方にはとても綺麗な夕焼けが見れます。
特に稲刈りの始まる少し前には夕日に照らされる稲穂と夕日が相まってとても綺麗です。
時より休憩がてらそれを見に行って、写真を撮ったりボーッとしたり。
幼少期から東京都内で過ごしていた事もあってか、
この環境に今とても魅力を感じています。
ものを作りながら親しんだ風景が心の中の大切な風景となっていく。
「工房からの風」での二日間も、
Laboratory ・otoさんの心の風景に重なっていきますように。
Laboratory ・otoさんの出展場所は、おりひめ神社鳥居の近く。
ホームページはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
田澤祐介さん
木にまつわる仕事で出展くださる作家は8名。
その中で複数回の出展者は2名いらっしゃいます。
「工房からの風」では、出展するとその後二年は応募がいただけません。
けれど、ぜひ、ふたたび、みたび、出展してほしいと願っています。
工藝の仕事は、ぱっと世に出る瞬発力よりも、
継続する力が大切だと思っています。
継続力って、瞬発力より地味ですものね。
でも、その地味なところを丁寧に行い、
ちゃんとそこに目を向けられるような
「工房からの風」でありたいと思っています。
と、いうことで、今回から、応募を二回方式にしたのでした。
継続中の作家は、作品展の予定も早く決まっていきますから。
一次は年内に来年度の出展を決定いたしますから、
複数回での出展をご検討の方、ぜひご検討くださいね。
(詳細は、今展終了後にこのブログに掲載します)
:::
と、複数回出展も歓迎!の記事が長くなってすみません。
確かな技術のある田澤祐介さんからのメッセージをご紹介します。
Q1
田澤さんは「工房からの風」に、どのような作品を出品くださいますか?
A1
私は木工をしていて、
最近は小物、特にうつわ関係の仕事が多いですが、
守備範囲としては道具や家具まで広く手掛けています。
今回は道具的な物を見て頂けたらと考えて、
木製の自在鉤とそこへ掛ける花器や、
分解可能なタオルラック、
A4サイズが納められる内箱付きの文箱や、
底板に彫りを施した角盆などを形にしたので、
そういった物を中心に見て頂けたらと思っています。
また、最近よく手掛けているうつわ関係も、
トレーや漆を塗った丸盆や鉢、それに片口などの酒器を用意したので、
そういった物も見て頂けたらと思っています。
凛とした美しい佇まいですね。
写真もとってもきれいで、周辺の空気が清らかになるような。
Q2
田澤さんは「工房からの風」への出展が決まった時、
どのようなことを思いましたか?
A2
今回が2回目の出展なのですが、
自分の中でついこの間と思っていた前回は、
2010年でもう7年も前になります。
1回目の時とはまた違う緊張感を感じながらの応募でしたので、
結果を聞いてかなりホッとしました。
というのも、前回、一緒だった仲間の何人かからは、
「2回目だからといってなかなか容易ではないよ、」
ということも聞いていたので。
1回目を踏まえた上で2回目としてどんなことが出来るのか?
という事を考えながら応募した結果として今回の出展が叶ったので、
今できる範囲で出来るだけを形にして、
それを見て頂けたらと思っています。
わ、そうだったんですね、すみません、、
というか、ありがとうございます。
出展経験のある方からの選考も毎回まっさらな気持ちで行います。
どのような進化があるのか、再度出展する意味がどこにあるのか、
そして、展覧会全体のバランスももちろん考えます。
同様なお仕事に感じられた場合は、
初めての応募の方にチャンスの扉を開きたいという想いもあります。
けれど、もし選考不通過の結果をお出ししても、
それはタイミングでのことが多いと思いますので、
ご縁が切れたように思われず、
機が熟した時にぜひあらためてご応募いただきたいと思います。
田澤さんは今回、機が熟されたんですね!
Q3
あなたの「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてください。
工房は神奈川県の海老名という所にあります。
ここ数年、
駅周辺は開発が進んでいて、
大きなショッピングセンターやマンションが出来ていますが、
工房の周りには田畑も残っています。
空気が澄んでいると、
その田畑と東名高速道路越しにみえる東丹沢の大山、
そしてその横に見える富士山が好きです。
富士山の方へ向かって落ちていく夕日を見たり、
富士山に雪が積もって増えていったり、
溶けて減っていく様子を見ながら季節を感じています。
田澤さんの工房名は「Think!Forest森想木工舎」。
富士山を仰ぐ海老名の工房で、
森を想いながらのものづくりが続けられていくのですね。
田澤祐介さんの出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
ホームページはこちらになります。
→ click
director's voice
コメントする
フレル
引き続き木工作家の方からのメッセージをご紹介します。
岡山県の最北東端、兵庫県・鳥取県に隣接する西粟倉村から出展くださる山田哲也さん。
フレル、という工房名で出展くださいます。
Q1
「工房からの風」にはどのような作品を出品しますか?
A1
木製のカトラリー、器を中心としたテーブルウェアを出品いたします。
日々の料理と、食卓に並ぶ他の器たちを下支えするような道具。
素材である「樹」と同様に、日々の生活に根を張り、常に使い手と共にあるものを
目指して制作した作品にふれていただければと思います。
Q2
「工房からの風」への出展が決まった時、どのようなことを思いましたか?
A1
作ることを「仕事」としている以上、作る機会を得ないことには作り続けることはできません。
今回、出展が決まったことで、新たに作る機会をいただけたことを素直に喜ぶことができました。
Q3
「工房」のある街の好きなものやところ、
自慢できること大切に思っていることひとつ教えてくださいますか。
A2
私が住んでいる岡山県西粟倉村は、人口約1,500人の小さな村です。
この中国山脈の山あいでは、ものづくりを生業とするために移り住む人、
この村で育ち大工や林業に携わる人など、高い技術を持った作り手が、
それぞれ刺激しあいながら、日々仕事をしています。
周囲にあるのは、山、川、田畑。
一見するとのんびりした田舎の風景ですが、作り手同士が刺激を与え合い、
時には共にもの作りを行う日常があるこの地は、より良いものを産み出す
ためにとても適した環境だと感じています。
「フレル」とは、山田さんとパートナーの西原貴美の仕事の名前。
西原さんは 「素晴らしい生産者さんたちの美味しい素材たちを、
野山を駆け回ってい た鹿や猪たちを、一番美味しいと思える形で、
心を込めて紹介していきます。」と、フレル食堂を西粟倉村に開いています。
山田さんが作り出す木の生活道具も、
手ごたえ豊かな日々の暮らしと共にあるものなのですね。
それはきっと静かで、躍動感があって、五感が喜ぶいきいきとした暮らしなのだと思います。
そして「フレル」も、前号の「nice things」に掲載されていましたね。
お手元にある方、ぜひご一読ください。
フレル の出展場所は、ニッケ鎮守の杜。
ゲートを入って右手の桜の木の下です。
ホームページはこちらになります。
→ click