2015年10月の記事一覧

「director’s voice」New

director's voice | コメントする

モニュメント周り

コルトン広場、モニュメント周りのテントのご紹介をします。

寺田本家日本酒

IMG_4416

寺田本家の自然酒、寺田聡美さんのお菓子などなど

トークイベント:発酵の話
両日11時~11時30分
寺田本家テントにて

カフェ ポステン(コーヒーなどドリンクと焼き菓子)

151015c

温かいドリンク
*秋風ブレンド
(コクとほどよい酸味のイベントオリジナルブレンド)
*ホットジンジャー
(自家製スパイスシロップのお湯割り)
*カフェラテ
(イタリアンローストの深みのあるコーヒーとミルク)

冷たいドリンク
*ポステンアイスコーヒー
(イタリアンローストの深いコクのコーヒー)
*アイスオレ
(アイスコーヒーとミルク)
*ジンジャーエール
(自家製スパイスシロップのソーダ割り)
*ハニートマトソーダ
(根本農園のトマト酢と土浦の蜂蜜とソーダ)
*りんごジュウス
(長沼りんご園の完熟りんごジュース)

n*cafe(ジャム・クッキー)

12065576_755547897924184_4882080740622150914_n

果樹、野菜農園をご実家が営む古和谷直美さんによるクッキーとジャム。
「ニッケ鎮守の杜・手仕事の庭」のタイム(ハーブ)も使っていただきました。
クッキー型は、「galleryらふと」をイメージに、
金属作家のAnima uniさんに制作いただいたもの。
健やかおいしいクッキー8種と6種のジャム。

6種のジャムのうち、梨(自家製)と林檎を使ったジャムは4種。
ジャムによって品種を使い分けた繊細なおいしさをどうぞ。

カナルファーム(野菜・ジャム)

151015d

初出展くださるのは、
流山市に代々続く大きな農家カナルファームさん。
中心になって展開されている跡継ぎの矢口優子さんは、
厚生省の農業女子プロジェクトのメンバーでもあります。

自家製ジャムと野菜での出展。
野菜は、当日の状況のお楽しみに~

:::

風セレクション

風人さん、ワークショップ作家さんの作品を厳選セレクトした販売テント。

出展作家は以下の皆さん。
1または2アイテムほどを出品します。

アトリエ倭 (木)
Anima uni (金属装身具)
磯敦子 (綿)
OLD TO NEW (金属)
勢司 恵美 (竹)
TETOTE(布・革・刺繍)
nomama (織)
橋本 晶子(すず竹)
吉田 慎司(箒)
加藤 キナ(革)
菅原 博之 (木)
森友見子(再生紙)
松塚 裕子 (陶)
(順不同 敬称略)
松塚裕子さんと加藤キナさんが中心となってご案内します。

:::

ワークショップいろいろ

素材の学校
→ click

IMG_1536

アトリエ倭 (木)
→ click

yamatoWS

nomama (織)
→ click

IMG_1188

橋本 晶子(すず竹)
→ click

20151011120228591

吉田 慎司(箒)
→ click

DSC_0157

制作公開いろいろ

加藤 キナ(革)
→ click

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
松塚 裕子 (陶)
→ click

IMG_0008

コルトン広場モニュメント周りは、
スペイン階段前テントとニッケ鎮守の杜をつなぐ空間。
健やかおいしいものと、ワークショップなどを伸びやかに展開しています。

director's voice | コメントする

トキニワカフェ

「ニッケ鎮守の杜」のお庭作りをしてくださる
「庭人さん」と力を合わせて開く、
年に一度のお庭のカフェ。
その名も「トキニワカフェ」です。

今年は、小腹にうれしいスィーツが復活しての新生トキニワカフェになります。
(場所も「galleryらふと」の手前脇に移動します)

営業時間  10:30 ~ (食べ物がなくなり次第)
食べ物と飲み物のセットのみの販売となります。

ドリンク

1.温かい紅茶 らふとハーブブレンド(レモングラス、ローズマリー、レモンバーベナ)
2.冷たい水出しほうじ茶(加賀棒茶)

フード

CORDUROY (コーデュロイ)
1. 自家製ココアクリームと愛媛産ブルーベリーの自家製ジャムのブリオッシュ
2. 5種の木の実のキャラメルタルティーヌらふとのローズマリーを添えて
3. じゃがいもを練りこんだフォカッチャチーズ&らふとのタイムをのせて
(10/17(土)は、1と3
10/81(日)は、2と3

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Pâtisserie MiA (パティスリーミア)
1. 栗かぼちゃのシフォンケーキ
地元産の栗かぼちゃを土鍋でじっくり蒸し焼きにしたものをピュレにしてふんだんに使用。
美しい秋の色合い。
膨張剤を使用せず、卵の力でしっとりふんわりと焼き上げています。
地元成田牧場さんのノンホモ低温殺菌牛乳はこくがありミルキー。
国産の米油を使用。

リンゴケイク (600x800)

2. りんごとナッツのケイク
酸味のある紅玉りんごと可愛いひめりんごをたっぷりと。
オーガニックのクルミやアーモンドの香ばしい秋の実りを感じる贅沢なバターケイク。
アルミニウムフリーのベーキングパウダーを使用。

らふと茶菓部
1. らふとミントと自家製夏ミカンピールのパウンドケーキ(鴨川の夏みかん)
2. 自家製栗の渋皮煮とクルミの黒糖パウンドケーキ(小布施の栗)

:::

庭園内のカフェ用いす席は数があまり多くありません。
よろしければ、トレーを持ってコルトン広場のカフェ用いすもご利用くださいませ。
尚、トレーは本部テント1,2,3でも回収いたしますので、
お戻しにご協力をお願いいたします。

director's voice | コメントする

庭の駅

「工房からの風」の会場一部は「ニッケ鎮守の杜」という空間です。
「手仕事の庭」という花壇と、空間全体の植栽を、
四季を通して、地元のボランティアの「庭人(にわびと)」さん、
ガーデナーでイラストレーターの大野八生さんと一緒に手入れをしています。

今年でちょうど10年!
促成栽培的なことをしてこなかったので、
最初の数年はなかなかさびしかった風景。
けれど、時と人の手に育まれてだいぶ熟してきました。
花壇に植わってる植物も、重層的になってきましたよ。

IMG_1814-400x300

読売新聞夕刊全国版に月一回連載中の
大野八生さんの「鎮守の杜から」。
これは、ちょうど昨年の10月分。
今のお庭も、しゅうめいぎく、ほととぎす、百日草、、、、咲いています。
当日は、大野さん直々に水切りしてくださった草花が、
出展作家のそれぞれのブースで、生き生きと作品とともにあると思います。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!

:::

庭の駅
道の駅、みたいな感じで、産直?販売テントです(笑

IMG_1794

お庭で採れた
mixシード(さまざまな蒔き用の種)
mixハーブ(お風呂用)
染色用コブナグサ
生花ブーケ
ドライラベンダー
実生の樹木で作ったボンサイいろいろ

IMG_1792

オリジナル物品として
手ぬぐい
トートバッグ
Tシャツ

IMG_3661

そして、大野八生さん、稲垣早苗の関連書籍を販売しています。

ブース担当は大野八生さんと庭人さん。
まさに産直!なのであります。

庭の駅ブースは、ニッケ鎮守の杜のちょうど真ん中あたり。
本部テント3のお隣です。

director's voice | コメントする

おりひめ神社奥と左側

おりひめ神社正面の左側から奥のゾーンです。
神聖な空気感の豊かなところです。

nibiさん 金属装身具

うだまさしさん 木工
sonorさん 革
服部謙二郎さん 染織

Mellow Glassさん ガラス
林志保さん 陶芸

服部さんとMellow Glassさんの間に
男の仕事場テントがあります。
(菅原博之さん、藤武秀幸さん)

director's voice | コメントする

おりひめ神社手前と右側

おりひめ神社と神宮社(お稲荷さん)の鳥居の手前と、
正面に立って右側の出展作家の方々

手前
大住潤さん 木彫
tass 遠藤能範さん 木工
tass 遠藤博子さん 染織

右側
千 senさん 金属
高見由香さん 染織
にしむらあきこさん 和紙造形 絵本
山田春美さん ガラス

にしむらさんと山田さんの間あたりに
ナカヤマサトシさん のインスタレーションもあります。

director's voice | コメントする

岩のゾーン(旧日本庭園)

galleryらふとの奥。
お社に向かって参道の左側は、昔々日本庭園に造られたところ。
岩が配置されたユニークな空間です。

ますみえりこさん 織
Honda Silk Worksさん 染織
matsuricaさん ガラス
SŌK ソークさん 陶磁
väliさん 金属・糸装身具

岩やさるすべり、椎の木などを生かして、
空間を作ってくださる方も。
ふんわり和やかな風の中に、キラリと新鮮な輝きが生まれそうなゾーンです。

director's voice | コメントする

手仕事の庭ゾーン

コルトン広場からニッケ鎮守の杜に入って左側のゾーンです。

Yukari Woo Kimura さん テキスタイル

李慶子さん ガラス
いにま陶房さん 陶芸

赤堀智美さん 陶芸
石塚悠さん ガラス

曽田伸子さん ガラス
大野七実さん 陶芸

morinosuさん 金属装身具
佐藤亜紀さん 染織

ヤマジョウさん 陶芸
OTA MOKKOさん 寄木

aeiさん 金属装身具
町田裕也さん 陶芸

なんとなく、近くの出展者を並べてご案内しますね。
順番に見ていただくと、当日の感じがそこはかと感じられるでしょうか?

このゾーンは、ほかに
本部テント3
庭の駅
ワークショップテントDとE
(大野八生さん、武井春香さん、OLD TO NEWさん)
ウッドデッキでの制作公開、トークイベント
(勢司恵美さん、赤木明登さん、稲垣早苗)
があります。

花壇では、藍や棉のほか、シュウメイギクが今年はとってもきれいです。
こぶな草も咲き出し、ホーリーバジルなどの花も揺れています。

director's voice | コメントする

梅と桜とアーモンドの木のゾーン

コルトン広場側からニッケ鎮守の杜に入って右側。
昨年までは、カフェだったエリアも含む緑のゾーンです。

大谷房子さん 染織
阿部春弥さん 陶芸
廣川温さん 陶芸
AC CRAFTさん 木工
ci.cafu metal workさん 金属
小林克久さん 木工
amさん 革

今年から展開するこのゾーン。
いつになく早く色づいた桜の木のふもとでもあるので、
紅葉黄葉がはらはらと舞っているかもしれませんね。

director's voice | コメントする

スペイン階段前ゾーン

出展作家をブース別にご紹介します。

まずは、コルトン広場スペイン階段前のテント
本八幡駅側(西)から

高部雄策さん ガラス
長谷川風子さん 陶芸

三上優司さん 津軽塗
富樫由紀子さん 染織
菅野あゆみさん 染織
増田周一さん 金属

大久保ハウス木工舎さん 木工
zucaさん 革
松尾剛さん 陶芸
fujiiikukoさん 装身具・オブジェ

牛尾範子さん 陶芸
三浦侑子さん ガラス

牛尾さん、三浦さんは、東側、モニュメント広場に面しています。

このゾーンには、広場de屋台という飲食テントもあります。
ニッケコルトンプラザ内の飲食テナントからの特設ブースです。

AGIO 三笠會館 [ホームページ]
カフェ ラ ミル [ホームページ]
銀座アスター [ホームページ]
クマリカレー [ホームページ]

AGIO 三笠會館 さんでは、「ニッケ鎮守の杜」のフェンネルを使ったフォカッチャも。
周辺には、ベンチテーブルもご用意しています。
おいしい時間で、ちょっと一息。
そして、またぐるぐる会場回ってくださいね。

director's voice | コメントする

小冊子 風の音

刷り上がりました。
「風の音」。

IMG_0683

16頁のささやかな冊子ですが、
寄稿者の方々のご協力の下、
宇佐美とふたりで編みました。

寄稿いただいた文章は頁順に、

器の力    赤木明登さん
考える速度  稲垣早苗

IMG_0689 (640x480)

紙はうたう  にしむらあきこさん
生命のかたち 大住潤さん
虫から布へ  本多さくらさん
景色     三上優司さん

IMG_0685 (640x480)

ことばの泉  加藤キナさん

果実を巡る布仕事
というタイトルで、武井春香さんの取材を。

IMG_0686

リレー連載の「工房のある町へ」は、
岩手県盛岡市と二戸町、一戸町への一泊二日の旅を、
すず竹細工の橋本晶子さんのガイドで。

ある日の庭日記は、大野八生さん

IMG_0687

らふと茶菓部のおいしいレシピは、
今年の「工房からの風」にちなんで、りんごを。
kegoyaさんの籠
李慶子さんのガラス器
大谷哲也さんの平鍋
曽田伸子さんのガラス器
に盛り付けた画像も掲載しています。

入手方法は、「工房からの風」当日。
本部テントでこの二日間に限り、無料で配布いたします。
規定数がなくなり次第終了となりますので、
ご来場の際には、お早目に本部テントでご入手ください!

:::

こちら、以前に登録いただいた方には昨日発送いたしました。
(登録は、現在受付いたしておりません。
尚、恐縮ですが、ご登録者様以外の発送は承っておりません。
申し訳ございませんがご了承くださいませ。)

:::

実は、4号から少し間が空いてしまいました。

次号、どんな風にしようかしら、、、と思ううちに、進まなくて。

情報誌的なものは、私たちがしなくっていいなぁと思い、
たとえば、あんぱん」のところでも書きましたが、
いい匂いだけふんわりさせるのは、もうできない。。。
という気持ちで。
(今までもいい匂いだけで編んだつもりはないのですが)

がっつり!したことがしたい。
と思いました。
そして、今回は、そこへの序曲?的な感じではありますが、
なんとか、ぎりぎり形になりました。

次のことを考える
そのためのメッセージも込めました。

皆さんにお手に取っていただけないかもですので、
私のあとがきだけ、以下に記しますね。
あとがきなのに、最初に読んでいただいて、変ですけれど。
ちょっと、長いのですが、よろしければ、お読みください。

:::

「輪島に代々住んでいる人は土の人と言って、
自分は三十年暮らしていても、今でも風の人と呼ばれますよ」
とは塗師の赤木さんの言葉。
土と風。象徴的な言葉。 

「工房からの風」という展覧会のタイトルは、
工房に流れる作家の想いが、
そのまま集まって来るようにと願って名付けた。

今の野外展になる前、屋内のホールで行った二十年前のこと。 

この野外展の原点を思うとき、
新しい作り手の仕事が世に出ていく場面を作りたい、
という情熱がありました。

作り手と使い手、作り手と綱ぎ手、そして作り手同士。
その出会いの磁力を高めることで、
そのようなことが叶うと信じたのです。 

その願いは少しずつ実ってきたかもしれません。
けれど今、裾野が広がり、その場で足踏みをしてはいないだろうか。
ここからどのように熟していくべきなのだろう。
工芸を巡って、そう感じている人はいないでしょうか。

次のことを考える。
そのことを「工房からの風」という場でも行いたいと思います。
そのために、出会いの場を重ね、感じ、考え、文章を綴りたいと思うのです。

四方に散る工房にそよぐ風の音の集いから、
その工房に根付きゆく土の声に耳を澄まし、
丹念に手繰り寄せることを。

ささやかなこの場からの呼びかけに、
共鳴のメッセージが届くことを願っています。

:::

風の人は、旅の人、とも言うそうですね。
5月、赤木さんと風人さんなど数名と一緒に
galleryらふとでお話しをしたとき、
風の人、土の人の話にもなりました。

時の速さに流されるばかりではなく、
考えを書くこと、読むこと、それについて語り合うことを、
もっとしようよ。
そんなことを思っています。

こうして、発信(発進)してしまいましたもの。
次のことを考える、こと、一緒にしたい!
とか、その活動気にしています!
という方、ぜひメッセージくださいね。
さっそく動いていきますよ。

メッセージは、こちらからもお待ちしています。
→ click

工房からの風
director 稲垣早苗 記